#1 すれ違い
みなさんに楽しんでいただけたら光栄です
小説は初投稿なのでなにかと至らぬ点があると思いますが
続けて読んでくださったら幸いです!
一昨日、妹の喜ぶ顔を久しぶりに見た。
3月5日
東京だともう春だろうが、俺の住んでいる富山ではまだすこし寒い。
今日は俺の人生を左右する日。
そう、高校受験だ。
この日のために何もかも捨ててきた
友情、部活、娯楽、エトセトラ
そしてコミュ力さえも
そのため俺は家でも滅多に喋らないし、
もちろん学校でも喋らないので友達はおろか彼女などいなかった。
恋などつまらん。
あんなの病気だ。
そう思っていた。
この日までは
さて、
テストもあと半分になり、おなじ塾出身の輩が廊下がやがやし始めている。
まったく忌々しい…
こんな時はトイレに行って…
と思い俺は教室を出て行った
テストは思いのほか簡単だったからこのままいけば合格だろう
などと考えてる間に俺は「彼女」とすれ違った
俺は思わず振り返った
きれいな黒髪
透き通った蒼い目
そしてとても愛おしい顔
この日俺の人生は文字通り 変わった
どうでしたでしたか?
完全不定期で投稿するので
楽しんで読んでください