第33話
グロい描写が多々あります。
表現が拙いので伝わるか分かりませんが(笑)
それでも大丈夫という方はどうぞご覧ください
瞳を真っ赤に染めたアルナはオーク達を殺す方法を思いついたのか、宿から外に出た。アルナが出て行った瞬間緊張がはち切れたかのようにドサッと皆が床に座り込んだ。
「はあはあ……ふうぅ~…………」
アメリアは経験した事の無い雰囲気に当てられ吐きそうになっていた。それはオルターもおばあさんも一緒だった。
「あれは、いや、アルナくんは本当に人間なのか……」
「アルナくんは人間であり人間ではない存在だよ。」
淡々と話す声の主はセリカだった。
「それはどういう……」
アメリアはその先が知りたかったがセリカは自分の唇に指をあてて静かにと言わんばかりにジェスチャーしながら言う。
「それは本人から聞くといいよ、王国の最高機密であり神の秘密の存在だから。」
そんなに大切な存在だったとは……
この場の全員が思った。
いきなりナニカが潰れる音が外からする。その音に気を失っていた人も起きる。全員が気を引き締め、頷き合うと近くの窓から外を見る。
「うっぷ……」
「おええ……ううっ……」
吐く者が続出している。見なければ良かったと後悔するのだった。
外には惨憺たる惨状が出来上がっていた。
首がないオークはまだいい方だ。肉塊になってなんだか分からなくなるほどグシャグシャになっているモノもあれば、挽肉のように斬られてあるモノ。
まさに血の海になっている。
その惨状の中を嬉々とした声を上げながら、地に流れる血を巻き上げ高速で移動しながら攻撃している者がいる。
「アハハハハっ、雑魚どもがあああ! 消え失せろおおお!」
アルナは[並列思考]を使って魔刀ミナカゲを30本を操る。右手には魔大剣ニーズヘッグ、左手には電磁加速砲。
遠くのオークにはミナカゲで首を刎ね、滅多切りにする。電磁加速砲を打ち込む。近くに寄ってきたオークにはニーズヘッグで首を刎ねる。
きれいな剣舞と1人で連携しているような姿は美しいはずなのに惨状が台無しにしている。ざっと500体倒し、いや切り刻んで粉々にした後、後続のオーク約1000体がやってくる。
「あれぇ? なんかでっかいのいるじゃん、切り刻むのが楽しみだなあっ!」
アルナはこんなの俺じゃないと思っているが何故かコントロール出来ていない気がするがあまり違和感はなかった。逆に快感さえ覚える、オーク達の怒りの声が悔恨や悲観の声に変わるのが快感なのだ。
1000体の中に50体のオーガジェネラルに50体のオーガキングがいたのだ。
「さあ、料理の時間だ。」
俺は静かに呟くを前方に向かって電磁加速砲を10連射する。後続に30本のミナカゲもゆく。10連発で直線状にいたオークを焼き殺す。その数なんと100体。
まあ無難かな、これ以上改変したら魔力消費が多くなっちゃうし。
たまに自我が返ってくる事もある。まあすぐに戻るけど。
「ひゃっはあああっ!」
無意識に使っている[身体強化]で約200メートルの距離を数秒で駆け抜ける。進路状にいるオークをニーズヘッグで斬って斬って斬りまくる。俺は返り血を浴びても気にせずにどんどん奥に突っ込んでいく。
今頃気づいたけど[自動回復]はHPだけじゃなくMP、魔力も意識していれば回復するらしく使う量よりも回復する量が多くて魔法が使いたい放題になっている。
「キングさん、こんにちわああ、あははっ」
アルナの身の丈はありそうな剣を横に薙いできたのでそれを腰を落として避けるとニーズヘッグでまず膝から下を斬り落とし俺と同じ目線にする。怒りの顔を向けるキングの脳天に電磁加速砲を構えゼロ距離で発射する。雄たけびをさえ上げられずに撃沈する。
「まず一体ね」
一体目の隣にいるオークに向かって次は、【全属性矢】を放つ。眼はもちろんの事、首に胸に腕に指に膝に10本ずつ撃ち込む。これだけやってもまだ生きているので俺はミナカゲを操り首を薙ぐ。
「はい、2体目。」
こんなことやっている間にミナカゲで器用にリズムを一定周期で刻みでやっていたら下位種は全滅していた。
まあ全部首飛ばして切り刻んで肉塊にしといたけどね
俺はこの後も色んな方法でオークキングやジェネラルを倒した。内容は控えておくとしよう。
「そろそろ飽きてきたかも……」
俺は右手をまだ残ってるオークキングやジェネラル達に向けて詠唱を開始する。ただ一言だけ。
「【範囲消去】」
オーク達の足元に魔法陣が広がる。 淡い光が魔法陣を照らしたかと思うと次の瞬間、オーク達は天に向かって放たれる黒煙に飲み込まれる。向かう先にはブラックホールのような空間が広がり黒煙に飲み込まれたオーク達はそのまま空中に放りだされブラックホールに入ると開いていた空間が閉じ辺り一面が静かになった。
殲滅が完了したタイミングで宿から全員がこっちに寄ってくる。俺もスイッチが切れたように殺気が落ち着いた。目の色も黒に戻っている。
俺は終わったよ~と手を上げようとしたが、視界がブレたと思ったら俺は地面に倒れていた。何やら騒ぐ声が聞こえるが、そこでプツンと意識が途切れた。
ここまで派手にやるつもりはなかったのですが……クリスマスなのに……
調子に乗り過ぎちゃいました。
あと短くてごめんなさい、次回は頑張ります。




