表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
弱き者  作者: 片桐正一
3/4

第3話〜終演〜

出発してから何分いや、何十分走っただろうか?

「ここだ!」

大声で龍一がゆった。そこには20階建ての廃墟とかしたビルが建っていた。

「ここか?」

仁が言った。

「あぁ。調べたらこの廃墟になったビルの地下らしい」

龍一はビルの入り口に向かった。

続いて仁と佐久間が行った。

その後に俺が行った。中にはいるとホコリやゴミでいっぱいだ。

「おい。人があるいた、後があるぜ」

仁が座りこんで指さしてゆった。

ホコリが積もっているせいで人が歩くと後がつく。

そのおかげで、地下室の入り口が簡単に見つかった。

「ちょっと、簡単すぎないか?」

俺は嫌な感じがした。

「あぁ。確かにな。簡単すぎだな」

龍一がカバンからサバイバルナイフを取り出しながらゆった。

「きにしすぎだ」

佐久間がゆった。

「あー!もう、くだくだゆうなよ。ここまで来たんだからよ」

仁はいつの間にかカバンからバットを出していた。

佐久間もカバンから改造エアガンを取り出していた。俺もカバンからカギ爪をとりだした。

「映画みてえだな」

誰も聞いてないようだ。

「よし行こう」

龍一がゆった。階段を降りてゆくとそこには、警察官が倒れていた。何十人も。

「何だよこれ!」

仁は興奮して言った。

「しっ!何か聞こえる」

俺はゆった。

「逃げろ、殺されるぞ・・・」

息絶えたよおだ。

「やばいぞ!」

仁はまだ興奮している。

「クククッ・・・また死体が増えちゃうなぁ」

奥の部屋で声がした。

「誰だ!出てこい」

龍一だ。

「何様だ!凡人が!進化する事もできない人間は死あるのみ!」

龍一は立ち尽くした。

「何も言い返せないか!俺は地下三階にいる殺され無かったらまた会おう」

そお言い残し階段を降りていく音がした。

「俺は行くぞ。引き返したい奴は戻れ」

龍一は警察官の死体を踏みつけながら奥の部屋に進んだ。

「嫌だ。俺は死にたくねぇ」

佐久間は引き返した。

「俺は行く」

仁は奥の部屋に進んだ。俺ももちろん行く。〜地下二階〜

「今地下二階だろ?何階まであるんだ?」

仁がゆった。

「地下三階までだ」

すごく冷静な声でゆった。

「余裕だねぇ。地下一階の奴は警察に殺されちまったけどな。しかたねぇよ。完全体じゃないんだから。もちろん俺は完全体じゃない。いやなれなかった!あいつがいなければ俺が完全体になるはずだった!この俺、第2の門番が!貴様等も完全体じゃないんだろう?」

門番は長々と怒りくるた感じで言った。「あいつ?アイツとゆうのは誰だ?」

仁は友達と喋るような口調で言った。

「アイツか?あいつはなあ完全体になる前は人間のクズだった。弱くてブサイクで!何もかも最悪な男だった!だが何故かそいつが完全体になりやがった!」

仁は話についていけない様子だった。

「だからお前等を殺す!俺の邪魔をする奴らは皆殺しだ!」

そうゆうと門番が飛びかかってきた

「速い!何てスピードだ!」

龍一は目で追おうとしたが無理だった。

「ギャー」

仁が悲鳴をあげた。龍一と俺は仁の方を見た。仁の左腕が無い。

「ちくしょうー!何てこったい。左腕が持ってかれた」

仁は悲痛のうめき声と共にバットを床に落とした。

「次は頭だ」

そうゆうと仁の頭めがけて走り始めた。ドン!ドン!二発の銃声がなった。

「死にやがれ!化け物が!」

佐久間がマグナムで門番の頭を打ち抜いた。

「仁。これで貸し1つな」

みんな唖然としていた。

「逃げたんじゃないのかよ?」

仁がさっきより落ち着いた感じで言った。

「親友を置いて逃げれるか?」

笑いながら言った。

「とにかく地下三階に行こう。仁、戦えるか?」

龍一が言った。

「ああ。戦えるさ」

そうゆうと佐久間の持っていたマグナムをとった。

「これ本物か?」

仁は少し体が震えていた。

「あぁ。本物だよ。警察官の死体から取ってきたんだよ」

佐久間もリラックスした感じだ。

「じゃあ行こう」

俺はそうゆうと門番の顔をけ飛ばした。〜地下三階〜

「待ってたよ。凡人共!門番に勝ったぐらいでいい気になるなよ!こっちには完全体がいるんだ!一人だがな!だがそいつは気づいてない!嫌、覚醒してないだけか。だから俺がそいつを殺戮マシーンに覚醒してやる!」

その男は何故か悲しい目をしていた。

「死ねぇ」

仁はその男に向かってマグナムを撃った。

残りの弾4発を。その内一発がその男の心臓を撃ち抜いた、

「クッ!俺は死んでもいいのさ、今から死の殺戮ゲームが始まるのだから・・・覚醒せよ。我が名の元にヒューマンキラーよ!」

そうゆうと男は倒れ込んだ。

ドクンッ!心臓が張り裂けそうだ!ズキッ!頭が割れそうだ!(よう!久しぶりだな!)(お前は?)(俺か俺はヒューマンキラー!地獄の戦士さ)(何が目的だ)(目的?人類滅亡さ!人間は全て抹殺し、元の地球に戻す!人間が生まれる前のな!)(何故?そんなことをしなければならない?)(何故だと?人間は地球を汚し挙げ句の果ては核兵器だ!戦争のたびあんなもの使えば地球はどうなる?崩壊するだけだろ?それならばいっそいちからやり直したらいいじゃないか!一からな)(そんなことしなくても、何とかなるんじゃないか?)(くだくだウルサいんだよ!死ね)

「みんな・・・逃げて・・・俺は俺じゃなくなる」

みんなキョトンとした表情だ。

「何ふざけてんだよ。春樹」

仁は悪い夢を見ている顔で言った。

「クククッ!まずは貴様等からだな!死ね」

そおゆうと地面から一本の剣が出てきた

「春樹!悪い冗談は止せ!」

龍一は怒鳴った。

「俺は春樹じゃない!ヒューマンキラーだ」

そおゆうとヒューマンキラーは走り出した。

ものすごい勢いで剣を一振りした。

そうすると、龍一と仁と佐久間の首は一気に吹き飛んだ

「いい死にざまだな。さぁ!料理(殺戮)の時間だ」そう俺は〜進化〜したわけじゃなかった。

ただのサナギにしかなかった。

ヒューマンキラーになるまでのサナギにしかなかったのだ。

俺にはこいつ(ヒューマンキラー)を止めることはできない。

人類が生き残るか、ヒューマンキラーが人類を滅亡させるか、俺はこいつ(ヒューマンキラー)の中で見守るとしようか。

読んでいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ