表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『紫陽花』

作者: 詩織

瑞々しかった新緑が濃さをまし


日ごと梅雨の色合いを帯びてくる


空の下


花開く紫陽花








わが家の白い紫陽花は



だんだんに桃色に変わります。




酸性なら 青色に


アルカリ性なら 桃色に





紫陽花の仲間の多くは


地味でごく小さい花の周りを


派手で大きな額が、


花に見せかけて囲む。





「だってね~ そのほうが


きれいだよ、ていうんよ


あの人が、」



「あの人?」






花言葉は



あなたの色に染まりたい♪







「だって♪」




「ん~?」




「あなたの好きなあたしでいたくって、」




「笑」




挿絵(By みてみん)




タネを虫に運ばせることを捨て


ヒトと暮らすことを選んだ花………


花の生き方も


ヒトの生き方も


それぞれということで。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点]  紫陽花。  なんとなく風情を感じます。  昔。  庭に挿し木をして育てたことがあります。  五年もすると大きくなりすぎて困ってしまいましたが……。  雨の煙る日。  塀越しに見える青い花…
[良い点] アジサイの花って、他の花とは違った、独特の風合いがあるよね。 瑞々しい厚紙のような感じ。 あれは、花ではなくて、がくだから、あんな風合いなのかな。 花を模しているなら、花びららしい質感に進…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ