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第二話 四人の魔法少女

 「ひぇ〜・・・めちゃくちゃフラ〜・・・」


 フライは浄化攻撃を受けたもののめちゃくちゃに穴まみれになった木を眺めた。


 「蜂の巣にしたんだ、仕方ないだろ?」


 「だとしても〜」


 少し不貞腐れてる妖精2人にアランとマイクは我関せずと言った感じだ。そしてそれよりもと質問した。


 「それよりも後3人は何処にいるんだ?この森でドンパチやっても誰も来ないとはな」


 「もしかしたら街の方に行ってるかもしれないテトね」


 ポテトは森の奥の方を指差した。


 「街?近くにあるのか?」


 「そうフラ、アンデルセン合衆国の大きな街、グラフィティシティ、とても良い街フラよ?」


 合衆国、グラフィティ。アランとマイクは故郷のイメージと合致した。


 「あそこは僕も好きテト、パンの間にハンバーグや野菜を挟んだあの最強バランスの食べ物・・・」


 「あれも美味しいフラ〜、ふわふわもちもちのパンの上に酸味のあるソースにたっぷりのチーズ、散りばめられたソーセージフラ」


 「そんでもってシュワシュワの飲み物テト、うー!話してたらお腹空いてきたテト!!早く行くテト!!あのローラースケートのお姉さんに持ってきて貰うんだテトー!!」


 更にイメージが定着した。


 アランとマイクは2匹に連れられてその街のある方へ向かった。






 アンデルセン合衆国 グラフィティシティ正門前


 「門は中々中世ヨーロッパだな」


 「ここはもう国内だから門は常に空いてるテト、さぁ行くテト!!」


 門を抜けると目の前に飛び込んできたのは、予想以上にヨーロッパだ、石畳の道路を走る古めかしい車、綺麗に立ち並ぶ家々に遠くには大きな鐘が架けられた塔がある。確かにナーロッパ大陸だなどと、近い名前の世界をしてるだけはある。


 「けど・・・結構」


 「あぁ、あちこちの街の落書きとかもな・・・」


 裏路地にあるスプレーの落書きや、街中を駆け巡るサイレンの音、街のあちこちから漏れ出す蒸気、その雰囲気は完全に何処かの合衆国だ。


 「ら、落書きとは失礼なっ!!素晴らしい芸術テト!!この書体!!この色合い!!アランたちには分からないテト!?」


 「うん、俺たちの国じゃ若者がよくやる落書きだ」


 「テト〜」

 「フラ〜」


 この世界の美的感覚はアランたちとは少しズレているらしい。


 「まぁいい、それよりも腹減ったな。おい、金はあるのか?」


 マイクが妖精2匹に聞いてみた。


 「それなら女神様から貰ってるテト。あ、丁度良いからあそこのダイナーに行くテトー!」


 ポテトはビューっと飛んで赤い椅子のローラースケートを履いた女性が料理を運んでる店に入った。


 「全くポテトは・・・あのお姉さんに会いたかったんだけフラ?もぅ〜」


 フライも付いて行く。


 「俺たちも行くか」

 「あぁ」


 2人も2匹を追って店に入った。


 店に入り、窓のテーブル席に着くといきなりそのローラースケートの店員にメニューを聞かれる。


 「どれにすんの?」


 「ペパロニピザをくれ、あと水も頼む。それより一つ聞きたいんだが、ここに俺みたいな女の子が来なかったか?」


 「おあいにく、私はそんな子見てないわ」


 「そうか、迷惑かけた。ほら、チップだ」


 アランはポイと小銭を店員に渡した。店員はニコっと笑ってそれをしまった。


 「てんちょー、ペパロニ一つー」


 そして厨房へと向かう。少しの間料理が来るのを待とうとした時だった。


 「ねーちゃんたち分かってるねー。ここのペパロニピッツァは激うまだぜ?」


 カウンターに座っている男だ、少しやつれた風貌の男。そいつが話しかけてきていた。


 「あんたは?」


 「まぁそう警戒すんなよ、別に怪しい奴じゃ無い。ここら辺を仕切る労働組合さ。それよりねーちゃんたちと同じくらいの女の子を探しに来たんだろ?それなら知ってるぜ?」


 「本当か?」


 「おうよ、あんな男らしい喋り方する女は珍しいからな。んで、あんたらもあいつの仲間ってとこだろ?1人は脚がすんげー長くてグンバツな赤い膝下まであるロン毛の女だ。思わず見惚れちまったぜ。あいつぁ、すんごい怪力でよぉ。周りは度肝抜かしてたぜ?


 けど、そいつにくっついてるもう1人いたのよ。黄色い髪のでっけー眼鏡かけたボブの女だ。あいつはなんか変な本みたいなやつ持って赤髪の女の後を付いてたぜ?」


 「その特徴・・・まさかジャックとボブか?もう1人はいなかったか?キザな奴だが」


 アランは男に詰め寄った。


 「おいおい、逆ナンか?残念だがもう1人なんてのは見てねーよ。2人だけだ」


 「・・・その2人は今何処にいる?」


 マイクが冷静に質問を加えた。


 「それがよぉ、対バル・ヴェルデ帝国を目指すレジスタンスのギルドに入ってなぁ、すぐに討伐に向かっちまったんだよ、ま、あいつらの腕なら大丈夫だろ。なんせドロ=ドロイドを素手でぶちのめした奴だぜ?問題はねーさ」


 「はい、ペパロニピッツァお待ちどー」


 丁度アランたちの前にピザが置かれた。


 「そうか、ならば向かうぞ」


 「え、ピザ食べないテト?」


 アランとマイクは即座に立ち上がった。


 「お前らで食べてろ」


 「お、ねーちゃんたち気をつけてなー。けど、この激うまのピッツァ食ってからにしな?」


 アランとマイクはピザを一枚口に加えて、お金を適当に机の上に置いて出た。


 「あいつら・・・その2人が何処に行ったのか言ってないんだけどなぁ。まぁいいや、多分大丈夫だろ。匂いで探せそうだ。あ、ついでにあいつらもギルドに加盟させとくか」


 男も自分のピザを一枚頬張った。この男の正体はギルドの総支配人である。


 ・


 ・


 ・


 一方その頃、テルミナートルはバル・ヴェルデ帝国へと帰還していた。


 「閣下!!ご報告があるッッ!!!」


 テルミナートルは大きな声で暗い空間の奥へと語りかけた。


 「知っておる・・・新たなるプリティストの誕生であろう?そして、お前は負けて帰ったと・・・」


 「奴らの強さは想定外でした」


 「想定外とな?その程度で逃げ帰るとは愚か者め!!」




 「ぬぅおおおおおおおぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!」




 テルミナートルは突然全身に強烈な電撃を浴びせれた。


 「ぐっ!!」


 「痛かろう・・・痺れるであろう・・・しかし貴様はそれを恐れ、一つの戦力を犠牲にしたのだ。もし次、逃げ帰るような真似をすれば、どうなるか分かっておるな?」


 「・・・はっ!!!次こそは!!我が命に変えてもぉぉぉぉっ!!陛下の為にィィィッ!!!」






 「はぁ、熱い熱いねぇ・・・」





 テルミナートルが奮起した時、それをおちょくるかのような声が聞こえてきた。


 「むっ!?貴様!!フランカーかっ!!」


 「や、てるみん、元気してる?にしても、君が逃げ帰るなんて思いもよらなかったよ・・・ねぇ、その新たな戦士ってのはどれくらい強かったの?」


 「閣下にもご報告したとおりだフランカー、奴らは変身前においてドロイドローンを打ちのめした。そして、変身後は我々の知らぬ武器で一気に仕留めたと・・・奴らの戦闘データは送ってある。じきにより戦力を増強したドロイドローンが完成する」


 「ふーん、じゃぁまだお出かけしないんだ・・・ならさ、陛下、こんな待つ事しか出来ない腑抜けなんかほっといて俺に行かせてくれない?命令するだけで自分は戦おうとしないこのぼんくらなんて、必要ないでしょ?俺ならそいつら程度すぐに片付けられるよ」


 フランカーはバル・ヴェルデ皇帝に軽く頭を下げた。


 「ほぉ、すぐにでも奴らを倒すと申すか・・・それも良かろうフランカー。ならば行くが良い・・・必ずこの儂を満足させる結果を寄越すのだ」


 皇帝はフランカーに許可を出した。そしてするりと歩いてテルミナートルの横を通り過ぎる。


 「所詮お前は陛下の為にならないクズなんだから・・・大人しく落ちぶれてろよな?」


 フランカーはゲスな笑いを見せて去っていった。


 その後ろでテルミナートルは誰にもバレないように、凄まじい怒りの表情を滲ませていた。


 ・


 ・


 ・


 アンデルセン合衆国 郊外


 「へぇ、こいつらがドロ=ドロイドとか言うやつなんでぃ?」


 「え、えっと・・・そう!!PCの情報だとそ、そいつらがい、依頼の敵だって!!」


 「腕が鳴るぜぃ」

 『バキバキッッ!!』


 赤髪の超ロングヘアーの女が腕の関節を鳴らした。こいつがジャック、あの筋骨隆々だったあの大男だ。耳に流れ星のイヤリングを付けている。


 それを見た黄色い髪の大きな眼鏡をかけたボブヘアの女の子は一歩下がってノートパソコンを開いた。この女の子がボブ、ワニのカチューシャを付けている。


 「じ、ジャック!!あ、あいつらの元となってる材質は、ど、泥を使ってるんだって!!だ、だから壊せばか、簡単に壊せる!!で、でもど、泥さえあれば無限にで、出てくるから出してるお、大元を叩かないと!!」


 「おっけぃ、とりあえずぶちのめしてけば、ぶち当たるって事だな?んじゃやってやろうぜぃ!!この身体に感謝だな!!俺ぁ実は蹴り技が得意でよぉ!!」


 『パァン!!!』


 襲いかかってきた一体をジャックは回し蹴りで粉砕した。


 「この長ぇ足は、役に立つぜぃ・・・ボブ!!付いて来な!!」


 「は、はい〜!!」


 ジャックとボブは既にこの世界に大分順応していた。理由は簡単だ。ボブの持っていたパソコンは転生しても手元にあり続けたからだ。


 ボブのパソコンはどうやらこの世界の()()に繋がっている。それを見る事が出来るのがボブのパソコンなのだ。2人はそれを使い、この世界をジャックは単純なので簡単に理解出来た。


 ボブもボブで、『これはジャパニメーションにあるあるの異世界転生、そして女体化、TS、チート。面白っ!』と、流暢な言葉で納得していた。


 「ふぅん!!ははは!!んじゃ今度はタックルだぜぃ!!ぶっ飛びなぁ!!」


 『パァン!!』


 元の怪力はそのもののジャックの攻撃は敵を吹っ飛ばすどころか、弾け飛ばして飛沫を上げながら進んでいく。その姿はまさに重機関車のようだった。


 そして2人は簡単に大元のドロイドローンの元へ辿り着いた。


 「そ、それがお、大元!!え、えっと・・・ど、ドロイドローンって言う!!あ、あれ!?で、でも!!これって!!」


 「どした?」


 「な、なんかこ、こいつを、た、倒すには、で、伝説の戦士が、い、いるって書いてある!!そ、そして浄化し、しないとダメだって!!じ、じゃないといくらぶっ倒してもい、意味が無いって!!」


 この世界でプリティストは伝説の戦士とされている。その為変身の事とかは、ボブのパソコンにも現れないのだ。


 「んじゃ、どうするってんでぃ?」


 ジャックはどうしたら良いかわからず質問した。




 「簡単、変身すりゃ良いんだよ」



 その問いに答えたのは、この電柱に手足が生えたようなドロイドローンから現れた爽やかな青年だ。


 「あん?誰だてめー?」


 「2人組の10代の女、お前らだな・・・俺はフランカー、前はてるみんが世話になったねぇ」


 「あ?知らんなそんな奴、ま、俺がぶっ倒して来た奴は数知らねぇからな」


 「成る程、今回は中々に野蛮な奴になったもんだ。堅苦しいあいつの手には余る・・・けど、俺はそうはいかないぜ?」


 「・・・?」

 (あ、あの人・・・な、何か勘違いしてない?お、俺たちはまだ、こ、この世界に来て、ま、まだ誰とも・・・)


 ボブは頭がそれなりに良いので気がついた。このフランカーは何か勘違いしていると。けど、馬鹿なジャックはとりあえず適当に合わせている事を。


 「へぇ、敵討ちって訳かい!!んじゃやってみろぃ!!相手になってやるぜぃ!!」


 「ドロイドローン!!そのコンクリートの柱であいつを叩き潰せ!!」


 『どろぉぉ!!』


 「へっ!!こんなたかが数百キロの電柱なんてのは!!俺には効かないぜぃ!!」


 ジャックはドロイドローンに真っ向勝負を仕掛けた。


 「ふっ!!かかったな!!俺はあいつとは違うんだぜ!!」


 その瞬間フランカーは動いた。そして狙いはただ一つ。


 「ひっ!!」


 「おい、動くんじゃねぇぞ?」


 フランカーはボブを捕まえて人質にとった。


 「あー、成る程。戦闘員じゃねぇボブを捕まえて、俺の行動を制限しようって作戦かっ!!お前頭良いな!!」


 「いや、頭良いとかじゃなくて普通の戦略だろ」


 ジャックの馬鹿さにフランカーはツッコミを入れた。


 「でもよ、それはボブも分かってるぜぃ?だからここに来る前に作って来たんだよなぁ」


 「作って来た?何を?」


 「つ、作り方はこのパソコンに書いてあったよ。せ、閃光弾の作り方は!!」


 「っ!!?」





 『パァァァァァァァァァァァァァァァッッッ!!!!!』


 


 ボブが地面に何かを捨てると激しい閃光と音が鳴り響いた。


 「ぐっ!!め、目が!!こいつ!!ドロイドローン!!お前は見えてるだろ!!こっちに!!こ、い?」


 フランカーが無理矢理目を開くと、そこにはぶちのめされているドロイドローンの姿があった。そして何より一番驚いたのは、さらに2人いた事だ。


 「ジャック!!ボブ!!戻ったぞ!!」


 「成る程、ボブの奴パソコンで情報を得ていたのか。転生してもそれは手放さないのは流石だな」


 駆けつけたのはアランとマイクだった。


 「ん?あーっ!!はっはっはっ!!!隊長とマイクか!!てめーら!!一瞬分からなかったぜぃ!!」


 ジャックは馬鹿だからこそ、直感力がある。一瞬で2人の正体を見破った。


 「ふぅ、や、やっと見つけたぁ」


 ボブは大きなため息を吐いた。


 「誰だ貴様ら・・・何者だ」


 フランカーは険しい表情で聞く。


 「お前は・・・あぁ、あのテルミナートルとか言う奴の知り合いか?第2の敵がこんなヒョロガリとはな」


 「何だとっ!?俺はあいつよりも実力は上だっ!!」


 アランの挑発にフランカーは簡単に乗ってしまった。


 「確かに、あいつに比べたらまだまだだな」


 「くっ!!って、待て・・・お前、なんでテルミナートルを知ってる?まさか、こいつらが?ならこの2人は?」


 「俺のチームだ・・・そして、ジャック、ボブ。あいつの倒し方を探してるみたいだな。見せてやるぜ?マイク!!」





 『プリティスト!!アイルビーバック!!』



 

 キラキラキラァァァッッ!!!面倒なので、変身バンク省略!!


 フランカーの前に変身したアランとマイク、コマンダーとパイロットが現れた。


 「あ、こ、これがそ、その伝説の戦士!?」


 「そうフラ!!」


 「わぁっ!!」


 ボブのすぐそばにフライが急に現れた。


 「あれが伝説の戦士、プリティースターだテト!!そして!!君たちも変身が出来るテト!!」


 ポテトも同様にジャックのそばから出て来た。


 「なんでぃ?このへんちくりんな生き物は」


 「妖精だ。さて、ジャック、ボブ、お前らも行けるか?」


 「おうよ!!見てたから分かるぜぃ!!ボブ!!来い!!」


 


 『プリティスト!!アイルビーバック!!』




 ジャックは耳の流れ星のイヤリングを、ボブは頭のカチューシャを取って変身シーンに向かった。シーンはアランとマイクとほぼ同じだ。


 ジャックは身体に流れ星が当たった所から変身していき、最後に燃える赤い隕石の軌跡がジャックの赤い髪を更に鮮やかに彩った。


 ボブは、カチューシャから現れた大きなワニがボブを飲み込んで、そこから飛び出したボブはクルクルと回転しながら嬉しそうな表現を浮かべて、腕、足と変身していく。そして今度はそのワニを完全に手懐け、再び頭のカチューシャに収まると、ボブは一回り大きなボブヘアになり、変身完了。


 


 「これは・・・テルミナートルの奴、4人とは聞いてないぞ!?」


 「おいお前、情報ってのは常に動いているんだぜ?それを分かってない時点でお前は負け犬だな」


 「黙れっ!!」


 またアランの煽りに簡単に引っかかり、フランカーは自分自ら突っ込んで来た。


 「やれやれ、ジャック、ボブ。そう言えば名前は何にしたんだ?」


 マイクはそれをよそに呑気にジャックとボブに聞く。


 「何となくやれる事は分かったらぜぃ。だからこそ、俺はやっぱ俺の立ち回りをする、真っ先にブッパをするのが俺よ、だから名前はプリティスト・ガンナーだ!!」


 「これ、これ!!こんな魔法少女なんて夢みたいだ!!あっははっ!!こんなのもう!オタクの血が抑えられないよっ!!私の名は、シュバッッ!!転生魔法少女!!プリティスト・ギーク!!悪の帝国ども!!この私が!!一網打尽にしてあげるっ!!」


 ジャックはまだしも、ボブは変身のせいでテンション上がりすぎて心配なレベルに来てしまっている。


 「ガンナーとギークか、面白いなそれ。俺はコマンダーとパイロットだ。んじゃ頼むぜ?ガンナー、ギーク」


 「おうよ」

 「うんっ!!」


 4人は揃ってフランカーを睨んだ。


 「こんな馬鹿な・・・いや、これまでも4人のプリティストはいた。だが俺はその全てを打ち倒してきたんだ。俺は負けない・・・イケメンは死なないんだぁぁぁっっ!!」


 「って、言ってるぜ?ジャック」


 「んじゃ、試してやろうぜぃ?いくぜ!!お前らぁ!!」


 『M134ガトリングガン!!』

 ガンナーは巨大なガトリングを


 『M16!アサルトライフル!!』

 コマンダーはアサルトライフルを


 『M500ショットガン!!』

 パイロットはショットガンを


 『マーク2手榴弾!!』

 そしてギークは、いっぱい手榴弾を持った。


 それを一気にぶっ放す・・・


 それはもう文字では表現できない程の強烈な弾丸と爆弾の嵐が巻き起こった。


 電柱のドロイドローンは元に戻り、そして・・・



 「あぁ・・・うぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」



 情けない断末魔と共にフランカーは最早消し炭になって消え去った。




 

 『アスタラヴィスタ ベイビー!!』




 そして最後に謎の大爆発が起こり、綺麗さっぱり片を付けた。


 

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