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第十四話:結界と変わったキレ方をする近頃の若者

今回は何か………すいません。変な設定付け加えていしまいました。

集合場所に行くと斧やら鎌やら物騒な武器を持った人達……じゃなくて魔族たちがいた。数はざっと見て100人ほどだ。


「貴方がシャルマージさんの護衛の方ですか?」


「はい」


「では行きましょう」


隊長っぽい方が僕に確認をした後、僕らは出発した。



数キロ北に進むと、国境の結界についた。


「進軍部隊隊長ガーリス・ジャークです」


「防衛部隊第3部隊部隊長サリー・シルフィードです。事情は把握していますので今開門しています。ご武運を………って何でユウタ!?」


「僕もリリア救出に行くことになったんだ」


「えっ!…そう……なんだ………死なないでよ」


「うん…分かった」



ハース王国を出て、しばらく歩いて別の結界の所までやってき。多分、これがその前線基地の結界なんだろう。


「隊長さん、どうやってこれを壊すんですか?」


「地道に攻撃を加えていきます。これだけいれば1日あれば壊せます」


1日、その日数は僕にとって絶望的日数だった。


「え………そんなにも?じゃあ、その間にリリアが連れていかれたら?」


「……………」


「ど、どうにかならないんですか!!?」


「どうにもなりません!あんな規模の結界は普通は10日はかかるんです!!それを考えたら、1日なんて」


辺りを見回すと、結界の破壊をしていない人は寝たり遊んだりと、各々の時間を満喫している。その危機感の欠片も見えない態度に、僕は怒り心頭した。


「分かった、俺がやる」


「!?」


僕はキレると、一人称が俺になって口数が少なくなるという変わったキレ方をする。


「どけ」


結界を破壊しようとしている魔族たちを押しのけ、結界の少し前に立つ。

そして、持ってきていた柄と鞘を取り出し、鞘に柄を差し込んだ。電撃操作エレキコントロールを発動させ鞘の中に電気を溜める。


「なっ!何を!?」


「黙れ、気が散る」


驚きの声を適当に流して、電気を溜めるのに集中する。


「はあああああぁぁぁぁ!………超電磁斬!」


鞘に溜めた電気を、抜刀と掛け声共に前に放つ。

解き放たれた電撃は結界に衝突し、パリーンという音と共に結界を砕け散らせた。名前は半パクリだけど気にしない。


「これで、良いでしょ?」


「は………はい」


隊の方々は唖然としていた。

ちなみにこんなにも強力な電撃を放つことができたのは、さっきはブチ切れて感情が強くなっていたからだ。超能力は使用者の感情の強さに比例して強くなるので、さっきはあんな電撃が放てたと言う訳だ。


「突撃いいぃぃぃぃ!!」


隊長の一声で、唖然としてきた方々は次々と城の中へ突撃してい行った。


「さあ………行くぞ」

来週はテスト前で投稿できないので今回に2話投稿しておきます。

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