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英雄にはならなかったとある冒険者  作者: 二月 愁
第一章 英雄の帰還
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交錯し始める運命4

 森にはいろいろな生物が住んでいる。草食動物や肉食動物、そして魔物。普通なら武装して森に入らなければいけないのだが、この森は村人たちが花蜜を採取していた場所だったので比較的安全だろうと考えていた。それに俺たちより先にも森に来ている人物たちもいるわけだし、襲われるリスクは低いと見積もっていた。そしてその予想通り、特に何の問題もなく進めていた。

 勇者たちを追う道中、彼らのものとおぼしき痕跡を発見した。


「かなりの量の足跡ですね」

「そうだな、1,2,3……全部で10人前後ってとこか」


 10人でパーティーを組んで行う依頼なんてかなり上位の魔物じゃないとまずありえない。それこそオーガやサイクロプスなどのデカくて知能も高い厄介な魔物。しかし、こんなところにそのような魔物が出るなんて考えにくい。


(……どれだけ小心者の勇者さまなんだよ)


 確かに生き残るのは臆病者だし臆病なことは良いことだと俺は思う。だが勇者だとわざわざ名乗るのに臆病だなんて飽きれてしまう。それと同時に朝から感じていた違和感の輪郭が薄らと見えてきた。


「さて、そろそろ追いつくかもしれないから”もしも”の時のためのことを決めておくか」

「もしも、ですか?」

「ああ、その前にルナは剣術以外に得意なことはあるか?」

「それ以外ですと魔法を少しなら使えますね」

「へえ、そりゃあすごいな」


 この世界で魔法を使える人は多くない。魔力を持っていても結局使えない、いわゆる宝の持ち腐れタイプの人は山ほどいる。かくゆう俺もその持ち腐れタイプの一人である。正確に言えば、俺だけが持つ武具を使えば魔力は消費されるのだが、あくまでも使えるではなく消費されているだけ。しかもそれをずっと使っていないのだから持ち腐れと言っても語弊はない。しかもその持ち腐れにしている量が尋常ではなく大陸でも有数の魔力保有量らしい。まだまだ絶賛増量中なのだが、使えないものが増えても何もうれしくない。そんなわけなので、魔法の使えるルナを素直に褒め称えたのである。


「そんなでもありませんよ」

「いや、十分すごいな。なら”もしも”の時は俺が前で、ルナはバックアップを頼む」

 

 ルナの任せてくださいという言葉を聞き、森の探索を再開しようとした矢先、左頬に強烈な痛みを感じた。主に抓れらているような痛み。溜め息をつきながら痛みの原因である相棒に話しかける。


「……フィン、痛いんだが抓るのを止めてもらえるか?」

「その前に他に言うことあるんじゃないの?」


 そう言いながら抓る力がどんどん増していく。かなりご立腹のご様子だが、ここで俺は悪くないなどと言い訳をした際にはどんな魔法の餌食になるか分かったもんじゃない。怒っている理由もわかることだし、ここは素直に適切な言葉をかけてやるのが一番。


「もちろん、フィンの魔法を一番頼りにしてるから、もしもの時はバックアップよろしくな」

「任せなさい!マフユを助けられるのは私だけだもん」


 俺がお姫様ルナにしか指示を出さなかったことと褒めていたことに嫉妬していたのだろう、本当に可愛いやつだな。出会った当初とは大違いだなと思い出に浸りながら、フィンの頭を撫でてやる。状況が状況だけに不謹慎と思われるかもしれないが、張りつめすぎても逆に疲れるだけだし、何よりフィンにはご機嫌でいてもらったほうが良いから必要なことである。

 ある程度ご機嫌になったところで、再び神経をある程度研ぎ澄ませ、いざ追跡を再開しようとした瞬間森の中に複数の悲鳴が響き渡った。


「な、なんでしょうか!?」

「あっちだ、行くぞ」

 

 動揺しているルナの手を掴み、音が立たないぎりぎりの速さで走りながら悲鳴の聞こえた方へ走る。

 顔を赤くし、別の意味でも動揺しているルナとそれを見て俺に非難の視線を向けてくるフィンだが、今はそれにかまっている暇は残念ながらない。二人もそれは一応理解しているのだが、理解していてもなってしまうのが女心というやつなのか、その辺はよく分からない。

 そんなことを冷静に分析しながらも、走り続けると次第に金属のぶつかる音や血の匂いがし始めた。それと同時にとてつもなく嫌な気配もする。


(……俺が戦いに身を投じていた時に何度も感じた()()気配) 


 だが、ありえない。だってあれは俺が――

 自分に言い聞かせるように、否定しながらひたすら走り続けて、ある程度近づいたところで近くの木陰に隠れ様子を探る。向こうからは一応見えていないとは思うが、念には念を入れてルナとフィンの俺の外套に隠す格好をしている。


「(ちょっとマフユ)」

「(いくらなんでもこれは……)」

「(少しの間だけ我慢してくれ)」


 小声で二人頼み何とか了承を得る。俺だってこんなことはできるならしたくないが、少しでも見つかるリスクは低い方がいいからと二人に説明するのと同時に、自分にも言い訳として言い聞かせる。

 二人が落ち着いたところでようやく落ち着いて向こうの様子を見ることができたのだが、そこには最悪の光景が広がっていた。

 血の匂いがした時点でもしやとは思っていたが、10人もいるのだからまさかと最悪の予想を否定してた。しかし、どうやら最悪の予想は当たっていたようでそこらじゅうに血が飛び散り、見る限り6人は地面に倒れている。


(どんな魔物がいるんだよ)


 最初は自称勇者さまの団体の力量を疑いたくなったが、村の人たちが信じるあたりは初心者なんかではないと思うし、何より倒れている者たちの装備もきちんとしている。

 そこまで考え、魔物を探す。小柄な体躯に、緑の身体、そして獰猛な笑みを浮かべるあれはまさしくゴブリン。それが5匹は確認できる。しかし、アレ程度が5匹であそこまで壊滅的になるはずはない。さらに見回すと巨大な体躯の魔物が見えた。それを見た瞬間、俺の本能がヤバいと告げる。

推定2.5mは超えていて、筋肉もかなり発達してる。見た感じはオーガなのだが、オーガにしては一回り以上体躯が大きく、何より全身にあんな血管のようにどす黒いすじがある種など見たことがない。


「(ね、ねぇマフユ。あれは一体……)」

「(わからん。オーガの変異種としか言えない)」


長年俺と旅をして多くの魔物を見てきたフィンですら動揺を隠しきれていない状況なのだから当然のように、ルナは怯えている。


「(とりあえず向こうが気付いてないうちに逃げるぞ)」


 圧倒的に俺たちが不利すぎる。まともな武装はしていないし、魔物との戦いに慣れていないルナを守りながらの戦闘、数も向こうが多い。ならば引くしかない。

 幸か不幸か、俺たちはアレを倒しに来たわけじゃないし、一応ルナの目的も達せられたとも言える。向こうで倒れている奴らには悪いが、そこも含めて自己責任としか言えない。

 

(あれを使えれば倒せるかもしれないが……)


 そう考えるがすぐになかったことにする。俺はもうその名を捨てたんだ、全てから逃げ出し投げ捨てた。だからもう使わないと決めたし、もう使えない、そう思いながらメダルに触れる。俺にできることは逃げることだけ……。

 そのように結論付け逃げるタイミングを計るためにあちらに視線を向ける。どうやら戦闘はすっかり終わっていたようで、オーガの周りにゴブリンが集まり指示を聞いている様子。このままなら安全に逃げられると思った刹那、オーガがこちらに視線を向けた。思わず身を潜め向こうの出方を窺うが、一向に何もしてくる気配がない。


(気のせいだった……のか)


 もう一度覗いてみるが、何も行動を起こす気配がない。それどころか立ち去っていくではないか。さきほど見られたと思ったのは勘違いだったのかととりあえず安堵する。

 しかし、すぐにルナを抱えて回避行動をとる。決して確信があったわけではない、だが長年の経験が体を勝手に動かしていた。そして、その行動は何も間違っていなかった。

 轟音と突風が吹き荒れたと思った瞬間、先ほどまで二人で隠れていた木が真っ二つに叩き折られている確かに巨木ではなかったが、決して細い木ではなかった。そしてそれを叩き折ったのは——

 

(くっ!?)


 目が合った瞬間、背筋に悪寒が走る。かつてオーガからここまでの殺気プレッシャーを感じたことはない。それこそ冥界に住む魔族たちと同等のものを感じる。


「……今ノヲ躱ストハ、ナカナカヤルナ」

「なっ!?」


 オーガは確かにゴブリンなどと比較すると知能が高く、今のようにゴブリンを率いている姿も何度も見たことがある。しかし、人の言葉を話すものなど初めて見た。

 

「……人の言葉を話すとは恐れ入ったね」

「ソノ割ニハ、ズイブント落チ着イテ見エルガ?先ホドノ人間タチト違ッテ隙ヲミセナイトハ」


 確かに左手でルナを抱えたままだが、すでに腰の剣の柄に右手は添えてある。しかし、それを冷静に分析してる魔物オーガは余計に恐ろしい。


「オマエハ危険ナニオイガスルナ。……ヤレ」

「ちっ!ルナ、フィンさっき言った通り今が”もしも”の時だ」

「はい!」


 ルナはは大きく返事を返し、フィンはすぐさま俺の肩から離れる。さらにツルキもいつの間にか地面に退避している。

 オーガが肩に担いでいた巨大な大太刀を俺たちのほうに向かって掲げる。すると、周りにいたゴブリンが一斉に俺たちに向かってくる。

 すぐさま迎撃のためにルナを離し、前に出る。向かってくるゴブリンは前に3匹、その後ろに3匹の計6匹。まともな装備ならある程度の苦労で何とかできそうだが、今はナマクラの装備で刃を無駄に消耗させられない。

 なので鞘ごと剣を腰から外し、抜刀の構えを取る。そして地面を強く蹴り加速を最大にまで高め肉迫する。それに釣られ先頭のゴブリンが血の付いた剣を振り降ろしてくる。その刃をギリギリのところで避け、首筋に強烈な一撃を与える。無論、鞘から抜いていないので切断されることはないが、吐血しそのまま突っ伏す。

 それを尻目に今度は左のゴブリンの心臓に目掛け突きを放ち、そのまま振りかぶり、今度は後ろにいる3匹目の脳天に全力で振り下ろす。鞘がミシミシと音を立て砕け散った。

 第2陣に備え、そちらを見るとどうやら今のを見て怖気づいたのか立ち尽くしている。


(ふぅ……これで逃がしてくれる良いんだが)

「人間、キサマハ予想通リ危険ダナ」


 やはり人生はそんな甘くはないようで逃がしてくれるどころか、むしろここで確実に始末する必要があるとまで思われてしまったらしい。その証拠に謎の言葉でゴブリンどもに指示をしている。その指示もすぐに終わり、今度は散開して襲ってきた。そのうちの1匹はルナとフィンの方に向かっている。

 

(……厄介過ぎんだろ、くそっ)


 内心毒づきながら剣を地面に置き、懐から短剣を取り出す。左右から同時に襲いくるゴブリン、しかも得物は槌と剣。下手に待ち構えて躱そうとするとむしろ致命傷になると考え、槌を持つゴブリンに接近する。槌なら予備動作も読みやすいし、懐に入り込めば相手は動けない。


(何より短剣の間合いだ!)

 

 頭の上に構えを取った。それを認識したと同時に一気に間合いを詰め、振り下ろされてくる槌を余裕をもって躱し、すれ違いざまに首を浅く、だが急所を正確に切り裂き一撃で仕留める。噴出した血液が顔にかかるが気にせず、ルナたちのほうを見る。魔法で防いでいるようだが、攻めには転じきれていない。


「そのまま防御してろ!」


 そう叫びながら、手に持つ短剣を二人を襲うゴブリンに目掛け投げる。ブシュっと嫌な音を立てながら、倒れる。それを確認せずに先ほど置いた剣を探す。

 剣の近くには最後のゴブリンがいるが、どうやら先ほどの3匹と今の2匹が俺一人に倒されたのに動揺して動きにキレがない。


(始末するなら……今!)


 地面を強く蹴り、接近を試みる。このまま動揺して何もしてこなければ最高なのだが、そう簡単にはいかず袈裟切りを放ってくる。頬を軽く掠めるが、気にせず突っ込み剣を拾う。そのまま柄頭で思いっきりゴブリンの側頭部を打ち抜き、倒れたきたとこに追撃として息の根を止めるべく喉を踏み潰す。血を吐きながら白目をむいたのを確認し、頬の傷を触る。


「……そんな深くはないみたいだな」


 指に付いた血の量を見て、痛いながらもとりあえず安堵の溜め息を漏らす。しかし、すぐに低い声によって身体が強張る。


「……キサマハ我ガ主ト神ノ復活ノ障壁ニナルデアロウ者ダ、確実ニ始末サセテモラウ」


 巨大な太刀を持っているはずなのに、それを全く感じさせない体躯と存在感。それに思わず圧倒されてしまう。


「……主と神って誰のことだよ?」

「ソンナコトキサマガ知ラナクテイイ」

「ちっ」


 勢いよく振り下ろされた太刀をバックステップで避けるが、威力がすさまじく地面にヒビが入る。


(あんなの受けたら使い物にならなくなるな。それ以前に受けきれないとは思うが)


 恐らくこんなナマクラでは受けても胴体ごと真っ二つにされそうだし、受け切れてもきっと攻撃できなくなる。よって必然的に躱すしかなくなるのだが、躱し続けるにも限界がある。そしてその凶刃はついに体を捉え始める。


「くそっ……」


 致命傷は避けているものの確実に体を切り裂き、外套は赤黒く染まり始めている。

 俺も一方的にはやられまいと斬り返すのだが、オーガの筋肉が分厚いのと刃がナマクラなせいで薄皮一枚切り裂くのがやっとといった状況である。そのため余計に苦しめられている。


(だが、ここで引けば余計に立場が悪くなる。それに……)


 何度も回避を繰り返し、隙をついては斬りかかるを繰り返しているのだがオーガはそんなの気にも留めず俺に刃を振るい続ける。


「サスガダナ、ソンナ剣デココマデ戦エルノダカラ。ダガ、ソンナ攻撃痛クモ痒クモナイゾ」

「虫刺され程度にはなるだろっ」


 もちろん単なる強がりから出た戯言ではあるが、俺の狙いを悟られないための意味もある。幸いにもこんなナマクラだからか油断したままだし、先ほどの言葉を強がりと受け止めてくれているようだ。まあ、この剣じゃなければこんな目に遭わなくても済んだのだが。


(そんなことを考えていてもしかたない、か)

 

そんなことを考えながらもこちらの手数が増え始め、それに比例するようにオーガの刃が掠らなくなってくる。どんどん感覚が研ぎ澄まされ、まるでかつて戦場に身を置いていた時の自分に戻っている気がする。


(錆びついていたのは俺も同じだったってわけね)


 先ほどまで冷静だったオーガも当たらなくなり始め、苛立ちを隠し切れなくなっている。俺の方もそろそろ下準備は終わりかけている。剣の方を見るとこちらもそろそろ限界が近づいてきているようで、ギシギシという感覚が手に伝わってくる。あとはタイミングだけなのだが……


「マフユ!!」

「マフユさん!!」



 声の方を向くと、氷の飛礫つぶてと炎の小さな玉がオーガに向けて飛来し、ぶつかる。大した威力はなかったが、突然のことで動きが一瞬だけ止まる。その一瞬を見逃さず、俺はある一点を目掛け突きを放つ。

 オーガは俺のその行動に対し、獰猛な笑みを浮かべながら上段斬りで迎え撃つ。おそらく勝負を逸ったと思ったのだろう。自分オーガの身体は貫かれることなく、その隙に俺を斬り伏せることができると。

 オーガの振り下ろした太刀は俺の左肩を3センチほど切り裂き食い込んでいる。大怪我だが、致命傷までには至らずそこで止まっている。なぜそこで止まったのかというと――。


「……ドウシテ刺サッテイルノダ、キサマ一体ナニヲ」

「確かにお前の身体は硬かったさ。だから何度も斬りつけたんだよ、ある一点を必ず通るように、な」


 握っていた柄を離し、肩口の傷に手を当て横たわるオーガを見ながら呟くように話す。

 俺はずっと胸の中心の一点を通るようにひたすら斬りかかっていた。一撃一撃は大したことはなくとも、それを蓄積させ突き破れるほどまで筋肉を削っていたのである。そして、その作戦が見事に成功し急所を貫けたのだ、と。


「まあ、ガンマナイフの原理の応用みたいなもんさ」

「……見事ダ人間」


 そのままオーガは絶命したかと思うと、黒い霧のようになり爆散した。今まで多くの魔物と対峙して倒してきたが、このようなことになった記憶はなく、周りのゴブリンも確認するがやはり死体は残っている。


「どういうこ……いっ!?」

「マフユーー」


 オーガが倒れこんだ部分をしゃがんで確認しようとしたとき、左肩に激痛が走った。正確にはずっと激痛があったのだが、フィンが左肩付近にぶつかるように抱き着いてきたのでその衝撃がものすごかった。


「ねえねえ、マフユ大丈夫なの!?けがは?」

「いたたたたたっ」


 心配してくれているのはわかるのだが、傷口を全力で揺すられると痛いとしか言えず、痛いと叫んでいるから余計に揺すってくるという悪循環に陥る。その結果――――


(……ああ、どんどん痛みが無くなり、意識が薄れてくる)

「フィンさん、マフユさんが意識失いそうですので一回落ち着いてください」

「で、でもマフユが」


 

 そんなある意味オーガとの戦いよりも辛い出来事がやっと収まり、今はルナに肩口の傷を治療してもらっている。治癒魔法は魔法の中でも特殊な才能がないと使えないと昔聞いたので今は大助かりである。


「ありがとな、かなり痛みが引いた」

「いえ、戦闘ではあまりお役に立てなかったので。それに傷もそんなに治せませんでしたし」

「十分だよ。それに治癒魔法なんて魔法使いの中でもかなり使える人は稀有なんだから胸を張ってくれ」


 まだ、体中の傷は塞がっておらず血は出たままである。肩の傷を塞ぐので精いっぱいで、ほかを治すほど魔力が足りなかったらしい。なので今はフィンに包帯を巻くのを手伝ってもらっている。幸い身体の方はひどくないようで、包帯を巻けばどうにかなりそうである。まあ、全身に巻かなければいけないのだが。


「フィンもありがとな。もう大丈夫だ」

「マフユの役に立ててよかった!」

「さてと、とりあえず疑問が多少残るがとりあえず一端村に戻って報告しよう」

「そうですね」


 いろいろ事後処理などやることが多く残ってはいるが、俺が介入できる部分はここまでだなと勝手に結論付けた。 

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