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検証"犯"は斜め上をイってる。  作者: 圧力ナベ
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6/6

1:スキル成長のあれやこれ。

次回はまた間隔開くと思います。

スキル強化の書を不要の長物と言った理由はスキルの成長システムにある。


実はこのスキル成長システム、職業によって早くに成長するスキルとなかなか成長しないスキルが変わってくる。


それこそMySyのような前衛職を例に挙げると。


メインで運用する武器のスキル、敵の攻撃を弾くための防具のスキル、あと長時間前線に立ち続けるための持久力スキルなんかはスキルレベルが上がりやすい分類になる。

しかし射撃武器のスキルや隠密行動のスキルはこのシステムで成長させようと思えば苦行かと思うほどにスキルレベルを上げにくい。


じゃあ、魔使役者(俺の職)はどうなっているのかというと……


『ほぼ全てのスキルの成長速度が平均的、ごく一部のスキルのみ僅かに成長しやすい』


という、手抜きを疑われかねない程の特徴の無さである。




理論上(・・・)、全てのスキルを高水準にする事で強くなれなくもない職ではあるけどな……」

小切手を使用し(ちぎり)つつ、街の北門(・・・・)に向かって歩みを進めていく。




スキルについてはそこまで行くのにどれだけ手間が掛かるの?と聞かれたら全力で目を逸らすぞ、俺は。


たった一つのスキルをスキル強化の書を使い始める目安になる50Lvに乗せることすら『平均的』や『僅かに成長しやすい』程度の成長速度ではそれなりに苦痛を伴う作業と化すのだ。


何故こんなにも特徴のない成長速度に設定されているのかと言えば、魔使役者(テイマー)という職の唯一無二の特性である『絆を結んだ"従魔"と呼ばれる魔物(相棒)を呼び出して、パーティを組むことが出来る』システムが絡んでくる。




「前衛職寄りと後衛職寄り、二種類の魔使役者(テイマー)を用意すりゃいいだけだと思うんだがな……」

ま、運営サイドの事なんて知りようも無いんだけどな!




絆を結ぶ事で呼び出せる従魔は主にダンジョンのボスを除いた、ほぼ全ての通常湧き(ポップ)するモンスター(魔物)が対象となっている。

そして絆を結べるかどうかはプレイヤーの行動1割運9割、要は"相棒を任意に選べることはまず無い"って事になる。




いや、それでも気の遠くなるような試行回数(さぎょう)を経て特定の種族を相棒にするプレイヤーがいないわけではなかったけど……俺には無理。


5桁からカウントする事を辞めたとか言ってたし。

近接武器別スキル成長速度トップ職業


片手剣:舞剣士(ダンサブルフェンサー)

両手剣:重撃騎士(ストライクナイト)

短剣:首狩人(ネックチョッパー)

斧・大斧:狂戦士(バーサーカー)

鎌:農兵(ファームソルジャー)

大鎌:処刑人(ジャッジメント)

棒・棍棒:聖堂騎士(ホーリーナイト)

格闘(及びこのカテゴリに準ずる装備):拳聖(グランドフィスト)


※一部紹介出来ていない近接武器も存在しています(杖、本、爪、牙、etc……)が、成長速度トップとなる職業が判明していないため、ここでは紹介を省かせていただきます。随時情報提供をお待ちしております。



弐場wikiより抜粋

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