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捨てられ勇者の異世界ボッチ放浪譚

作者:雨森 時雨
突如としてクラスメートごと異世界に召喚されることになった主人公。彼はいつも通りの日常をいつも通りに過ごしていたが、ある日放課後に異世界からの働きかけで勇者として召喚される。

彼は異世界に転生することには憧れを持っていたが、異世界に召喚されることはかなり嫌に思っている。異世界に召喚されることは転生することと違って、知識もなしにいきなり異世界の人間と関わらないといけないので嫌だった。彼にはそこまで人とうまく話せるおおらかさやコミュニケーション能力などないのだから。異世界に転生する場合であれば、生まれて育つ家庭で異世界の知識を手に入れられるのであまり問題はなかった。何より、運がよほど悪くない限りは両親がいて自分を保護してくれ衣食住の全てがほぼ保証されている。チート的な能力があれば万々歳だが、たとえそんなものが無くてもオタクである以上剣と魔法ある世界に生まれることができればハッピーだと考える程度には異世界に憧れを持ち現実には夢も希望も持っていない。異世界への転生はむしろ望むところだったが、彼は召喚されてしまったことに困惑して腹を立てていた。

彼は武道もスポーツも喧嘩もほとんどしたことのない単なるオタクであり、戦闘能力はゼロだし運動能力も平均かやや平均を下回る程度である。そんな自分がライトノベルなどで読んだように異世界召喚された後の展開をいくつか考えた結果自分達がまず間違いなく勇者として扱われ、魔王と戦わされることを確信した。報酬も無く、知り合いも居らず、いきなり誘拐されるかのように召喚されたことで主人公は即座に逃げ出すことを決意した。

彼はいつでも自分に正直すぎるところがあり、何より他人に主導権を握られたままというのが一番嫌いなやや自己中心的なところがある男だった。そして何より派手なことは望まない。ただ、運が悪いことに彼は召喚された先で能力を検査された結果異世界側にとっては望ましくない力を持っていることが判明した。

だから、彼は捨てられた。

捨てられた瞬間から彼の復讐と異世界においての生活が始まるのだった。
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
第1章 勇者なはずが、ポイ捨てされました…どうしてくれようか?
第22話 殲滅者
2016/01/31 18:22
第24話 魔人と狂紅龍
2016/01/31 18:25
第27話 旅立ち
2016/01/31 18:32
第28話 操り手の過ち
2016/02/07 16:11
第29話 積もり行く恐怖
2016/02/12 14:51
第2章 闇の勇者(笑)になったので、人間族に喧嘩を売りましょう、そうしましょう!
第2話 大海龍との遭遇
2016/02/25 21:21
第5話 父親の不思議な友人
2016/03/05 23:53
第7話 力試しと新たな力
2016/03/12 16:45
第11話 人質奪還作戦開始!
2016/03/28 21:46
第12話 お姫様達との出会い
2016/04/05 20:43
第14話 子供たちの故郷
2016/04/13 17:28
第15話 悪魔達の蠢動
2016/04/22 15:24
第16話 困惑する闇龍王
2016/04/26 23:08
第21話 死霊乱舞
2016/05/17 17:20
第29話 勇者逃走
2016/07/10 19:24
第3章 無知とは哀れなものですよ。だから希望は全部潰してやりましょう!
第2話 獅子姫様との相談
2016/09/13 20:21
第9話 祭りの閉幕と、反省
2016/11/04 16:46
第30話 彼との時間・後編
2017/08/10 22:56
第4章 女神が動き出したようです、面倒です、逃げましょう!
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
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