とある国の物語~人物紹介~
「第二王子の回顧」より一年後の年齢設定になってます。
・サフィーディ=ガイラール=ルクアディーダ
ルクアディーダ王国国王。40歳。
金髪、緑眼のワイルド系美形。
奥さん、子供達大好き。
皇太子時代、下町に視察に行ったら奥さんに一目惚れした。
告白する→振られるを何度も繰り返している内に父王が崩御してしまい王位に付かなければいけなくなり、奥さんの意思を無視して王宮に攫ってきて反対する貴族達を蹴散らして結婚した。
皇太子時代に側妃を後宮に数人置いていた。
その内の一人に子供が出来たが、その側妃は出産後亡くなった。
側妃に愛情は一切ないが、子供は溺愛している。
・ソフィーリィナ=オウガフス=ルクアディーダ
ルクアディーダ王国王妃。38歳。
蒼髪、碧眼の美女。ただし黙っていれば。
下町生まれの下町育ち。
男ばかりの家庭で育ったため、喋りが荒い。
視察に来ていた皇太子に一目惚れされた挙句、プロポーズを断ったにも関わらず王宮に攫われた。
国王である夫を献身的に支える良き妻であり、母である。
王妃になった経緯を未だに根に持っているが、夫が嫌いなわけではなく、世間体を気にして離れようとしていただけで、夫の事は誰にも負けないくらい愛している、だって一目惚れしたのは自分もだから。
長男は自分が産んだ子ではないが、溺愛している。
下手すると自分の子達よりも手を掛けている。
それに対して何か言われると『初めの子だから当たり前』と言ってのける。
・ジューダス
ルクアディーダ王国第一王子。19歳
金髪、茶眼の美男子。母親似の優しい顔立ち。
国王と側妃との間に出来た子。
産まれてすぐに母親を亡くした為、王妃に育てられる。
10歳の誕生日に、母親と信じていた王妃から実の母親の話をされて自分の立場を理解する。
だが、顔も知らない実母よりも実子である、弟や妹達と分け隔てなく育ててくれた王妃を母親と思い慕っている。
王位継承権一位だが、すぐ下の弟の方が正妃の子なので王位を継ぐに相応しいと思っていた。
隣国の第一王女に一目惚れして、婿に行った。
既に一児の父親である。
・ロフィード
ルクアディーダ王国第二王子。13歳。
蒼髪、緑眼の父親似のワイルド系になる予定。
現在ルクアディーダ王国皇太子、縁談が後を絶たなくて困っている。
頭を使うよりは、体を動かしていたい。
かなり優秀ではあるが、机上の仕事が嫌いで逃亡癖があり王妃から未だに怒られている。
王妃が兄に甘いのを不満に思っており、それを口にした所『長男だから可愛がって当たり前、次男だからそこは我慢しろ』と言われた。
でも、基本分け隔てなく育ててくれている事は理解しているし、愛情が無いとは思っていない。
結構マザコン。
・フローディア
ルクアディーダ王国第一王女。9歳
金髪、碧眼の母親似で美女確定。
両親、兄弟大好きでいつもにこにこぽあぽあしている。
王妃がたまに作るお菓子が大好物で、お菓子を作る時はお手伝いをしている。
裁縫が得意で、妹や王妃に色々な小物を作ってはプレゼントするのが趣味。
たまにすぐ上の兄のほつれた服を王妃に気付かれないよう直していたりする。
・マリアンナ
ルクアディーダ王国第二王女。6歳。
蒼髪、碧眼の父親似で美女確定。
両親、兄弟大好きで姉に比べてしゃきしゃきしている。
二番目の兄同様、頭を使うよりは体を動かすタイプ。
料理、裁縫は苦手で乗馬や木登りが得意。
花が大好きで、王宮の温室で花を育るのが趣味。
育てた花は国王と王妃の執務室と姉の部屋に届けている。
良く脱走した兄と木の上で隠れんぼしたりしていて、王妃に怒られている。
・ラーシャルーラ
ルクアディーダ王国第三王女。1歳。
金髪、緑眼の母親似で美女確定。
両親、兄弟大好きで特にかあさまlove。
一番上の兄は生まれる前に隣国に行ってしまったので、兄と認識してるか怪しい。
歌を歌うのが好き。良くミニコンサートを開いている。
かあさまlove故によく脱走しては、王妃の仕事を中断させてしまうので乳母が困っている。
でも、王妃は気にしてない。
『仕事なんて、チビがいても出来るよ』と笑って膝に乗せたまま執務に励む。
その間、かなりご機嫌で大人しくしているいい子。