8話 無駄なことでピンチ
今回は、結構短いですよ~
水月さんに手を振り終えると、今にも倒れそうなコウとケイがいた。
こ、こんな状態になるなんて・・・コウ、ケイ・・・・ごめん。
「うわっ!!コウとケイ、顔色悪すぎ!速く、部屋案内すっから!」
「「・・・・」」
俺は小さな声で言った。
「よく、がんばったね」
コウとケイは、半分気絶の状態で、うっすら笑った。そして、力尽きた・・・と、言っても、まだ少し意識はあるんだけどね!・・・たぶん。
でも、流石にこの状態で歩かせたら、しばらく、コウとケイが使えなくなるかも・・・そうだ!ピアス型にしよう!
「コウ、ケイ、ピアス型にするけどいい?」
「「・・・・お願い・・・し・・ます」」
俺は少しピアスの形を想像した。
コウとケイは、一瞬で、ピアスになった。
「コウとケイってアクセサリーにするとピアスだったんだ~」
「うん。『仲間の証』でアクセサリーを武器に着けさせるでしょ。その着けさせたアクセサリーを、武器がアクセサリーになるとき、自分も着けるようにしてる。なんか、一心同体って感じで結構気に入ってるんだ」
「お前等、本当に仲良いな~」
「ふふっ、ありがとう」
コウとケイのピアスを着けてっと・・・
「さっ!速く行くぞ!」
「うん!」
走ってエベレーターがある所まで行った。
「・・・・ああぁぁあ、長い!待つの嫌いっ!階段でいいか?」
「速ければ、どっちでもいいよ!」
そう言って、ものすごい速さで階段を上ってく。空君、こんなに長い階段をこの速さで上って、汗1つかいてない・・・すごい。ちょっと、頑張んないと、おいて行かれる!って、よく考えたら、結構どーでもいい事で頑張ってない?
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俺の部屋らしき所まで来た。カードキーの差込口がある。ここにカードキーを入れれば、いいらしい。俺はすぐにカードキーを入れた。すると、ガチャっと鍵が開く音がした。
「中、入るぞ!」
「う、うん!」
あれ?ルームメイトの人って誰なんだろう?今更だけど・・・
ドアを開けて、目の前にいたのは・・・キラキラな金髪、無駄に顔が整って、とてつもなく面倒臭そうな目・・・見覚えがありまくる姿・・・。もしかして、れ、れ・い?
前書きで言った通りみじかいですね~・・・・ごめんなさい。
次はもっと頑張ります!