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20話 お馬鹿×2とおじい様

「もう名乗らなくてもいいと思うけど・・・でも、謝ってくれてありがとう!

俺は新堂伊阿。よろしく」

「新堂?新堂・・・しんどう・・し・・・ん・・どう・・・・まさか!」


あ、敦君でもやっぱり気付くよな~。不良=バカの方式は間違っていたか・・・


「Fクラスでも、流石にわかるか」


玲もやっぱりそう思うよね


「まさか、小学校のときに300円借りてた新堂か!?」


うわ――――――、ここに本物のバカがいるよ~。敦君って絶対風邪引かないと思う。


「アホか!?お前アホだろ!」

「玲、落ち着いて」


そうなるのもわかるけど、ひとまず落ち着こう。

そんでもって、『最強の新堂家』だって言わないでよー。流石にそんなバカな真似はしないよね!


「新堂家って言ったらあの最強の方の新堂家って普通思うだろ!」


え――――――!ここにもう1人バカがいたよ~。


「え?つまり・・・お前あの新堂家!?」

「あ・・・えっと・・・」


う~、どうしよう。玲が黙っとけば、このままスルーできたのに。こうなったら、本当のことを言った方がいいのかな?でも、幸せな学園ライフを送るには俺があの新堂家だって事を知ってる人は少ない方が断然いいし・・・それに敦君って口軽そうなんだよね。よし!ここは何とか誤魔化そう!運がいいのかわかんないけど、相手は敦君だ!いける!いける気がしてきた!桐夜さんとかが相手だと正直困ったけど、敦君なら大丈夫!!


「も~、やだな~敦君ったら~。俺があの新堂家に見え・・・」

「伊阿は、『この世でもっとも最強の一族』の1人だ」


今度は誰だよ!?てか、何で知ってるんだよ!?いったいどこのどいつだよ・・・って、あの恐-い顔の人は・・・まさか!!


「おじい様!?」

「げ!理事長!?」

「竜大さん!?」


3人ほぼ同時に言った。


「今、『おじい様』って言ったか?ま、まさか、伊阿のじーさん!?」


これはもう誤魔化し効かないよね。それより、どこから出てきたんだよ。あと、今頃だけど、ここどこだよ。


「う、あ、え?な、な、なんで?」

「バカには難しいか?あぁ?」


玲が最初に会ったときの敦君に見えるのは俺だけ?


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