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弱き者  作者: 片桐正一
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最終話〜ウィルス〜

「ここだ。このビルの地下に捜査にいった数十名の警官が行方不明となった。みんな気を引き締めてかかれよ。身に危険を感じたら発砲を許す」

地下の入り口の前には武装した警官が二十人あまりが武器を構えて突入の準備体制に入っていた。

「よしっ!俺の後に続け!」

この警官は偉いてらしい。地下への階段を降り始めた。

「うっ。何だこの血なまぐさい空気は!」


〜地下一階〜そこには、おびただしい血痕の後があった。死体は無くなっていた。

「何とゆうことだ!血だらけじゃないか」

その警官は安全を確認して合図した。

そうゆうと後ろについてきていた、警官が一斉に地下一階の部屋に入った。

「お前等強いのか?」

部屋の奥から声がした。

「誰だ!出てこい」

一斉に声のした方に銃を向けた。

「俺に銃は効かないぜ!」

ドン!一発の銃声が地下の部屋に響いた。

「何故撃った!」

銃声のした方に怒鳴った。

「銃が暴発しました!」

撃った本人は体がふるえていた。

「怒鳴るなよ。俺は死なないんだから。人間には寿命がある。だが俺が作った人間には寿命がない。嫌、まだ完成はしていない。とりあえず人間は抹殺する。それから俺が人間を作り地球の支配者になるのだ」

奥にいた男の額には穴があいていたが喋っていた。

「人間を抹殺するだと!人間を馬鹿にするのもいい加減にしろ!人間は簡単には死なないぞ!特に守る物(人)がある人間は特にな!射殺を許す!全員かまえ!撃て」

そうゆうと一斉に男めがけて発砲した。何十発とゆう弾が男に当たった。

「まったく、成長しないね。俺は死なないってゆってるだろ?」

そうゆうと地面から剣が出てきた。

「もうお前等!死ね」

勢いよく剣を振った。剣が勢いよく伸び、二十人あまりいた警官が一瞬にして殺された。

「クククッ。弱い!弱いぞ!今から行くぞ。ヒューマンキラーのこの俺が人間界を滅ぼしになぁ。クククッ」


〜警察署〜

「今までのことはわかったな?捜査に行った警官に持たせた、マルチカメラが役にたったな」

署長が机の前でタバコを吸いながらゆった。ガチャ。

「署長!分かりました!アイツの正体が!」

すごく興奮した様子だ。

「なに!わかったか!」


署長は嬉そうな感じだ。

「はい!アイツはヒューマンキラーと言ってましたよね?1981年のことです。ヒューマンキラーが初めて現れたのです。その時も今と同じように人類を滅ぼしに来たそうです。その時戦った戦士たちは勝ったそうです」何故か浮かない顔しながらゆった。

「どおやって、倒したのだ!」

少し怒ったよおすで言った。

「そ・・・それがこの資料によると核兵器を使ったらしいです・・・しかもその核兵器は人間が作ったものじゃないとのことです」

少し信じられない様子だ。

「人間が作ったものじゃないだと?じゃあ誰が作った?宇宙人か?」

あきれた顔で言った。

「もう手配して核兵器を作った奴を探して見つけました」

そうゆうと手招きをした。

「ヒューマンキラーが現れたのですね?こんなこともあろうかと核兵器を作ってあります」

そこには顔にマスクとサングラスをした大男が部屋に入ってきた。

「そ・・・そおか。よしヘリを手配しろ」

署長は怒鳴った。

「この核兵器を使ったらかなりの被害がでますけど?よろしいんですかね?」

その大男が言った。

「かまわん。それぐらい何とかなる」

署長はイスに座った。

「そおですか。クククッ」

怪しげに笑った。

「署長ヘリの用意ができました」

警官がゆった。

「よし行こう」

署長が言った。〜屋上〜

「そっと扱って下さいよ。もしここで爆発したら意味ありませんから」

警官はビクビクしながら核兵器をヘリに積んだ。

〜15分後〜

「ここの下に廃墟のビルがある。そこで警官が殺された。とゆうことはこの辺にいる確率が高い」

署長はヘリに酔っているよおだ。

「ならここに落としましょう」

大男はマスクをとっていた。

「だが、いるかどうか」

ドスッ!何かが署長の頭に刺さった。

「ごたごたウルサいのだよ」

大男はヘリの扉を開け核兵器を落とした。

核兵器が爆発した。がそんなに規模は大きくない。

「なぁ。お前を殺す前に教えてやろおか?あの核兵器は俺の弟を殺すために作ったんじゃない。人間を抹殺するためのウィルスが爆発と共に吹き出る。ウィルスは酸素と結合する。人間が息をするだけで感染する。ウィルスは脳を汚染する。汚染したら終わりさ。一時間もかからず死ぬ。どうやって死ぬかって?簡単さ。頭が吹き飛ぶ。ウィルスが爆発するのさ。ウィルスの体内には特殊な血が流れている。その血は火薬みたいなものだ。人間の血と結合するとボカンさ」

そおゆうと操縦士の頭に噛みついた。操縦士の頭は見る陰もない。

「クククッ後は任せたぞ。弟よ」

ヘリはくるくる周りながら墜落した。

「ウィルスがまかれたか。後は・・・う・・・俺は感染しないはずだ・・」そうゆうと倒れ込んだ。

「そ・・・そうか。元は人間の体。まだ人間の体だった。くそっ!ヒューマンキラーの名が泣くぜ!そういや前もこうやって死んだな。まっ俺が死んでも人間は全滅するしな。ウィルスで・・・」

ボカン!ヒューマンキラーいや春樹の頭が吹き飛んだ。ヒューマンキラーは死んだ〜十年後〜

「お父さん。これ食べれる?」

子供の声だ。

「それは食べれないよ」

その子の父親は首を横に振った。

「あっお母さ〜ん」

子供は走った。

「来たら駄目・・・」

ボン!その子の母親の頭が吹き飛んだ。

「お母さ〜ん」

子供は泣き叫んだ。

「ちっ!まだウィルスが残っていたのか!春樹行くぞ。ここにいたら死ぬぞ」

父親は子供の手を引っ張り歩きだした。

よんでいただきありがとうございます。

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