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がん

いろんな転生アニメを見てきた。すごく楽しんでましたが、こういう設定があったらいいなと思うところがいくつある。


まずは転生前の経験があんまり活用されてない。人生の経験が貴重で、せっかく二回目生きるなら、もっと活用してほしいなと思ったりします。


そして、選択があんまりない。適性、職業、決まった道を歩むだけ、すごく楽でいいですが、今我々の世界との距離があんまりにも遠い魔法の世界。人類と動物の一番違うところがやはり選択と思いますので、色々悩む主人公で、もうちょっとこちらの世界と近い世界観を作りたい。


K-POP好きなので、転生前の主人公はアイドルです。良くあるのは普通のサラリーマンが天才、貴族に転生するが、その逆にします。


アイドルは奴隷に転生します。


こういうのはしょうがないですね、最初の設定は作家さんがやり放題なので、自分の道を示せるキャラクターに成長して欲しいです。


作曲を自学してますので、音楽理論を勉強してます。難しくて面白くない、いつもすぐやる気がなくなる。でも勉強する必要があるので、音楽理論をベースにした魔法システムを考えてます。これで自分の役にも立ちますし、理想はこの新しい魔法システムを理解した人は音楽理論も理解できると妄想してます。


メインスートリーがまだなくて、今はキャラクター、世界観、魔法システムを考えているところです。

某ファッションブランドの発表会。


「HIBI!HIBI!HIBI!」

ファンの歓声は、波のようだった。

HIBIはサングラスをかけたままガラス扉から出てきて、笑顔で手を振った。


カメラ、差し出されるスマートフォン、伸びる腕。

無数のフラッシュが絶え間なく光り、歓声に混じって記者の叫び声が飛ぶ。


「HIBI、左!お願いします!」

「HIBI、右です!」

「真ん中!真ん中!」


ボディガードが人混みをかき分け、HIBIを車へ押し込む。警備のラインが崩れ、興奮したファンがHIBIに押し寄せた。

会場は一気に混乱した。


ようやく車に乗り込むと、HIBIはサングラスを外した。外のフラッシュが消えたみたいに、顔からも光が引いて、残ったのは静けさだけだった。


独り言のように、彼は言った。

「また髪つかまれた……。次は跳ねてるほうを逆にしてもらおう。毎回同じとこ掴まれると、禿げそうだ」


マネージャーは笑うべきか迷った。


電話が鳴った。マネージャーが着信表示を見て――病院だと分かった瞬間、すぐに出た。

二、三秒聞いただけで顔色がさっと土気色になり、スマホをゆっくりHIBIに差し出した。


「この前の検査結果が出ました。悪性脳腫瘍です。」

「悪性脳腫瘍?」

「がんです。」

がん?

HIBIは思わず尋ねた。

「ツアーは、いつまで続けられますか?」


「末期です。今夜から入院してください」

ガン!


車は病院へ向かった。


HIBIは胸元の、少し黄ばんだ音叉のペンダントを指でなぞった。車内は異様なほど静かなのに、窓の向こうのファンの叫び声だけが、まだ耳の奥で鳴っている気がした。


彼は目を閉じた。


――ママ。ママ。


白い病床のそばで、幼いHIBIが、冷たくなった母の手を握っている。


ベッド脇のテーブルには一枚の当座小切手。

署名は――A. Masuki。

この作品は、3月中に4万字を書いてコンテストに応募するための挑戦です。

まだ詰め切れていない設定はたくさんありますが、とにかく勢いで書き進めます。

各話は短めで、テンポとフックを重視した構成です。

これは、今後書く予定の長編構想を“短尺で試す”ためのプロトタイプでもあります。

気軽にお付き合いください。

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