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君が見た夢

これは君が見た夢 夢の世界


君が見ている夢を 僕も見ている


君と僕の夢は 繋がっているんだ


君の世界は とても美しい


まるで深い海の底のように 言葉にできない青さ


僕は見ているだけだけれど 君は目の前を泳いでいる


見たこともない美しい魚と共に 美しい植物の中に


夢の中の幻想世界 例えるなら君は人魚だろう


悠々と水の中を泳ぎ 魚たちと戯れる


ああ 僕も君のそばに在りたいのに


なぜ? なぜ僕の姿は君の世界にいないの?


なぜ・・・君の姿は僕の世界にいないの?


なぜ・・・どうして・・・僕の夢は真っ暗なの?


夢を見ないわけじゃない 僕がいつも見ているのは深い闇


闇ばかり見ている その中に僕だけがいる


どうして? 僕と君は繋がっているのに


僕の夢に 君は現れてくれないんだろう


僕の夢は 君に拒絶されているのかな


こんな暗い夢の世界 君のいない夢なんて僕は見たくない


だから僕がいつも見るのは 君の見ている夢ばかり


僕の夢を 君が見ることはない


君が見ることを望んでいない 僕自身望んでいないこと


こんな世界を君に見せたら どうなるか分からない


今日も僕は夢を見る 君の夢を


深い深い闇の底に 暗い暗い闇の中に


君の夢の中に 静かに堕ちていく

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