幽体離脱を通じて外界の惑星を旅行した人間の生存話
第十二話 UFO研究会
私たちはコーヒー事業に全力を注ぎ込むた。 市場への参入の成功可否によって、ヒドゥン・バレークラブの未来も変わってくるからだ。 そうした切実な気持ちで何月を目が回るほど忙しく過ごした結果、豆コーヒー業界の動向に慣れて事業を経営する要領もできた。 自信と余裕が生まれると、私たちは再びUFO研究会活動にも関心を傾けた。
「兄さん、今月にUFO研究会の定例会いるのを知って?」
「知っている。 今回の会合には必ず参加しようとしている。 允希にも、一緒に出席することを勧めなさい。」
幼い頃には倫理問題と人間関係を重視する家の伝統のために自然科学分野に対する好奇心を抑えることしかなかった。 その後、漢奎に会い、空と天体を眺める新しい目が生じ、地球を訪問する宇宙人についても関心を持つようになった。 きらめく星や銀河の間の黒い空間には数多くの惑星が潜んでいるはずだ。 もしかしたらとても近い所に地球に似た惑星があるかもしれない。 すべての仕事をさておいて、外界の惑星を探すことに没入したい気がする。
天文学を勉強する機会を持てなかった私は漢奎とUFO研究会を通じて知識と情報を得る。 新しい太陽系外惑星発見のニュースやインターネットに登場するUFO目撃談を接しながら間違いなく宇宙人が地球を訪問しているという確信を持つようになった。 ドキュメンタリーチャンネルの宇宙人の物語を視聴した後、UFO研究会に加入しており、ここに漢奎と允希まで抱きこんだ。 会員たちの中には科学者と専門家もいるが、私のように好奇心で参加した普通の人たちが多い。 会合では、非専門家が疎外感を感じないように十分な知識と最新の情報が提供され、討論内容も難しくない。
UFOと宇宙人の目撃談について科学者と政府が否認で一貫すると、人々は同好会活動を通じて、好奇心を解消しようとしている。 韓国UFO研究会では世界各地で目撃された未確認飛行物体を紹介し、国内で目撃談が出たら、会員が直接現場を訪問して真偽を判断する。
研究会では様々なテーマについて討論会を開催する。 古代宇宙人研究者たちの主張が載った記事や論文、地球文明の宇宙起源説、NASAで発表した宇宙探査情報などを中心に議論が行われる。 しばしば宇宙人を扱った映画を議論対象にしているところもある。
最近はUFO目撃談が減った代わりに、外界の惑星・シンドロームが起きている。 地球に似た太陽系外惑星を発見すれば、宇宙人の存在可能性もその分大きくなってUFOの宇宙起源説が弾力を受けることができる。 知的生命体が暮らすだけの太陽系外惑星を発見したというニュースはまだ聞こえない。 惑星は、自ら光を発しないために見つけることは難しい。 ゴルディロックスゾーンに入っている惑星は星から遠く離れていてもっと難しい。 しかし、外界の惑星観測に特化された宇宙望遠鏡が相次いで発射され、天文学界の関心も外界の惑星に集中されているので遠からず地球型惑星が発見されるのだ。
人類は数千年前から星を観測したが、外界の惑星は1990年代に入って初めて発見された。 我々の銀河系に3千億個以上の星が存在して惑星の数字はそれよりもさらに多くのものと推定されるが、2014年末までに発見された太陽系外惑星候補は約5千個に過ぎなかった。 彼らもほとんど自分の星にとても近い距離で空転する惑星であり、生命居住可能領域、つまりゴルディロックスゾーンに属する惑星はまだ発見されなかった。 この事実は、太陽系ととても近い場所にも多くの惑星が隠れているかも知れないという推論を可能にする。
太陽系だけを見ても、星一つを中心に八つの惑星、100個を越える衛星、そして数え切れないほど多くの小惑星が存在する。 銀河系にある全ての恒星系が太陽系のように多くの惑星と衛星を含めれば、全体の惑星と衛星数は莫大だろうし、そのうちで地球のように水や大気を持つ天体も少なくないだろう。 多くの人たちが空を観察することに没頭しているので、太陽系外惑星発見の速度はさらに加速化するはずだ。 天文学者たちには実に'宇宙は広くて、やるべきことは多い'という言葉が似合う。
「地球のように規模が大きい惑星を発見することがそんなに大変ですか?」
「星は光を放つから観測できるが、惑星は自ら光を出さないので発見することが難しいもんやね。」
「天文学は目を閉じれば一歩も進めないよね。」
「そうだ。 天文学は望遠鏡など多様な機器を使用するが、基本的には目と数学に依存する学問だよ。」
「人間は太陽系外惑星で宇宙船を送ることができるだろうか?」
「太陽に最も近い星が4.2光年ほど離れたケンタウルス座アルファ星だが、その星にいくつかの惑星が属しているか確認されなかった。 今の宇宙船でそこに到着するのに万年ぐらいかかるから宇宙船を送ることはできない。」
「ケンタウルスに宇宙人が存在する可能性があるかな?」
「ケンタウルス座アルファは 双星系だ。 そんな所に生命体が存在する可能性はとても小さい。」
「双星系?」
「二つの星が互いに回転する恒星系を意味する。 そこに属する惑星は二つの星の重力によって影響を受けるために公転軌道が楕円に近いという。」
「双星系の惑星にどうして生命体が存在することができないんか。」
「惑星が楕円形の軌道を回ることになると星で受けるエネルギー量が一定しできない。 星に接近する時は、気温がとても高くなって、遠くなると、氷点下数百度に落ちるだろう。 地球の夏の気温が摂氏100度以上に上がり、冬の気温が氷点下100度以下に下がれば、動植物が住むことができないだろ? 双星がそのような状況なので生命体が生きられないんだ。」
「宇宙人が住む惑星は必ず単独恒星系に属するという意味なんだ。」
「宇宙には二つ以上の星を含む恒星系が一つの星を含む恒星系よりはるかに多いという。 太陽系でも、最も大きな惑星である木星が今より100倍ほど大きかったら、星になったはずだよ。 そうだったら、太陽系も双星 系になっただろう。」
「木星が星になっていた場合、人間をはじめ地球生命体は存在できないという意味なのか。」
「木星が今より遥かに大きかったなら、太陽系の構造と惑星の条件が今と完全に変わっただろう。 地球の公転軌道と自然環境もいまと違うだろうし。」
「太陽系のような単独恒星系が少ないなら、地球型惑星も珍しいと見なければならない。」
「ネメシス仮説によると、太陽系も双星かも知れない。」
「ネメシス仮説はまた、何か?」
「太陽系の外側の軌道に沿って数百万年に一度ずつ太陽を回るネメシスという赤色矮星が存在するという仮説だよ。 確認されたのはないんだけど。」
「赤色矮星なら、死んだ星だが、それも太陽系惑星に影響を及ぼすだろうか?」
「今は遠い軌道を回っているから影響を与えないが、太陽に接近すれば、地球に大惨事をもたらすと主張する人たちがいて。ネメシス仮説を確認するため、赤外線を探知するWISE衛星が発射されたからいつかは確認されるものだ。」
双星系の中で10ないし20%だけが二つの星の大きさが似、ほとんどは大きな星と小さな別に構成されているという。 どの場合であれ、二つの星は中央点を基準としてお互いに回転する。 ネメシスが実在するならば、太陽系も双星だ。 そのネメシスが太陽系の中心にアプローチすれば、太陽系の一番の外で円形に回転するオールトの星雲に影響を及ぼすのだ。 この場合、オールトの星雲の中にある彗星が軌道を離脱、太陽に向かって突進して一部が地球に衝突すれば、すべての生命体が絶滅して地球が粉砕されことができる。
「UFO研究会のメンバーの中にも惑星を探査する者がいるか?」
「考古学者たちが遺物が入っている古代の墓を発見することを願うように天文家たちは新しい星と惑星を発見することを強く望んでいる。」
天体物理学者らは、今後、10億年が過ぎれば太陽が今より10%さらに熱くなって50億年後には太陽系自体が消滅するだろうと予測している。 とても遠い未来のことだが、人類は絶滅を避けることはできない。 しかし、今のように環境汚染や砂漠化が進行されれば、地球ははるかに早く人間が住むことができなくする索漠な天体に変わりかねない。 このために、人類は火星探査や地球型惑星発見に期待をかけているが、彼よりは、現在の地球環境を維持しようとする努力が切実に見られる。
地球型惑星の条件はとても厳しい。 生命体が存在するためには、水と炭化水素貨物、そして自己複製が可能なDNAが必要である。 科学者たちはドレイクの方程式をもとに知的生命体が存在できる惑星の数字を推定するのに銀河系だけで少なくとも数十から数百個に達すると予測する。 その中には電波を使用する外界の生命体がいるかも知れないという仮定の下で、外界の信号を受信するSETIプロジェクトが設置されたが、まだ成果を得られなかった。
地球がなんと絶妙な条件を備えているかどうかを考えると生命体が住む太陽系外惑星の数字は多くないはずだ。 天文学者たちは、生命体が生きられる宇宙空間を'ゴルディロックスゾーン'と呼ぶ。 ここに属する惑星は光と熱を発散する恒星からかなり離れて円形に空転するために適当な温度と水を維持することができる。 ゴルディロックスゾーンを逃れて星と近くなれば太陽系の水星と金星のように熱くなって水が蒸発してしまう。 反対に自分の星から遠く離れたらとても寒くて、生命体が生存できない。
木星と月も地球生命体を保護する役割をする。 巨大な木星は強力な重力を行使して小惑星と彗星が地球に衝突することを防ぎ、地球惑星の衛星として'相対的に'規模が大の月は地球が安定した状態で自転するように助ける。 科学者らは、月がなかったら、地球の自転軸が乱高下してとんでもない方向に倒れて、生命体が生き残れないだろうと主張する。
地球惑星に比べて相対的に規模が大きな月が適当な距離で地球を公転して生命維持ににやさしい環境を造成した独特な役割のため、一部の科学者と宇宙人研究家らは、月が人工で作られた巨大な機械衛星だと主張する。 これを裏付ける根拠として月の大きさと共に表面に見える小惑星衝突跡、月着陸船を落としたときの振動、古代記録などを挙げる。
月の大きさは太陽の400分の1に過ぎないが、地球から見ると太陽と同じ大きさだ。 それは皆既日食の瞬間太陽が月の後ろに隠れている姿から確認できる。 これは月が太陽より地球に400倍近いという意味だ。 これは本当に奇妙な偶然の一致だ。 そして宇宙船の残骸を落としたとき、地震計に現れた振動と月のクレーターがサイズに関係なく、深さが一定という事実を根拠に月の内部が空いていると主張する科学者たちもいる。
紀元前5世紀以前の記録や、聖書などには'月が存在する前に(before the moon)'という表現が出ている。 宇宙人研究者たちは、この記録とともに、月の構成物質が地球とは違うという事実を強調し、宇宙人がその天体を他の場所で作って地球の近くに移動させたと主張したりもする。 月の内部ががらんとしたとか、それが宇宙人が作った巨大な機械的衛星という主張については、常識的に納得し難い。 月に対する精密探査が再開されれば、そうした疑惑はすっきり解消されるのだ。
一方、地球の磁場は生命体を脅威する宇宙光線と輻射を防ぐ。 太陽系が我々の銀河の辺境に位置していることも適当な温度を維持するのに役立つ。 地球の自転速度は夜と昼の温度差を減らしてくれる。 自転速度が遅くなって夜が一ヶ月ほど続いて昼も同様に、一ヶ月ほど続いたら夜の気温がとても下がり、昼の気温はとてもアップするだろう。
このような要因が複合的に作用して、生命体が生きられる地球環境を作った。 宇宙にこのような惑星がまたあるか疑問がするほど、奇跡に近い条件だ。 したがって、地球と類似した条件を備えた惑星は珍しいと見なければならず、広大な宇宙で地球だけが生命体が存在する唯一の天体という主張も出かねない。
しかし、地球が最初から生命体が暮らすだけの条件をそなえたのではなく、現在の条件が永遠に維持されることもできない。 地球は40億年前にその大陸地殻が作られ、38億年前原核生物が出現し、22億年前に真核細胞が登場した。 そして5億4千万年前、カンブリア紀に多様な生命体が誕生したという。 何度の小惑星衝突により、生命の絶滅と進化が繰り返されており、今後10億年ぐらい経てば地球も生命体が生息できない天体に変わるものだ。
宇宙には、地球の初期条件を備えた惑星、現在の条件を備えた惑星、そして消滅期の条件を備えた惑星が多いだろう。 さらに、高度の能力を持った宇宙人たちはゴルディロックスゾーンに入っている天体を生命体が生きられる地球型惑星としてテラフォーミングする技術を持ったかもしれない。 このような点を考慮すれば、地球が唯一の生命親和的惑星という主張は説得力が落ちる。
1990年代に太陽系外惑星が初めて発見されて以来多くの惑星が発見されたが、人たちの関心は地球型惑星を見つけることだ。 2000年代に入りコロッ、ケプラー、TPFなど外界の惑星を探査するための衛星が発射され、天文学界の関心も外界の惑星に集中されているので間もなく地球に似た惑星や生命体が存在する天体が発見されるのだ。
科学者たちは今から6,600万年前、小惑星衝突でわずか24時間ぶりに地球生命体の75%が絶滅してこの時、恐竜が消えたと主張する。 それ以前に発生した何度目の絶滅事件も小惑星衝突に起因したのだ。 月面を見ると、多くの衝突跡が残っている。 地球も46億年前に生まれた後、無数の小惑星衝突を経験したはずですが、風と洪水の影響でその痕跡が消えた。
「終末論者たちは2012年に彗星が衝突し、地球が終末を迎えるだろうと信じた。 その予測は間違いであったが、毎日多くの隕石が落ちている。 このような傾向が続けば、かなり大きな隕石や小惑星が落ちた可能性もあるでしょうか。」
「隕石は小さな石のようなものだから危険ではないが、規模が大きな小惑星が地球に突進すれば、地球は大きく破壊されるのだ。 とても小さな小惑星とぶつかっても地球のすべての生命体が絶滅しことができる。」
1908年6月、シベリアのトングスカ上空で巨大な爆発が起きた。 その威力が広島原爆の1,000倍に達したという。 人が住んでいない地域であり、人命被害はなかったが、都市の近くだったとすれば、数百万人が死んだのだ。 わずか100年前のことなのにも人類はまだ原因を究明しできず、このため、UFOが衝突したという主張も登場した。
「晋州地方で発見された小さな隕石が数十億ウォンの呼び値がという記事を見た。 もし、貴金属を含有した彗星が落ちたら、とてつもない宝物を得られるようだ。」
「3,500万年前にロシアの東シベリア地域に小惑星が衝突して約100平方キロメートルのクレーターが生じ、そこに今後3000年間使用できる量のダイヤモンドが埋蔵されているという説もある。」
「ロシアは石油と天然ガス埋蔵量は膨大な資源富裕国だが、ダイヤモンドまで無尽蔵だね。」
「小惑星衝突は祝福ではなく災いだよ。 人間が絶滅した後、ダイヤモンドが殺到して出ても何の意味があるでしょう。」
確かにそうだ。 2013年2月、ウラル山脈近くに小さな隕石が落ちたことにもかかわらず、建物4,700棟が壊れ、1,200人の負傷者が発生したという。 これから百年以内に小惑星が地球と衝突し、人類が滅亡する可能性が万分のことくらいという主張が出たが、これは個人が自動車事故で死ぬ確率より小さいが、飛行機事故で死ぬ確率よりは大きい。
火星も、小惑星衝突によって大気と水が蒸発し、生命体が絶滅されたのか分からない。 火星には人工で作られたピラミッド構造物の痕跡があり、過去数百万年間、水が流れた証拠もある。 天文学者カール・セーガンは、ピラミッド構造物が火星で水が流れていた50万年前に天文学的素養が豊かだった知的生命体が作ったものと推測した。 カイロの旧地名が'火星'を意味するという事実は、火星文明がエジプトとシュメールの文明に影響を与えたという推理を裏付けている。
今は太陽系で地球にだけ生命体が住んでいるが、50万年くらい前には、火星の環境が今の地球と似たかもしれない。 文明がリードしていた火星人たちが、生存の危機に直面した場合、どのような選択をしたのか? 火星の生命体がほとんど絶滅する中で一部の火星人たちが隣接した地球に渡ってきた可能性がある。 もしかしたら現在の地球人のうちに火星人遺伝子を持つ人間が存在するかもしれない。
UFO研究会では時間旅行に関する議論も活発だ。 物理学者らは理論的に未来への旅行は可能だが、過去への旅行は不可能だと主張する。 光よりも速く移動する技術が開発されない限り、映画'バック・トゥ・ザ・フューチャー'で描写した方式の過去への旅行は不可能だという。 代わりに考古学者らは歴史の記録と古代遺物を通じ、祖先たちの生を追跡しているが、これは生きている過去ではなく、死んだ過去への旅行だ。
一方、人類が望遠鏡を通じて眺める他の天体の姿は現在の姿ではなく、過去の姿だ。 百光年離れた惑星を観測すれば、百年前のあの惑星の姿を見ることになって千光年離れた惑星を観測するなら、その惑星の千年前の姿を見るようになるのだ。 同様に宇宙人がまさにこの瞬間、地球を観測してあるのなら、彼らの目には石器時代の人の世、クレオパトラとシーザーが愛を分かち合う姿、または白頭山から火山が爆発する場面が見られるかもしれない。
宇宙人はいつから地球を探査したのだろうか。 荒唐無稽な推定だが、彼らの探査資料に数百、数千年前の地球と人の世の姿が含まれているかもしれない。 それが事実なら、我々はそんな資料を通じて過去の歴史を復元できることだ。 一方、転生した人々の中には前世を記憶する人々がいる。 彼らの記憶を通じて人間世界の過去史を復元することはできないかな?
「転生した人たちは大半が前世に地球で暮らしたと証言したが、もし他の惑星で生きた魂が地球に転生した事例もあるでしょうか。」
「それは神だけが知ることができるだろう。」
「私は、地球にあまり未練がない。 可能であれば、他の惑星に転生したい。 君も死んだ後私と共に、他の惑星でまた生まれてみよう。」
「私は今まで善終(well dying)を準備する人たちをたくさん会ったが、お兄さんのように転生まで考える人は初めて見た。」
UFO研究会で有眞の事例を聞かせながら転生した人の前世の記憶は過去への時間旅行と同じだという主張を提起したらどんな反応を見せるか気になる。 科学者らは現代物理学の理論で説明できない転生を排撃するのだ。 そして相対性理論を取り上げ、過去への時間旅行は不可能だと反論するのだ。 しかし、私たちの周辺には転生を証言する人が存在する。 UFO目撃談ほど転生事例も多い。
「今回のUFO研究会では、何かテーマを扱うかな?」
「いつものようにUFOが虚構か、ではないかという論争から開始するだろう。 UFO目撃談が多く報道されたが、会員たちの中には目撃者がめったにない。実は私たちもUFOを見たことがないじゃない。それで会員たちがUFOより太陽系外惑星の方に関心を変えているようだ。」
会員たちはほとんどUFOの宇宙起源説を信じ、間違いなく地球人より優越した知能を持った生命体が地球を訪問すると確信する。 宇宙人は地球を訪問するたびに、人間に正体を隠そうと努力することだ。 地球の追跡技術が発展すればするほど、彼らはさらに密かに機動しながら地球を探査することだ。 人間の観測から脱するため、今はナノ技術を活用するかもしれない。
多くの目撃談がいるにもかかわらず、具体的物証がないという理由で存在を否定することは正しくない。 それは魚をとらなかった漁師が'川には魚がない'と断定するのと同じだし、また スパイをつかむことなく情報機関が'敵国がスパイを送らなかった'と言い張るのと同じだ。
「会員たちにユジン(ユジン)の事例を聞かせて転生した人の前世を明らかにすることは過去への時間旅行と同じだと主張したらどのような反応を見せるだろうか。 彼らが同意するのか?」
「会員たちは、第3者の目撃談だけでもUFOと宇宙人の存在を信じる人たちだよ。 ユジン(ユジン)の事例を整理して発表すると、関心を見せて肯定的に受け入れるかどうかもしれない。」




