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第十三話(後編):決着

今回で『集え強者!第五回ビルド街王決定タッグバトル大会!!』は終わります。そして、新展開です。

ギュオオオオオオオオオオ

という爆音が轟き、ともすれば鼓膜が破れそうなほどだった。水晶の耐えれるダメージの限界を超え、水晶が割れた。それでもまだ残っていたダメージが全身を貫いた。


「っつ………痛い…」


地面を数メートル転がってようやく止まることができた。そして、そのまま立ち上がりシード君の水晶を確認する。あっちも立ち上がってこっちの水晶を確認しようとしていたのですぐに確認できた。


「引き分け!」


いつの間にかそこにいた審判が試合の結果を告げた。

そう引き分け、2人共水晶が割れていた。


「じゃあ、優勝はどっちに?」


「……俺達の負けで良い」


それだけ言い残し、シード君はその場を去って行った。ついでに子おっさんも。

と、いうことで僕達は『集え強者!第五回ビルド街王決定タッグバトル大会!!』に優勝した。



「………」


「………ねえ」


「なに?」


大会も終わったので僕らはまた町をブラブラしている。話題もないのでほぼ無言でだ。


「もう帰ろうか?」


「そうね……」


そろそろリリアも気がついた頃だろうと思い帰ることにした。



そして僕らはまたあの王城に戻ってきた。

何故か今は城が騒がしい。


「如何したの?」


サリーが通りがかった猫耳のメイド?さんに尋ねた。


「あっシルフィードさん!大変なんです!!」


「何があったのか説明して」


「シャルマージさんがさらわれました!」


「!」


そのメイド?さんが言うには、何故か突然王城の結界が消えてカンテルガ王国の兵が侵入してきてリリアをさらっていったらしい。


「結界はもう元に戻っているらしいです」


「で、今リリッチは何処にいるの?」


「国境付近にこの前作られた前線基地にいるという情報がはいっています」


「救出部隊は?」


「進軍部隊の部隊が奇襲と同時進行で救出に向かうそうです、シルフィドーさんは今日は臨時出勤扱いでもしもの敵襲に備えて北の守りを固めてください」


「分かった!」


人通り話を終えると、サリーは走って王城を出て行った。


「僕はどうしたら良い?」


「貴方様は……客人なので休んで構いませんが、よければ救出部隊に同行していただけけませんか?私たちは数で圧倒的に負けているので」


「分かった」


救出部隊は10分後に出発するらしい。僕は用意されていた自室に戻り、リュックの中から必要最低限の物だけ持ってさっきの猫耳さんに言われた集合場所に向かった。

今回は文字数少なかったですね、すいません。最近クラブの試合とかで忙しくて………すいません言い訳ですね。

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