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未来へ

僕は今自分がいるのが僕らの“未来”なのだと分かってから、希望が見えてきた。

僕が殺されたのも未来だったのなら。

未来があの箱の中に入っていたあの時から何らかの影響で“未来”に行っていたのならば、全てはどうにかなるかもしれない。

もし未来に行く方法があるのなら、過去に行く方法だってきっとみつかるはずだ。

いや、絶対見つかる。

未来がハンプティダンプティ達を飲み込んだあの時から移り変わったのかもしれない。

それとも、僕が未来に殺されたあの時か…？

分からないが、多分このふたつのうちのどちらかだろう。

もしそうならば、前者だったら暴れている未来の暴走をとめ、一体化させ、三体の怪物を倒せば、あの渦から抜け出せるかもしれない。

だが後者だとどうしようもない…

僕が未来の中で生きているというならば、もしかしたら生き返るすべはあるのかもしれない。

この狂った世界だったらありえるだろう。

もしそうならば…きっと未来も…