第2話〜出発〜
俺は〜進化〜した人間なのだ。
進化が起きてから三年の月日がたった。中学校時代の親友、
「滝龍一」
。から聞いてそして知った。今人類が変わり始めていると。しかも最悪の場合は・・・いやまだそんなことは考えなくていい。今はどう戦うかだ。
「仲間を増やさないと駄目だな。俺達だけじゃ無理だぞ!」
俺は怒鳴った。
「わかっている。わかっているが強い奴が見つからないんだよ」
そう俺達は仲間を探していた。コンコン。
「鍵、開いてるよ」
ガチャ、ドアの所には、中学校時代の親友の山下仁と霧詰佐久間が立っていた。
「俺たちに相談なしかよ。水くせぇ、奴らだな」
俺は立ち上がり
「仁!佐久間!仲間になってくれるのか?」
「たりめーよ」
そうゆうと部屋の中に入ってきた。
「で、何やらかすつもりだ?」
龍一は重い口を開いた。
「今までのことをはなすよ。今裏の世界で人間が機械によって生み出されている。その不完全の人間。ようするにできそこないだ。そいつが俺の親父を殺し食いやがった!いまから十年前に」
「じゃあ何か?その死なない人間とやらを作った奴らに復讐したいと?」
「それも一理あるが、その組織を潰せば世界は救われる」
「まぁ面白そうだからやってやるけどな」
佐久間と仁はすぐに理解できたようだ。俺はすぐに理解は出来なかった。
「武器は?」
と佐久間が初めて口を開いた。
「とりあえず、銃は一式そろえたよ。あとナイフやら色々とな」
「どうやって?」
不思議そうな顔で佐久間はゆった
「気にするな。色々と知り合いに交渉してな。やっとの思いで手に入れたのさ。」
と龍一は淡々と言った。
「おい。春樹。何考え込んでんだ?」
と佐久間が、首を傾げながら言った。
「いや、昔のことを思い出してただけさ」
そう、ちょうど三年前の俺は新しい生活をし始めていた。
新しい中学校に行き始め、新しい住処そして友達。
そう龍一、佐久間、仁。みんな中学校からの友達だ。いや親友だ。龍一は淡々と言った。
「って、知り合いって。すごいんだな。龍一の知り合いって」
佐久間は驚いた感じでゆった。
「おい。春樹。何考え込んでんだよ?」
と、仁が 言った。
「いや。ちょっと思い出してただけさ」
そう。ちょうど三年前。俺は新しい生活を始めていた。新しい住処。新しい中学校。そして親友の龍一、佐久間、仁。最高の仲間だ。将来の夢を語ったり、悪さしたりいろいろした。進化する前はこんなに楽しかったことは一度もない。
「思い出す?まさかお前・・・」
と仁が顔を赤くしながら言った。
「何、勘違いしてんだよ。んなことおもいだしてねぇよ」
俺はムキになってゆった。
「やっぱり。お前やったんだな!抜け駆けしやがって!春樹だけなんだからな。まともな彼女いるの!」
仁は立ち上がりゆった。
「いい加減にしろ!今はそんなくだらないことを、言い争ってる場合じゃないんだよ!」
龍一が興奮してゆった。
「すまない」
俺と仁は謝った。
「とにかく。奴らを全滅させるまでは、戦い抜くからな!覚悟しとけよ!明日の深夜0時にここに集まってくれ!じゃあな」
と言い残し部屋を出ていった。
「んじゃあ俺たちも。帰るわ。春樹、じゃ、明日な」
佐久間と仁も部屋を出ていった。
「明日か・・・」
俺は何故か、嫌な予感と寒気がした。
「今日はちゃんと寝とくか」
そして戦いの時刻が刻々と近づいていた。ガチャ。
「春樹起きてるか?」
龍一の声だ。
「あぁ。起きてるよ」
俺は既に起きてストレッチをしていた。
「寝れたか?」
龍一は寝れなかったらしい。
「あぁ。寝れたよ。これでもかってくらいな。龍一は寝れたか?」
白々しく俺はゆった。
「寝れなかったよ。急に怖くなってな。俺たちが勝てるのか?春樹・・・俺怖いよ」
龍一は泣き出した。
「大丈夫だって。俺たち喧嘩で負けたこと無いじゃないか」
俺はなだめるようにゆった。
「そうだよな。大丈夫だよな」
龍一は泣きやんだ。ガチャ
「時間だ!行こおか」
仁の声だ。
「うっし!行くか」
龍一は気合いを入れ部屋を出た。
俺は鍵を持ち、部屋の鍵をして駐車場に向かった。
駐車場には大型バイクが二台止まっていた。
「すまん。二台しか用意できなかった」
龍一はみんなにカバンを渡したがら謝った。
「別に良いけどよ。このカバンは?」
仁はカバンに興味心身だ。
「武器だ。同じような武器をわけていれている」
龍一はバイクの鍵を俺と佐久間に渡した。
「春樹と佐久間が運転してくれ。俺と仁は後ろに乗る」
龍一はヘルメットをかぶるとバイクにまたがった。「いよいよか。緊張するな」
佐久間が言った。
「この戦いに勝ったら、有名になるな」
仁が嬉しそうにゆった。
「早く行こうぜ。緊張すると体が鈍るからよ」
佐久間が言った。
俺は龍一の乗っている方のバイクにまたがりエンジンをかけた。
仁と佐久間もエンジンをかけ、いつでもいいとゆう感じた。
「よし!行こう!死の戦場に!」
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