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国に対して復讐します  作者: 青パーカー
第1章
2/2

Preparations

仲間達に甲斐はコミュニケーションアプリ「コミュン」で作成したトークグループで呼びかけた。


『了解』『わかった』『何時から?』


といった様々な返答が返ってくるが詳しい事は会って話す事にしよう。

そしてコミュンを閉じた。同時に加奈から電話がかかってきた。


「甲斐くん、外のベンチにいるでしょ?店の中に来て服選んでよ!試着するから見て欲しい!」

「うん、すぐ行くよ」


そして店の中に入り加奈の服を一緒に選んだ。加奈とは高校の時からの付き合いだが、天真爛漫、自由奔放で見た目は可愛く基本的に何でもできる女の子だった事をふと思った。それより試着した服5パターン目だけど何着ても可愛いなぁ…

そう考えてニヤニヤしてると加奈が


「甲斐くん?キモいよ?」


と笑いながら言ってきた。

おっと顔に出てしまったとは…

気をつけなければと考えた甲斐だった。


夜まで一緒にデートをした後、家まで送り届けた。


「送ってくれてありがとう!気をつけてね!」

「いーえ、明日から仕事頑張れよ」

「うん!」


別れた後、誰もいないはずの暗い夜道を1人で歩いている時、不意に後ろから話しかけられた


「甲斐、お前なんで人間とつるんでんだ?」


暗がりであったという事もあり、少し驚きながら淡々と返事をした。


「別にいいだろ、人間社会に紛れてれば早々、バレる事もねぇだろ」


話しかけてきたのは旧友の立花 烈だ。

烈は甲斐と同い年で同じ能力者である。彼は甲斐と同じく両親を殺され上、自分自身は左目に傷を受け失明している。同じく人間を憎む1人である。


「別にって、お前1人の復讐じゃねぇんだぞ。対能に足取りバレたらどうすんだよ」


「その時は周囲の人間を殺してまた逃げればいいだろ」


「相変わらずだな…人間に対して冷酷すぎるその性格は」


「俺ら能力者はみんな似たようなもんだろ、他のヤツらもう集まってるのか?」


「そりゃ、待ちに待った機会だからな。ほらさっさと集合場所向かうぞ」


「おう、その前にコンビニだけ寄らせてくれ」


そしてコンビ二でジュースを買い、2人は集合場所の廃ビルに向かった。

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