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残酷兵器 終盤戦争   作者: みー
4/12

戦争の始まり

お久しぶりです。

今回は英語で書きたかった所を皆さんでも分かるようにカタカナで書かせていただきました。

読みにくかったらごめんなさい。

僕は彼女を抱きかかえて家に帰った。

母は仕事で帰ってくるのが遅く、父は少し前に他界してしまった。

だから彼女を連れて帰る場所には迷わなかった。


家につくと未来をベットの上におろした。

僕は泣きながら彼女の頭を撫でた。

ピクっ...。

未来の指が動いた。

ううっ...。

未来がまた苦しみはじめた。

ガチャ...ガチャン...。

ピー...。

未来の背中から羽のような物が生えてきた。

僕は唖然としていた。

(いつこのような体になるのか分からないんだ…)

そんなことが頭をよぎった。

苦しむ彼女を抱きしめた。

(ごめんな…)

何度もそう呟いた…

すると今まで苦しんでいた未来が泣きはじめた。

その涙は未来が機械のような体になってから初めてみた。

(まだ完全には機械にはなってないんだ。)

少しだけ安心した。


次の日、目覚めた未来を学校に連れていった。

学校に行く途中、昨日あった出来事を聞いてきたのだ。

僕は彼女に正直に話した。

すると彼女は泣きながら叫んだ。


「危ない!逃げて!」


僕は突然の事だったのですごく動揺していた。

そんなぼくを未来が抱きかかえた。

そして昨日みたいな羽を生やした。

間近で見る羽は綺麗な色でとてもととのっていた。

羽を伸ばし、羽ばたいた。

すごい勢いで上空に飛んでいく。

(昨日学校で見たのは未来だったのかもしれない)

そう思いながら周りを見渡した。

南の方角に火柱がみえる。

隣町で他国の軍が場所を占領しようと戦争を始めていたのだ。

それはとても理不尽な状況だった。

相手は軍隊で攻め込んでいるのに対し、隣町はほぼ戦闘経験のない人ばかりだったのだ。

けどふとした疑問が浮かんだ

上空に行かなければ火柱は見えなかったし音も聞こえなかった。

隣町まで500キロはゆうにこえている。

何故きずいたのか?

僕は疑問ばかり抱いていた。


未来は突然すごい勢いで隣町の方へ羽ばたいた。

隣町は人が逃げ回り、軍人はそんな人を無様に殺していた。

まるで歯が立たない様子だ。

未来は僕を隣町に1番近い灯台に降ろして急いで隣町へ向かった。



戦場に着くと未来は叫んだ。

『みんな!逃げて!ここは私に任せて。早く!』

町人は未来の指示に従った。


未来は軍人にいった。

「あなたは誰?」

軍人は日本語が分からないようだ。

何も言わずに未来に銃を向けてきた。

すると未来は体が透明になり、背中には羽と一緒に破壊兵器が出てきた。

軍人は未来に向かって叫ぶ

「アナタハダレ?

アナタハナニヲシニキタノ?」

未来は英語が苦手なのだ。

未来は

「何言ってるのか分からないなぁ…。」

とつぶやき、攻撃を始めた。

他の軍人達は未来を目の当たりにし、驚いていた。

「カノジョハダレダ?

カノジョガナゼココニイルンダ?

ミンナ! イソイデニゲルンダ!

カノジョハニンゲンジャナイ!

ハヤクニゲナイトミンナコロサレル!

ソコノカノジョ!コウゲキヲヤメテクレ!

オネガイダ!」


言葉の意味が分からない未来は攻撃を続ける。

軍人達は逃げていった。


戦争は終わった。

周りは焼き果てていた。

僕は未来の所へ走って向かった。


「未来!」


未来を見つけた。

僕は未来を抱きしめた。


「お疲れ様。大丈夫だった?怪我はない?」

僕が尋ねると彼女はこくりと頷いた。

「帰ろうか。」

そう告げて一緒に歩き出した。

すると彼女は倒れてしまった。

彼女の体はとても冷たくなっていた。


「未来!!」

僕は何度も彼女の名前を呼んだ。





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