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第三十七話:条件

お久しぶりです。投稿がこんなにも遅れてしまってすいません。それもこれもパソコンの野郎が壊れなければああぁぁ!!……そうですね。はい、言い訳です。

「で、具体的にどうするの?」


私たちは大広間で話していました。


「まあ、あの状態はそのうち治るだろう。だから、その後だ。そのあとアイツが暴走しないようにするにはどうしたら良い?」


「誰も傷つかない……じゃないですか?」


「そう、今回アイツがああなったのはシャルマージが人質に取られたからだ。アイツはそれが原因で暴走した。だからそうならないようにする。つまり簡単に言うと、俺たちが強くなる」

 

「そうね、リリッチは置いといて……確かに今のままじゃキリ君の足手まといね」


そのままガブリエル君とサリーちゃんは、どこかへ行ってしまいました。


………って私は?


私が2人が行った方へ行こうとすると、机の上に1枚のメモが置いてあるのを見つけました。そして、そのメモには


『お前はキリヤマの側にいてやれ』


と、それだけ書いてありました。


「そうですね…」


私は、ユウタ君の部屋に向かいました。






そして、数週間の月日が流れた。






「おはよう、リリア」


「おはようございます、ユウタ君」


あの暴走の後、リリアが一緒にいてくれていたおかげだろうか、僕は予想より遥かに早く普段通りに戻ることができた。

今も朝ごはんを普通に食べている。まあ、リリアに食べさせてもらってるのが普通って言えるか分からないけど……まあ、この時間はリリアがすごくいい顔してるから何も言えないよね


「姫様!ここにいますか!………って何やってるんですか!!?」


突然僕の部屋に乱入してきたシャンさんが叫んだ。


うん、そうだよね。こんなバカップル見たいな事してたらそりゃ驚くよね。しかもリリアってこの国のお姫様だし。


「早く離れて下さい!そしてキリヤ君は街へ早く!!」


「どうしたんですか?」


「カンテルガ軍が攻めてきました!国を落とされるほどの戦力ではないようですが、数が多すぎて今残っている兵だけでは一般魔族を守りきれません。だから1匹でも多くの戦力が必要なんです」


「分かりました。行こう、リリア」


そう言って僕はリリアの腕を掴んで駈け出した。が、速攻でシャンさんに止められた。


「って何で姫様を連れていくの!?」


「え?リリアと一体化ハーモナイズした方が一般魔族をたくさん助けれませんか?」


「何言ってんの!キリヤマ君は知らないと思うけど一体化ハーモナイズには副作用があるのよ!!」


「え?もう大丈夫ってリリアが言ってましたし、この前も大丈夫でしたよ?」


「え?えっえええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!」


シャンさんが突然叫び、物凄い勢いで後ずさりをした。そして、僕とリリアを交互に見ている。


え?何故?


「どうしたんですか?シャンさん?」


「どどどどうしたって」


驚きすぎて呂律が回らないシャンさんの代わりにリリアに聞こうとしたが、リリアも顔を真っ赤にしてブツブツ言っているだけで何も分からない。


「何で驚いているんですか?」


「えっと……その……言っていい?姫様」


「はい」


リリアが顔をさらに赤く染めて言う。


いや、本当に何なの?


「実はその副作用をなくすことができるんだけどね、その条件が……妖精フェアリー一体化ハーモナイズする相手に恋をしていることなの……しかもベタ惚れで」


自分で自分の顔が真っ赤になるのが分かる。顔が熱い。というか知らなかった。っていつから大丈夫だったっけ?


僕らはそのまま1分くらい硬直していた。

次回も投稿が遅れると思いますが、連載を休止したりはしませんし、最悪でも1ヶ月に一度は投稿しますのでよろしくお願いします。

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