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検証"犯"は斜め上をイってる。  作者: 圧力ナベ
正式サービス開始 〜
4/6

1:早速育成の話になるけども。

不定期更新(約2ヶ月の空白)


……すみません、これでもちゃんと少しずつ書いてるんです。

ストックを作れる作者さんは凄い。


4/8 こっそり後書きを追加しました


「いや、俺もさっきこっちに移動したとこだよ。あと見た目は引き継ぎ準備の時弄った」


現れたMySy(ちなみに、読み方は「マイシー」だとか)に言葉を返す。


「あっ、そうなんだ?それで、これから早速レベル上げにいくかい?」


特に気になる点は無かったのかあっさりとした返答とこの後の行動について聞かれる。

しかし……レベル上げとなるとな……


「悪い、レベル上げもある程度の目処つけてあるから俺個人でやるつもりなんだ」

「えぇー、せっかく一緒にやってるのにパーティプレイ無しかよぉ」

「本当ごめんって、なにせ職業(ジョブ)が……な?」

「いいじゃんいいじゃん、魔使役者(テイマー)だろ?まだ二人ともレベル1なんだし、なんなら俺がついていく形でも……」

「前衛職でまず使わないようなスキルだらけになる覚悟があるなら構わないが」

「すまん、そういう事か」


そういう事だ。


まぁパーティプレイを断るには十分すぎる理由ではあるんだがな。


このゲームのシステムとして『スキル成長』というものがあって、本来スキルポイントの割り振りによって成長させるスキルのレベルが、対応するスキルを使い続けることによりポイントを使用せずとも上昇するという仕様が存在している。

スキルポイントを割り振ってスキルを成長させることは簡単ではあるが、レベルアップや職業(ジョブ)をある程度使い込むなど取得手段に限りがあるためにまずは取れる範囲のスキルポイントを回収して、役割に応じたスキルに割り振るのが順当(ベター)なのだ。


しかしスキル成長システムのおかげでポイントを割り振らずともスキルレベルは上昇する。まぁプレイ時間を多く取っているプレイヤーに対する恩恵程度ではあるが。


そしてなぜ断るのかというと単純に『MySyに旨み(利点)が無いから』である。

誘い自体はありがたいが、経験値は貰えてもその職業(ジョブ)でまず使わないスキルばかりが増えるという美味しいと言えない手法に付き合わせるのは流石に気が引ける。


「じゃ、こっちは正道でやりますかねー」

「さらっと外道認定されてるのが非常に納得いかない……もういい加減この扱いにも慣れた方が気が楽なんじゃないかと思うわ」

「慣れられたらもっと狂ってる事始めそう」


さらっとひどい事言うね君?



弐場赤子(初心者)向けFAQ


Q:スキルレベルの上げ方がわからない

A:スキルレベルの主な上げ方は三種類。


①レベルアップや特定条件を達成した時に貰えるスキルポイントを振り分ける

・手軽、確実、分かりやすいと三拍子揃った方法。でもスキルポイントの入手は後々厳しくなっていくので慎重に振り分ける先を選ぼう。

また、スキルレベルが高くなってくると要求されるポイントが高くなってくるので「必要なものを、尖らせすぎず」くらいで振り分けると安定した性能になる(一部の職※を除く)。


②レベルを上げたいスキルに対応する行動を行う

・中堅に入ってからメインとなる方法であり、中堅と上位を分ける大きな壁。

「剣術」のスキルであれば剣を使った攻防で徐々にスキル毎の経験値が入っていき、一定量溜めることでスキルレベルが上がる。

①の方法に比べて手間が掛かるのでここで折れるプレイヤーも少なくない。

しかし多くのスキルポイントを要求されるようになったスキルのレベルを上げる事を考慮すれば妥当なラインの時間(ただしスキルにもよるがだいたい50Lvまで)なので上を目指すのであれば避けては通れない方法でもある。


③「スキル強化の書」を使用する(上位、廃人向け)

・使用することで任意のスキルレベルが数段階(上昇量はランダムで最低でも1Lvは上がり、確認出来ている最高上昇量は6Lv)上昇する。

しかし入手方法は「上位陣でも数名がそれなりの時間をかけて高難度のダンジョンを1周する毎に約0.5%で報酬に出現」という厳しいものであり、仮にユーザー市場に流れても最低でも100万シルバーを下回ることは無い高額商品となる。

「ここを読んでいるうちはまずお目にかかれないスゲー代物」くらいに考えておけばいい。


弐場wikiより抜粋

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