『日本改造計画外電』その拾漆<外国人>
今日のリモート会議参加者は、日本帝国総理、法務省事務次官、最高裁判所所長だ。
「挨拶は、不要です。報告なら受けています。よって、指示あるのみ。所長。」
「はっ。何なりとお申し付けください。総統閣下。」
「手緩い。」
「はっ。……しかし、十四歳と十二歳の日本人女性を強姦したクルド人には、懲役八年を言い渡しました。軽い処罰ではございません。総統閣下。」
「そいつは、回教徒です。ならば、相応しい罰があります。」
「そっ……それは、まさか……。」
「去勢しろ。それで、二度と性犯罪は、実行不可能。
更に、そいつに強姦される側の気持ちを叩き込め。
また、一部始終を録画し、内閣府のHPとSNSで公開。
実行に当たっては、男性受刑者を使え。
また、日本人のプライバシーは、保護。
参加した男性受刑者の減刑も併せて実施。」
「しかし……人権問題が、解決しておりません。総統閣下。」
「私は、『手緩い』と言いました。全て被害者と被害者家族の為。
そう言えば、『殺人ではないから無罪にしろ』。そんな発言をした女性がいましたね。その女は、即刻逮捕無期懲役とします。但し、労役の代わりに、男性受刑者の性欲処理を担当させなさい。私からの指示は、以上です。」
「はっ。『婦女暴行犯のクルド人は、去勢した上で、去勢作業の一部始終を録画。録画動画をインターネットで公開。獄中で、男性受刑者によって強姦させる事。また、”殺人ではないから無罪にしろ”と発言をした女性を無期懲役。労役の代わりに、男性受刑者の性欲処理を担当させる事。』
以上、復唱致しました。総統閣下。」
「次の指示が、今日最後となります。
イスラム教国に在住中の日本人全員に、緊急帰国命令。
更に、今後許可なくイスラム教国への渡航禁止。以上です。」
「はっ。『イスラム教国に在住中の日本人全員に、緊急帰国命令。更に、今後許可なくイスラム教国への渡航禁止。』以上、復唱致しました。総統閣下。」
「宜しい。外に質問はありませんね。…………内容ですので、会議終了です。」
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