第8話 再会
この物語はフィクションです。
存在する地名、人物、団体などは関係ありません。
2015年 10月26日 月曜日 はれ
今日はわたしのお誕生日!...だけど放課後帰ってるときに転んですりむいちゃった。
でもねでもね、はじめて転んでよかったって思った出来事があった。
二年前にハンカチをかしてくれたお兄さんとまた会うことができたの!!!!
かっこいいからすぐにわかっちゃった。
本当に夢を見てるのかと思った。足をくじいて歩けない私をおひめさま抱っこして
おうちまで運んでくれた。わたし、多分顔真っ赤になってたと思う。
「また助けてくれてありがとう」って言ったら、初めて会ったときみたいなすてきな笑顔で
「おぼえててくれたんだ。お兄さんうれしいな。ありがとう」だって!!!!
お礼がしたいからまた会いたいっていったらもっとすてきな笑顔で
「いつでも公園で待ってるね。それと、おたんじょう日おめでとう。」
って言ってもらえた。本当にわたし、夢見てるのかもしれない。
おかげで今日は最高のおたんじょう日になった。いつもよりケーキがおいしく食べられたし、
すてきな一日だったな。あ!!ハンカチ返しわすれた!!!!!
次に会うときもっていかないと。とってもたのしみ!
この辺の話考えるのが特に楽しかったです。この後の展開も結構お気に入りなのでぜひ楽しみにしててほしいです。