親近感
みはやside
僕は2-Sの叶 みはや。
一応学年主席で特待生。
朝はきっちり同じ時間に起きて朝ご飯も毎日決まってハニートーストとコーヒー。
どっちかって言うと硬派な方。
今日もいつもと同じように過ごすんだ。
お昼の時間になって僕は食堂へと向かう。
今日はなにを食べようか、と考えながら歩いていく。
『みはや〜!一緒にご飯食べよ〜、!』
彼だ。
そう思って僕は振り向く。言わずもがな 彼だった。
今日は知らない子が1人いるみたいだけど。。、
『紅愛くん、。。でも、隣の子には迷惑じゃないかな?』
そう言った僕の言葉に彼、紅愛くんは微笑んだ。
いや、何故微笑むのか僕には分からないけど
『大丈夫!蒼雅の許可もらってるし、蒼雅もみはやに興味あるみたいだから!!』
あぁ、僕が主席だから?
たまにこんな子いるんだよね。。、
頭いい子といたらいい目で見られるっていうの?
どちらにしても僕は興味ないけど
『うん。僕はいいよ』
そう言って微笑む。
探索するのは時間の無駄。
時間は有効に使わなきゃもったいないから
『じゃあ、食堂に行こう?』
そして、彼らより少し前を歩き出した。