1:アイテムを一度整理する。
酷評にびくつきながら深夜投稿。
一頻り雑談して納得したのかMySyは近場で経験値稼ぎをすることにしたようで、そうと決まれば善は急げと装備を整えて街の東門へ向けて走っていった。
ちなみに初心者向けフィールドは南門から出てすぐの街道に沿った見晴らしのいい草原である。
東側はその次くらいの手強さだったはずだから……アイテムは武器あたりの引き続きをしてるんだろうな。妥当なチョイス。
そう言えば自分も引き継いだアイテムの整理がまだだったと思い至り、メニューから保有アイテムの項目を選ぶ。
開いたウィンドウには横に5、縦に3枠の保有枠があって種類毎に1枠を使う。1枠のストック数はアイテムの種類による。
例えば……
「1Ms小切手と1Ks小切手が引き継げるのはどうなんだ……まぁ利用者少なかったからなぁ」
小切手、という使用することでゲーム内通貨を得るこのアイテムのストック上限は999。手元にはそれが24枚と965枚……つまり24,965,000シルバーが既に手に入っているような状態。
あ、開始時にも5,000シルバーあったんだったわ。
「それと……相当迷ったけどやっぱりこれは便利だもんなぁ」
引き続きアイテムの中で残った1枠、何を持ち込むか相当に考えた結果……ベルトポーチ(大)を取ることにした。
こいつがまた便利な代物……まぁ、βテスターでもこいつを持っていたのは数える程なんだけど……装備欄に3つ用意されている『インベントリ追加』枠の1枠に装備することで通常の保有枠とは別に保有アイテムが用意される。
ちなみにこいつの使える枠は横5、縦6の30枠と最初に用意されている枠の倍である。
……まぁこいつについている『追加機能』無視してもいいならばそれこそ追加インベントリの装備枠一つで横10縦10、それが2ページで200枠入るような代物もあるんだけどね。
こいつには『クイックインベントリ』の効果があって……まぁ効果のほどはなんとなく分かるだろうしここでは割愛。
ちなみにもう一つの候補だったのは『スキルの書』という代物で、『任意のスキルレベルを上昇させる』消費アイテム。
魔使役者にとっては喉から手が出るほどに欲しくもあり……同時に、持て余しがちな不要の長物である。
アイテム一覧>小切手
『銀行』と呼ばれる施設でシルバーと引き換えで交換する事が出来るアイテム。0.1%の手数料を付けて同額の小切手1枚になる。(1Ks小切手との交換ならば1001シルバーが必要となる)
しかし所持額上限は現在700,988,103シルバーまで確認されており【画像リンク】、まず使う機会はない上に専用クエストがある訳でもないので存在意義が不明。
引き続き枠で引き継ぐにしても稼ぎを行う手段さえあれば必要額は稼げる範疇にあるのでその枠で装備を確保する方がまだいいと思われる。
弐場wikiより抜粋