ほんとうに転生しました
私が転生したのは、“マングー大陸“の東側に位置する“パンズール王国“の西にある“ラベンドアール辺境伯領“の、とある貴族の長男だった。名前は“ハルテイラ“。愛称は、ハル。そして、名付けの時に“守り物“として、女神にお願いしていた“日本刀“が授けられていた。
ハルテイラとして生まれ変わった私の家は、父、母、姉、一人の執事と三人のメイドがいる男爵家。家名は“ラズベール“。
父も母も、元はS級冒険者。それなりに功績を上げたので、“男爵“を賜ったらしい。
我が家の屋敷は、領都“ラベンダルト“から少し離れた丘の上にある。領都“ラベンダルト“は、領壁と呼ばれる広大な壁に囲まれている。そして、父、母ともに、領政上の重要な役職についていて、その内容は、領壁の目の前に広がる広大な森“ブライラの大樹海“の監視と領都の防衛になる。
ここで、家族を紹介しよう。
父 アルテイラ・ラズベール(愛称:アル)
職業:剣士
Lv95
属性:炎、土
母 ハースワット・ラズベール(愛称:ハース)
職業:魔術師
Lv98
属性:光、風
姉 フィレスワット・ラズベール(愛称:フィレス)
職業:剣士
Lv6(8歳時点)
属性:炎、風
ちなみに、父も姉も使用武器は、剣。母の使用武器は、基本は魔法杖、そして、いざという時用の短剣。
父のアルは、王国内では結構名の通った勇者だったらしい。と言うのも、屋敷にいる時は、子供の目から見ても、どこか抜けているのだ。
母のハースは、とても優しく子供想いの女性。屋敷では、子供の目から見ても、父より頼りになる存在。
姉のフィレスは、私より3つ歳上で、8歳時点でLv6になるほどの才能の持ち主である。この世界におけるレベルアップのスピードは、低年齢の間は、1年で1つ上がれば優秀。5歳のLv1からスタートするので、3年で6つもレベルを上げたフィレスは相当優秀である。
そんなフィレス。弟の私が生まれると知った時からとても楽しみにしていてくれたらしく、私が生まれてからも、私のことをとてもよく可愛がってくれている。母に似て、とても優しい姉である。
“転生者“である主人公。女神との約定の通り、前世の記憶が全くないため、以降は、“僕“表記で物語が進みます。




