30話 冷蔵庫の悲劇
今まで休んでしまってて、すいませんでした。
2月から、また、活動を再開しますのでよろしくおねがいします。
「じゃあ、俺そろそろ帰るわ」
武器紹介をした後、今後についてどうするか話していた。ほとんどは、ケイとコウの喧嘩や、玲と敦の喧嘩で何もできなかった・・・
「じゃあ、また明日!」
「・・・・」
「・・・・」
しばしの沈黙。
「夕飯でも作るか」
「手伝う?」
「ご遠慮いたします」
玲に料理をやらせたら何をしでかすかわかったもんじゃない。昔、玲のカレーを食べて・・・あ、思い出したら吐き気と腹痛が・・・
「伊阿、顔色が悪いよ?」
「え?ああ、大丈夫、大丈夫。それより何食べたい?」
「伊阿が作るものだったら何でもいいよ!」
正直のところ、「何でもいい」って作る側にとって、結構大変なんだけどなぁ・・・
それにしても、玲のヤツ、ちゃんと野菜とってるのかな。
いっちょ、冷蔵庫の中を拝見させていただ・・・
バンッ!!
な、な、な、何か生えてた―――!!
キノコとかカビとかが冷蔵庫に・・・!あと、一瞬だったけど納豆らしきパックがモゾモゾ動いてた気が・・・
ヤ、ヤバイ!全身に変な汗と鳥肌が―――!
「「伊阿!?」
「玲!と、あ、敦!?」
玲と帰ったはずの敦があわてた様子でキッチンにやって来た。でも、今の俺はパニック、そんなことを聞く余裕もなかった。
「れ、冷蔵庫に、キノコとモゾモゾ動く何かが・・・!?」
「キノコ~?あと、何かって何だよ。とにかく、そんなもんが生えてるわけが・・・」
そう言って、冷蔵庫を開けた敦は静かに冷蔵庫を閉じ、逃げた俺のそばに来て・・・
「いやああああぁぁぁぁっ!!」
「何だ、キノコとカビとモゾモゾ君だけじゃん」
「玲!?『だけ』って言った?『だけ』って!あと、モゾモゾ君って何だよ!」
「いやああああぁぁぁぁっ!!」
「「うるさい!」」
確かに精神的大ダメージを受けただろうけどさ・・・
「さっきの話に戻るけど、3ヶ月前に比べたら。だって、中に・・・」
「ストップ!もうこれ以上言わないで!お願いだから」
その先の言葉を聞いたら、俺は今の敦状態になり、敦はもう・・・考えないでおこう。
「そんなに言うけど、敦、お前もどうせこんなもんだろ?」
「お前と一緒にすんな!家事全般は大得意だ!」
「えっ!?ウソ!以外・・・」
「おい、何だその目は!」
以外って言えば以外だよな~。不良って、部屋が物で散らかってて、汚くて、料理もできなくて、ダメダメなイメージしかないもん。
「じゃあ、敦は料理は得意なの?」
「中学のときの家庭科はすべて『5』!」
それは、すごい・・・
はっ!それならば、きっと・・・!
「敦君!食材を恵んでください!」
「は?」
「だ・か・ら、食材をくださいって、言ってるでしょ!肉とか魚とか野菜とか!」
「なんで!?」
「冷蔵庫の中に食べ物なんてあった?」
「ないな・・・!よし、今すぐ取ってくる!」
3分後
「はぁ、はぁ、はぁ・・・取ってきたぞ・・・!」
「うわー、早い、早い!」
「俺なら2分でいけた」
「おいゴラ!ここの廊下の長さをナメんなよ!」
確かに長い・・・
「疲れたでしょう?敦の分の夕飯も作っちゃうから、座ってて!」
「ワリーな」
「食料を恵んでくれたお礼だよ!」
食品売り場があるらしいけど、行くのめんどくさいし・・・
「伊阿の飯が食えるんだから、ありがたく思えよ」
「「もとはと言えば、お前のせいだよ!」」




