27話 敦の武器
部屋の中に入って、暇だったので、皆で武器紹介をすることにしました。
「あ、俺最後にしてもらっていいかな?たぶん1番時間かかるし・・・」
「伊阿ってそんなに持ってんのか?」
「まぁ、それなりに・・・」
あれ?武器って何個持ってれば普通なんだっけ?平均がわからなくなってきた・・・
平均がわからないのに、それなりとか言っちゃったよ・・・
「じゃあ、俺からでいいよな!」
「勝手にやってろ」
「お前は1人でしりとりでもしてろ」
「お前がやってろ」
「いや、お前が・・・」
「2人とも、五月蝿いよ?」
「「はい、ごめんなさい」」
まったく、どうしてこうすぐに喧嘩できるんだか・・・
「改めて・・・」
ネックレスの様な物は一瞬で人型になった。
「ナイフの『ナギ』だ」
「ナギ」と呼ばれた子は、金髪に赤のメッシュが入っており、赤色の目をし、そしてなにより主人に似ていて、いかにも不良っぽい女の子だった。
「オイ、敦!また喧嘩か?今度はいったいどこのどいつなんだ?」
「あ~、違う違う。今回は俺のダチに、お前を紹介するためだ」
「また」ってどういうこと!?どんだけ喧嘩してんの!生徒会の皆さんはなにやってんの!?
「ダチって・・・どうせお前、それパシリか何かだろ?」
どうせとか言われちゃってるんですけど・・・
「ん~どっちかって言うと俺のほうがパシリかもしんねー」
「「はぁ!?」」
「じゃあ、焼きそばパン買って来て。後、俺コーヒー牛乳派だから、コーヒー牛乳も買ってこいよ。あ、もちろんお前の金な」
「敦、ガードマンってパシリじゃないから!
玲も焼きそばパンなんて、自分で買って来なさい!」
「え~やだよ~。俺、焼きそばパン嫌いだし」
「じゃあ、なんで頼んだんだよ!」
「持ってきた焼きそばパンを敦の顔に投げつけてやろうかと・・・」
Sだ。ドSだよ、この子。
「えっと・・・まさかとは思うが、この母さん的なヤツのパシリなんかになったのか!?」
「あの、ナギちゃん?パシリじゃないからね。うん、本当にパシリじゃないから!大事だから2回言ったよ!」
こんな可愛い女の子にどんな教育をしたらこんな子になるんだか・・・
「コイツのガードマンをやるんだ。名前は伊阿!」
あの~、スルーですか?
「わ、わかった。お前が認める男なんだ。きっと、すごいヤツに違いない・・・と思う。」
あ、スルーですね。
「伊阿!見ての通り敦はバカだ。迷惑かけるとは思うが、見捨てないでほしい」
武器のほうがしっかりしてるな~。なんていうか、男勝りって感じ。
「こんなに可愛くてカッコいい女の子に頼まれちゃったら断れないよ。それに安心して?敦君の人柄は結構好きだよ。それに、お世話になるのは俺の方なんだし。
よろしくね!ナギちゃん!」
「伊阿!俺より敦の方が大事なの?」
「どっちも大事だよ!」
((無意識って恐ろしい・・・!))
玲と敦はそう思ったのであった。




