第六話 「連鎖の破裂 肆」
炎治 「お前ら2人で..俺に勝てると思っているのか?」
水夜 「知らないのか?水は炎の...」
《水泡》
水夜 「弱点!!」
水夜はそういい水泡を放つ
炎治 「グッ!?」
水没に当たり炎が弱まる
炎治が距離を取ろうとするも...
琉生無 「逃がすか!!!真空波!!!!」
ドッ!!
放った真空波が炎治に激突する
炎治 「イッ!.....あァ!しゃらくせえ!!」
炎治は手の中に火炎を溜め
炎治 「ステージ3 獄炎」
ゴッ!ゴッ!ゴッ!...ボオオオオオオオ!!!!
地面から火の柱が舞い上がる
水夜 「マズ..!?」
ドッ!!
琉生無 「水夜!?!?」
水夜は獄炎をモロにくらい、気絶していた
炎治 「まあ、相性不利だし死んではねえと思うが、琉生無...だったか?お前が食らったらどうなるかな?」
琉生無 「クソっ...」
どうする?いまの距離じゃ真空波は届かないし...
炎治 「なにボーッとしてんだよ」
琉生無 「!?」
獄炎
ボオオオオオオオ!!!!
琉生無は間一髪で獄炎を回避する
琉生無 「危な!?」
炎治 「避ければいい...そう思ってるのか?」
琉生無 「え?」
炎治 「ステージ1 火炎...」
火炎?あれは拳に炎を纏うだけだろ?
炎治 「最大出力」
《ブラストバーン》
ボオオオオオオオ!!!!
炎治の手から大量の炎が出てくる
琉生無 「熱っ!?」
琉生無は慌てて後ろに下がる
炎治 「まだまだ終わらないぞ?ステージ2 無機物付与」
琉生無が持っていたスマホのアルミフレームが突如発火する
炎治 「無機物ってもな..酸素とか水には直接付与出来ねえんだ...」
琉生無 「ちょっ」
炎治 「俺は今、アルミフレームに炎を付与した、確かにその温度じゃあアルミは溶けねえ..だがな」
アルミフレームに付与された炎が服を伝い琉生無に引火する
炎治 「人間には熱いだろ?」
琉生無 「グアアアアアア!!!!!!」