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030.商店街

 着いた先は隣町の昔懐かしい商店街。この商店街には小さなリサイクルショップがあって、ここにはよく掘り出し物のゲームなんかがあるので私もここによく来る。かつ、ここはラブマジで火室ルートに入るとよくでてくるので生まれる前から知っている。だから目的もなんとなく分かる。もう一回言うが、火室は金持ちである。そのため、庶民の暮らしと言うものにたいへん興味を持っているので、火室にとってここはお気に入りスポットなのだ。が、

「一人で来るのが恥ずかしかったからって、いきなり家に押しかけてこないでください。」

「っう!!」

現在商店街をぶらりぶらり。

「それ以前に私の家よく分かりましたね。」

「グー○ルの地図検索で、月影先輩からもらった年賀状の住所を入力したら出てきた。」

マジか。グー○ル恐るべし。便利だけど変な人に家の位置ばれちゃったよ!

「ほれ。」

そんなことを考えていると、どら焼きが差し出された。この商店街にある和菓子屋さんのものだろう。私もこの商店街に来るときはいつも買う品だ。人間、やはり糖分である。受け取らないと文句を言われるのでおとなしく受け取っておく。まだ、出来立てのようで熱い。暑い夏に熱いどら焼き・・・・・、と思いながら一口かじる。美味しくて思わずほほが緩み、まあ一いいかぁと思ってしまった。

 食べ終わった後、今度は駄菓子屋で。先輩が1人で楽しそうなの私はただみ守ってるだけ(保護者か!!)。

 何かそれだけなのにもう夕方になってしまった。最後に私のリクエストでお素材屋さんによった。から揚げがお買いどくなので今日の夕飯はこれでいいかと思いお姉ちゃんに確認の電話をかける。

「もしもし、お姉ちゃん」

私のお姉ちゃんという言葉に先輩場一瞬顔を青ざめる。おねえちゃん、本当に恐れられてるんだなぁ。

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