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第二十話:最後の攻防

テストで忙しいので来週はたぶん投稿できません。テストが終われば2話投稿するつもりです。

「おや、逃げるのですか?見方を見捨てて」


「違う、2人は逃げてるんじゃない。巻き込まれないように避難しているんだ」


「ふふふ、では何故貴方は逃げないのですか?」


「逃げる?……何勘違いしてるの?巻き込むって…僕がだけど」


言い終わるのと同時に、地面を蹴りシルバートに殴りかかった。


「ふん」


シルバートが空気を圧縮、拡散し僕を吹き飛ばそうとするが寸前で風力操作ウィンドコントロールを使ってそれを避け、シルバートの顔面に思いっきりパンチを放った。


「っぐ!」


勢いをつけた一撃でシルバートが吹っ飛んだ。その隙に近くに大量に散らばった氷の刃を水に戻し、さらに空気中のありったけの水分も水に変え床にまいた。踝の辺りまで水が溜まった。自分の足元の水を氷に変え足場を確保し


「ぐっ、何を………する気だ」


ポケットの中から塩の入った袋を取り出し、中の塩をバラ撒いた。


「なぁに……ただの理科の実験さ」


目に黄色の浮かび上がらせ能力を電撃操作エレキコントロールに切り替え、電気を思いっきり水の中に流した。


「ぐあああああああああぁぁぁぁぁ!!!!!」


純粋な水は電気をあまり通さないが、塩を入れることで良く電気を通すようになる。

が、シルバートはすぐに再生してしまい、ダメージは全く残らなかった。


「はあ、はあ……それが、どうした」


「知ってる?水を電気分解すると、酸素と水素が出来るんだ」


目に赤い星を浮かび上がらせ火炎操作プロミネンスコントロールを発動し、右手を構えた。


「問題、酸素+水素+火=?」


「は?」


「正解は水と………激しい爆発だ!」


言葉と共に右手から発火させ、爆発を起こし、自分は能力で守った。


ブオオオオオオオォォォォォォォ


激しい轟音で鼓膜が破れるかと思ったけど、何とか大丈夫だった。


「アウトサイド」


唱えた瞬間一体化の時と同じ閃光が瞬き、隣にリリアが立っていた。


「終わった……んだね」


「はい、帰りましょう。みんなの所へ」


「うん」



「……本当に勝ったのか?あの…あのシルバートに」


「うん」


入口の戦いは、サリーとシード君が参戦した事によって勝敗が着いていた。


「ありえねえ……って言いてえけど………それを言ったらお前の存在もそうだしな」


シード君は笑っていた。



その後、シード君は僕らと一緒に行く事になり、サリーは勝手に来たため命令違反と言う事でクビ、というとこでサリーも一緒に行くことになった。


「で、何処へ行くんだ?」


「とりあえず、シャルマージ王国へ帰ります」


「そう、じゃあ行こうか」


僕らはシャルマージ王国へ歩き出した。

次回から新章です

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