少しの希望
投稿のペースがとても遅くてごめんなさい。
未来が変化してから2日が経った。
僕の体力はもう限界に近づいていた。
ずっとなにも食べていないし走り続けているからだ。
それでも必死に未来を追い続けた。
(例え死んでもあいつをまもる。)
そう思いながら追い続ける、
未来がこちらをむいた。
未来の冷たい視線がとても痛い…。
何故あんなことをしたんだ。
何故私を…不幸にしたんだ!
そんなことを訴えかけているように思える。
ごめんね…未来…。
そんなことをおもいながら未来のむかう街の方へ歩いていった。
…。
未来の動きが止まった。
それと同時に地面が揺れ出した。
この世界も終わりに近づいているのかもしれない。
そう思ってるのを隠して未来を見る。
未来が何かを呟きはじめた。
『こ…の…世界……消…滅……。』
!?
僕は未来が昔言っていた言葉と正反対の言葉を言い出してとても驚いた。
けど無理はないだろう。
僕のせいで…そして…あの怪物から僕を守ったせいで未来はどれだけ傷ついたか…。
僕はとても後悔した。
あの時にあの石を壊さなければこんなことにはならなかった筈だと…。
もし僕が未来と出逢っていなかったら平凡な毎日をおくれていたかもしれない。
僕があのとき近づいてい無ければこんなことにならなかったと…。
僕ははやく未来を元に戻そうと必死だった。
あのときは…。
けど、今はどうだろうか。
今は未来を見ているだけでもう自分だけではとめられないと諦めているではないか…。
そんなことを思い、自己嫌悪するしかなかった。
僕が自己嫌悪している時も未来はなにかを呟いていた。
『夜空…くん……星輝…くん…たす…け……て…』
途切れ途切れではあるが、未来がそう呟いていた。
僕は現実に引き戻された。
(未来待っててね。必ず助けてやるからな。)
そう心の中で呟やく僕であった
『やめてぇ…辛い…うわぁぁぁ』
未来が突然叫び出した。
それと同時に爆発音が鳴り響く。
爆風で僕は飛んでいきそうになった。
慌ててその場にふんばる。
爆風がおさまりあわてて振り返るとそこには見たこともないような風景が広がっていた。
どうやら今の叫び声は未来が爆発物を発射したのであろう。
それをあの兵器のになってしまう前の未来が抑え込んでいたらしい。
どうやらまだ未来は完全には兵器になっていないようだ。
ならまだ助かるかも知れない。
微かな希望を胸に未来に抱きついた
「ど…け……邪魔を…するな!」
未来が僕を振り払った。
僕は遠くに飛ばされた。
とても痛かった。
痛がっている僕を眺めて未来は「ご…めん…」と呟く。
それとは豹変したように「お前…殺す…邪魔…許さない!」ときこえる。
「だめ!」「殺すんだ」「だめ!絶た…い」その声はまるで悪魔の様な声だった。
だめ!と止めてくれる未来を僕は守りたかった。
ごめんな…未来。
必ず助けるからな。
そう心で呟き、また歩き始めた。
ちょっと慌てて書いたので誤字などがあるかも知れません。
すみません




