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特に意味の無い歌02

作者: Kuu鳥海


乾いた土塊 茶色の荒野

ただ踏みしめて 歩み続ける


照りつける日に風乾き 舞って踊るは土埃

目を細め 空を仰ぐも雲さえみえず

リュウゼツランを蹴りつけた


踏みしめる音 風の声 渇いた喉には苛立ちを

棘多きサボテンはなんと心の優しい事か

感謝としばしの癒しを胸に また一歩 さぁ、もう一歩


旅人よ 当て無き君よ

果てはあるのか 終わりはいつか


道無き道かと歩いていたが

そうでもないと ふと気付く

燃やした草木の炭の跡

夕暮れ見やり漠然に 誰そ彼そと思いを馳せた


旅人よ 未だ見ぬ君よ

当てなくとも彷徨おう いつか交わる日も来ると


湿った風 灰色の雲

茶色の荒野に雨が降る

見えない渇きに降る雨は 未だ降ってはくれないと


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