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本能寺が変


 1582年6月21日明朝、京都本能寺にて。


「......おしっこ行きたい」


 織田信長は尿意で目が覚めた。


「うーん、昨日の酒宴ではっちゃけすぎたかなあ。いやあダメだね、年取るとすぐ漏れそうになっちゃう」


 ぶつぶつと尿意への文句を言いながら、灯台(ろうそく)を手に取って(トイレ)へ向かう。

 昨晩の酔いが覚めていないのか足取りはどこかおぼつかなかいものだった。


「かーわやー、かーわやー、かーわやーへいらっしゃーい」


 厠へ着いた信長は上機嫌に奇妙な歌を唄いながら、便器へと腰を下ろす。


「あ」


 その拍子に灯台を便器の中に落としてしまった。糞はそれはもうよく燃えた。


「殿様大変です!! 明智光秀が攻めて、っ!? え、燃えてる!?」


「......そうか、俺の命もここまでのようだな」


 1582年6月21日明朝、明智光秀が謀反を起こし織田信長がいる本能寺を襲撃。

 自らの死を察した信長は自ら寺に火を放った、と言われている。


 

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