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魍魎跋扈

 『警告!』


 当作品は、「7th Sphere」における「解説集+あとなんか」となっております。

 本編を読んでいないとわからないことが多々あるほか、こういった自己満足的作品がお嫌いな人は即読むことをやめることをおすすめします。


 なお、当作品は作者の偏った知識、誤った知識で構成されているため、真に受けず、きちんと調べることを前提としております。

 もし誤字脱字、間違った知識を見つけたら「流し目で」「誘いながら訂正」して下さい。


 ……以上のことを納得した方はどうぞ、そのままお読みください。







21話 「ようやくパンが~」

 地下世界にパンはない。なぜなら、そも麦がないから。

 ちなみにこれには。

 「地下なので広大な農地を作ることができない」

 「光の確保が難しい」

 「土地の関係から二毛三毛二輪三輪と同じ畑を使い倒すため、土地が痩せやすい」

 などという理由があるためである。

 とはいえ、人間は炭水化物を取らないと思考能力が低下する。そのため救荒食であるじゃがいも先生の栽培が行われている模様。


 ところで、この世界のじゃがいも先生はこんな劣悪な環境でもそだつようかなり品種改良されているようである。

 環境が整った場所に植えたらその繁殖力からバイオテロができるな。

 ……いや、その前に環境が違うから育つかな?




同話 仮設住宅

 プレハブ工法、プレカット工法などとよばれる建築で作られている。

 ただし掘っ立て小屋。片手ほどの人数がいれば二、三日で作れるだろう。

 ちなみにイノ君は「大工を酷使」といったが、さすがにこれほどの数を大工が作れるはずもなく、その大多数は日雇労働者であろう。

 それにプレハブ工法なら大工でなくてもどうにかこうにか作れるし。

 (我々の世界でも開拓期にこの工法が採用されたのはそのため)


 なお、ここからは推察になるのだが、プレイヤーの人数は二百人。

 戸数は(相部屋制なので)最低でも百。

 それを一週間でほぼすべて作り上げたということは、だ。その推定動員数は。

  期日(7日)÷製作日数3日×5人×100戸=1166.666……人

 ……ちょっとまて、どんだけ!?

 そりゃ公共事業にもなろうというもの。

 しかも前提としておおよそひと月、プレカット材を溜め込んでいたのである。

 そのときの動員数も考えればなるほど、こんな美味しい事業を王が見逃すはずがない。


 というか、だ。

 それほどの人数が動員されているにもかかわらず他区の経済活動にさほど影響がないということは、王都にいる浮浪者をはじめとした日雇労働者は最低でも……いや、よそう。オレの勝手な推測で皆を混乱させたくない。




同話 バイオハザードマークについて

 作中にあるとおり国際的に定められた法定標識である。

 遺伝子組み換えを研究する研究所やインフルエンザウィルスなどの保管場所、使用後の注射針入れなどなど、案外この標識を見る機会は多い。


 私? 生で見たことはありませんが何か?




同話 王の来訪について

 実はこれ、ある出来事に対するちょっとした理由付けだったりする。

 いや、それほど大それたものでもないのだが……さておき。

 いくらフットワークが軽いとはいえこの時点で「一国の王が来訪する=王が無碍にできない」という図式が成り立ち、これのせいである程度学のある商人やギルドの重役、貴族などは冒険者ギルドに強く出ることができなくなっている。

 つまり「人質をとって脅したり」「武力的、経済的な圧力を加えていいように使う」ことができないのだ。

 なにせそうしたとたんに王を、ひいては国を敵に回すことになるから。


 一見冒険者ギルドが有利にも見えるが、しかし王にまるっきりメリットがないわけでもない。

 上記理由から実質王に庇護される形になるため、冒険者ギルドも強く出ることができなくなっているのである。

 ……そして結果的にディタムス王の権力が上がる、まさに腹黒。




同話 王が会釈した

 普通王や大統領といった一国の顔役が頭を下げることはない。本当にない、それこそ絶対にない。

 そしてこればかりは断言してもいい、これは王がやってはいけないことだ。

 その理由は「頭をさげる=謝罪」という図式が基本形であるからである。


 なお、日本は「頭をさげる=会釈=挨拶」という図式も成り立つのだが、それは日本ばかりで国際的な礼儀ではこれは異端なのだ。(それが通例なのか法で定まっているのかまではわからないが)

 事実、某米国大統領は天皇陛下にご挨拶したときに頭を下げて米国本土でバッシングを受けている。(ニュースにもなった)


 ……だというのに「あなたたちのことはちゃんと知っているよ?」という様子でやすやすと頭を下げたディタムス王。

 その情報網からわかる奴にはわかるプレッシャーのかけ方まで、こいつは本当にやばい男である。




同話 鼻血

 別に書く理由もないのだが……いちおう。

 鼻は毛細血管が密集しているらしく、そのためちょっとした事でその毛細血管が切れ、鼻血がどばどばと出てくるそうだ。

 対処法は鼻を指で押さえて(圧迫止血)前を見た状態で止まるまでじっとしていること。下を向いてもいい。

 ただし、上を向いてはならない。

 上を向くと鼻血がのどに入って吐き気を催すほか、場合によっては気管に入るためだ。


 ……ところでヤコ君、いくら自然治癒能力が高いとはいえ放置はないでしょ放置は。




同話 製氷機

 実はさほど難しいことではなく、氷をつくることは1755年に成功している。

 ただし、冷凍機が特許を取得して世に出たのは1834年と、おおよそ百年後になる。

 当時の冷凍機はポンプ(シリンダー)を使用して内部の気圧を下げ、内部に充填したエーテルを蒸発させ、その気化熱を利用することによって氷を作っていた。

 当然、この場合ポンプを動かすために外部に仕事をさせる仕組みがいる。

 海底遺跡に製氷機を作成したのもあながち理由がないわけではないのだ。

 (海底遺跡には潮風を利用した風車がある、本来は海水をくみ上げる装置)

 ちなみに部品作成は武人と職人、そして特産品が鉱石類である地下世界であろう。


 ……そうそう「エーテルはどう作ったのよ?」という人もいるかもしれないが、エーテル自体は1275年に発見されているほか、硫酸エーテルは1540年に合成されている。

 1755年には製氷が成功していることから見るに、きちんとした理化学知識と1540年代相当の設備があればいけると判断した。

 (1755年の実験では、真空ポンプでエーテルを気化させて氷を作っている)




22話 ギルドランク

 上げてもサービスの質が上がるだけとかまるでどこぞの会員だな!

 注:冒険者ギルドでは「戦えれば」最下位ランクですら討伐依頼を受けることができる。


 ……いや、実際よくあるファンタジー世界のギルドランクを導入するとなるといろいろ問題が出てくると思う。

 私が読んだあるファンタジー小説だとサービスらしきものはほとんど存在しない。

 唯一身元がしっかりと保証され、上位依頼を受けられるようになるだけである。

 だというのに誰がランクを上げる? という考えからこのような形に。

 (それにギルドランクが最低でも身元保証が受けられる時点で上げる意味がもう……)


 それに、ギルドが煩雑な法手続きやら交渉やら、もしもの時のための保険業まで行ってくれるパーフェクトマネジメント業だとしても、だ。

 ある日突然。

 「おめでとうございます、規定ポイントに達しましたのでランクアップです」

 「最高位ランクからは強制依頼がございますことを留意してください」

 「この依頼を受けないとギルドから除名されます」

 「おぅ、最高位ランクども、ちっと徒党組んでドラゴンとガチンコやってこいや」

 ……なぁ、本当に誰が上げようとおもう?

 いや、さすがに軍人が出張ると思う……依頼主が国でなければ。

 (なぜだろう? 往々にしてギルドと国は繋がっていて、こういう依頼が来るのは)


 この世界に設定されたギルドランクの詳しい話は次の章かなぁ?




同話 銀行業務

 ところで日本初となる銀行がその営業を開始したのは政府が変わる変わらぬという動乱の時代であり、日本紙幣に信頼がなかった。

 (政府が変わるとその紙幣が紙くずになるため、大多数が紙幣を金貨に変えていた)

 というか当時の銀行は預金や換金「のみ」を行っており、両替商が銀行と名を変えただけだったりする。

 そこから現在のような日本の銀行業務が開始されるのは営業開始後しばらくたってからなのだが……そんな作者もうろおぼえな歴史はさておき。


 メノウさんが銀行業務を開始するというセリフにえげつないと答えたのにはわけがある。

 銀行は(当時の話になるが)資金投資や証券取引、為替などの運用を業務としていて、資本となる金が集まってくる下地があったのだ。

 また、銀行の代名詞であろう資金投資やローンは「資金を貸してもこちらの資本は一切目減りしない」ことなどを利用している。

 ただ、これを細かく説明すると別作品になるし、生兵法はけがのもとなのでこういう話はちゃんと学校で習ってください。

 明言するが、もしだれかが実行しても私は一切責任を取らない。自己責任である。


 ……さて、延々と語ったが、つまるところ「さくっと金持ちになりたければ金貸しやれ」である。

 そしてもう一度明言する、私は一切責任を取らない。

 すべて自己責任である。


 自己責任である!




同話 ギルドハウスのルール

 つまるところ「身奇麗にしておけ」「助け合え」「仕事しろ」「悪いことするな」「嫌ならたたき出す」である。

 これをギルドが提示したのにも理由があり、ギルドハウスは不特定多数の人間が利用するため、トラブルの温床になりやすく、ギルドは仕事の関係で対応できないことがあるためである。

 また、こうやって明文化することによって契約に同意したという条件と前提を作り、不法占拠など「物理的に」排除することができる。

 無論、穴があるし拡大解釈によってはえらいことになるのでため完璧ではない。




同話 「長屋かよ!」

 たしか北海道開拓時代は地べたにじかに寝ていたとか。

 なおこれには理由があって、当時燃料が高かった北海道ではそうしないと寝ている間に凍死の危険があったためらしい。(うろ覚えだが)

 これは橋の上が凍りやすい理由と同じだそうだ。


 ただ、だからといって豪雪地帯はすべからく高床式にしてはならないというわけではなく、高床式にすることによって風通りをよくし、シロアリなどの被害を抑えることができるのだ。


 ……さておき、どのような理由で地面から一段高くしているのか、この時点では説明されていないが推測としては。

 「風通しをよくして防虫するため」

 「雨季の雨がひどく、とても地べたには寝ていられない」

 「夏がクソ暑い」

 「やはり暮らすところぐらいは和風にしなければならぬじゃろう?」

 だと思われる。

 ……最後のは、どうかとおもうが。




同話 ハイドラ(ヒュドラ、ヒュドラーとも)

 イノ君は「首をたくさん持った毒蛇」と言っているが、語源的には海蛇である。

 そのため、ヤマタノオロチのような形状をしたハイドラも描かれている。

 ただラミアをハイドラと同一視する地方や、恐竜のような四足に多頭という形状をしたハイドラもいるため、なんとも不定形。

 また、我々の世界にはハイドラ(=ヒドラ)という生物もいるため余計にカオス。

 作中のような不定形に違和感がある人がいるかもしれないが、その不定形はここからきていたりする。


 ……ちなみに、クトゥルフ神話に「ハイドラ」という外なる神がいて、こいつは文字通り不定形である。

 また半漁人に「母なるハイドラ」というもいるのだが、クトゥルフ神話にはハイドラという神(?)は二柱いるため間違いではない。

 ただ、このハイドラ(不定形)のほうが先にできたのに、ハイドラ(半漁人)を作った作者がそれを確認せずに出してしまったためこうなったのだ。

 そしてそこからわかるとおり、ハイドラ(不定形)は恐ろしく、知名度がない。

 ちなみに私も最近知った。




同話 デッドミートとハイドラ

 同話、というか前話も関係するのだが、ヤコ君が「名前が~」云々といっていた理由はこいつだけ仲間はずれだったからである。

 今章で今イノ君たちがいる世界のモンスターの名前がいくつか挙がっているが、それを羅列すると。

 『ウェアウルフ』『ミノタウロス』『グリフォン』『コカトリス』『デッドミート』

 となり、こいつだけ「オリジナルモンスターで幻想生物」ではなかったのだ。




23話 データ検証

 そういえばダメージを表示したりデバフを表示するシステムウィンドウはない模様。

 というかあったら検証に使ってる。

 ただし、種族変更に関するシステムポップアップウィンドウは存在しているようだ。

 ……いや、まぁ、世界が数値で表示されたらちょと怖いよな。

 え? 王都騒乱のあれはなんだったんだって? やだなぁ、ちゃんと書いてあるじゃないですか。




同話 敬礼

 私の知り合いの自衛隊隊員殿から聞いたのだが、自衛隊での敬礼はこめかみに右手中指をつけて親指が相手に見えないようにするそうだ。

 ……さておき、敬礼にはいろいろな種類があり、そのすべてが相手を敬うという意味が込められている。

 また、地面に杖や盾を突きたてるこの独特の敬礼は「この場にとどまり不退転の意志にて都市を守る」という想いが込められているのかもしれない。


 ……こらそこ、弁慶の立ち往生とかいうな。不吉すぎる。




同話 「まるで夫婦みたい」

 せやな。




24話 「私まだそんな年じゃないわ!?」

 せやろか?

 すくなくとも「ぎゃふん」を口にする時点で(ここから先は血がにじんで読めない)




24話 ランディたちの死に戻りについて

 ででーん、あうとー。

 ……さておき、ランディたちは死んでいないため殺人罪に問われず、また浮浪者たちがグルになって証言を捻じ曲げているため簡単に罪に問うことができない。


 また、プレイヤー(渡り人)は『死に戻り』という現象から『偽装殺人、殺人自演、冤罪が簡単に成立する』という欠点を抱えている。

 そのためこの世界におけるこの場合のランディたちの証言はあまり重視されていなかったりする。

 ヤコが「注意を呼びかける」といった理由もこのあたりが原因。




25話 薙刀をもった男

 彼らは討伐依頼を引き受けた模様。

 システム的な理由も存在するが、その前に素人が五キロ前後の薙刀を担いで森の中で戦えるか、という話もある。

 まぁ、作中の理由から身体能力は高いはずだから使えるのかもしれない。

 ぶん回しとか、なぎ払いとか、大上段からのたたきつけとか。




同話 だれがだれに殺されようが自己責任

 ところで、反射神経も耐久力も筋力すら人の域を出ていない凡人が群れで行動する狼相手に戦えるのだろうか?

 しかも素人が扱う長物武器の特性上ほとんどソロで、ついでに長物武器の利点をほとんど生かせぬ森の中で。


 ――どうやらギルド職員全員ガチギレしていた模様。

 殺すKAKUGOというわけでもないが、もはや公開処刑である。




同話 加工した樫による総木製武器

 とあるなろう小説にも出てきたと思いますが、これ、圧縮木材です。


 ちなみに、木材は圧縮すると色がぐっと濃くなる。

 製造はそんなに難しいものではなく、120~160程度の蒸気で蒸すか茹でるかしながら圧縮、その後圧縮した状態のまま乾燥に入る。

 圧縮するため結構な硬さになる上、全体的な硬さも均等に、さらには重量もぐんと上昇して殺傷力が高くなるのだ。

 ところで、圧縮木材はゆでると元の大きさにもどるとかなんとか……ほんとかな?


 総木製なのに武器になるの? という意見もあるだろうが、ここは断言しよう。

 知らんがな。


 ……いや、だって、野生動物の生命力は舐めたらダメよ?

 ウソか真か「金槌で頭を殴っても死ななかった」という話があるくらいなんだから。

 だが、その昔人は鉄器よりもはるかに劣る石器を使って狩猟を行っていたし、人は木刀ですら死ぬのだ。できないことはないだろう。

 できないことはない、というだけだが。




26話 ふかふかのお布団

 前にも「なんとなく~」で取り上げたが、羽毛や綿布団は生産量の関係で高級品である。

 なのでこの世界では「ちょっと高い」どころの騒ぎではないのだが……渡り人はかなり儲かるお仕事です。

 詳しい話はギルドへGO! 今なら美人なお姉さん(下半身馬)やダンディなオジサマ(光る禿頭)が懇切丁寧に教えてくれるよ!




同話 もうまずいだなんて言わせない

 無理だろ。

 むしろかまどでどうにかなる話じゃないし。




同話 鉄板二種

 二種自体は三種と違って強化弱化、囮、重騎士、魔法騎士、重装戦士、剣闘士、拳鬼、閃士などなど、かなりの数が存在している。

 そして、そこでよく使われるのがライカンスロープとアーマードである。

 しかもライカンスロープは覚醒技の関係からさらに数種類のグループに分かれていて、組み合わせ自体はアーマードよりも多い。

 ……そりゃ補助種族とかいわれるわ、ライカンスロープ。




同話 ライカンスロープは戦闘特化

 作中でも言っているが覚醒技は「特定のポーズ」と「発声」を必要とする。

 そのため、案外戦闘では隙が大きくて使えないことがあったりする。

 転じてパッシブ祭りなライカンスロープが戦闘特化といわれる所以でもある。

 ただ、パーティだとその欠点も薄くなるためライカンスロープはおソロ様御用達に……。




同話 殺すKAKUGO

 そういえばヤコ君やイノ君たちはウェアウルフを惨殺しているが、葛藤は一切していない。

 これは作中王都騒乱でイノ君自身が「そういった感情がわかない」と言っている。

 この国の言語の読み書きといい、容姿が変わっていることといい、ナニカサレタヨウダ。

 ……ふと思い出したかのようにダークな設定入れんなよ、私。




27話 犬肉

 作中にあるとおり、犬肉は臭みがあり繊維質で食すような物ではない。

 きっと焼いても噛み切れまい。

 世界では韓国あたりの伝統料理として存在している。あと中国も食べていたような?

 なんでも薬膳であり、滋養強壮に効果があるそうだ。

 私? 食べたことありませんよ? 飢饉じゃあるまいし食べたくもない。




同話 煙焚き

 この世界ではモンスター避けの強い匂いがする香草を焚くことを煙焚きというらしい。

 我々の世界でも虫除けに煙を焚いたりするためありえないことではない。

 ……うろ覚えだが、たしか猫はレモングラッセという植物のにおいが嫌いだったはず。


 なお、その方法から移動には適さない。

 それに、よしんばできたとしても荷物がかさばるため、よほどの事がないとやらないだろう。




同話 柵

 柵。

 ……いや、何で土嚢じゃないの? とかあるかもしれないが、農地拡大を考えると設置しなおすのに手間がかからない柵が正解なのだろう。

 また、基本は煙焚きによってモンスターを避けているためさほど気にすることでもないようである。

 ――もしも、のことは考えているのだろうか? この世界の村人。




同話 にわとり三羽

 ある掲示板で「かもが五羽(?)歩いている」という情報だけで道案内をしたお話があった。

 すなわち田舎は目印がないからかもで判断するのである! (偏見)


 ……いや、正味な話、無農薬や減農薬で稲を育てているひとがかもを飼っている話はあるし、無農薬や減農薬は恐ろしく大変なのでやる人は少ない。

 そこから推察すれば「かもを飼っている家は減農やってる〇〇さんちで、〇〇さんちの田んぼはあそこで~」という推理が成り立つため、田舎は目印がどうのこうの以前の問題なのだ。

 この場合にわとりを飼っているのは村長の家だけのようだったので、十分な目印である。


 ……ただ、これ、逆に情報が筒抜けって言う証左でもあって、オラこわくなってきたぞ!?




同話 ヤコの身分

 あらやだこの子身分を隠してますわ!?

 ……ちょっとまずいような気がしないでもないが、身分を明かすと確実にややこしいことになるのでこれがベター。


 まぁ、いちおう「冒険者ギルド所属」と明言しているのでうそはいっていない。

 ……君は詐欺師か?




同話 村と商隊と商談

 「むしろ物々交換のほうがいいんじゃね?」

 とか思っている人、それはちがう。

 というか我々の世界でもかつては農作物を育ててそれを税として貴族に納めていたわけだが、自分たちが育てられない作物とか作りようがない調味料(必須栄養素である塩とか)どうすんのさ? 全部森の中に実ってるファンタジーいやファンシーじゃあるまいし。

 つまり、人が暮らし、完全に自給自足ができない限り、どんなに田舎でもある程度の収入が要るのだ。

 本当にある程度ではあるが。




同話 この外道

 感想欄にもあったので取り上げます。

 とはいえ、説明することはほとんどないんだよなぁ……理解と納得は違うということくらいで。

 なのでこの一言「この伊達男め」




28話 ガルドの価値、サンドの価値

 ここに来てようやくガルド銀貨の価値が判明。

 一ガルド≒千サンドとのことだが、かなり阿呆な価値である。

 いくら相場変動が起きているとしてもここまで金額が跳ね上がるのもおかしい。プレイヤーや貴族が普通に使っているらしい描写があるのにこんな相場が成立するわけがない。

 だって日常生活でほとんどつかえないじゃん。

 いや、もしかしたら千サンドの割符のことを一ガルドとよんでいる可能性も否定できない。だってこれだけの金額、貿易とか高額売買くらいしか使い道がないもん。

 ……う~ん、そうなると他の世界で使える理由がないから違うか。


 じゃあなんでこんなことがありえるの? という疑問が湧き上がるが、その回答例として「もし日本の百円硬貨が金だった場合、おおよそ44000円という金銭価値になる」という話がある。

 (平成二十五年十二月十四日現在の金相場を元に大まかに算出した値)

 つまりガルド銀貨は我々の世界で言うところの金のような希少金属の可能性があり、もしこうだった場合厳密には「一度銀貨を売って、その売却価格で買い物をしている」という形になっているはずだ。

 そりゃ屋台のおっちゃんも「金がねぇよ(意訳)」と言うわ。


 まぁ、貨幣単位の違う二つの世界で同じように使える時点で希少価値による取引(≒銀貨の売買)が成立しているから当たり前のような気がしないでもない。


 ……ところで、よく詐欺られなかったな? お前ら。




同話 食費とか

 ようやく一ガルドの値がでてきたからついでに食費とかも出しておこう。

 ひと月の食費がだいたい二ガルドとのことだから毎月約二千サンド。

 資料がいくつかあるため「こうである」とは言えないが、ある夫婦二人で毎月三万~五万というらしいから、ひとり二万として、一サンド≒十円。

 そのためここから「串焼き三十サンド≒三百円」「パンツ一枚≒二千円」という図式ができる。


 高いな!? いや、串焼きのほうはおかずにできるくらいの量だったはずだから安いのか!?

 いややっぱり高い!


 注:夫婦二人で毎月一万~三万という資料もあるが、今回は高いほうを採用した。




同話 素材売却で一ガルド

 これまでの話から、この世界で売ることができる素材は骨、肉、皮である。

 そのうち骨はやじりなどに使用され、肉は食用、皮は獣皮紙や防具となるらしい。

 (うろおぼえだが、骨鏃(こつぞく)自体は過去に利用されていたことがあるらしい)


 鏃となる骨は、鏃自体が消耗品であるため売却価格は安めだろう。野生動物普通にいるっぽいし。

 肉はそもそもウェアウルフではない普通の狼がいるのだ。つまり被捕食者であるうさぎなどの野生動物のことを考えれば二束三文。


 ……するってぇと、なにかい。この世界皮がやたら高いって言うのかい?

 いや、イノの着ているコートが簡易な皮鎧にもなるミノタウロス製で、四十ガルド。

 ありえない話になるが、もし加工費や人件費が八割九割をしめていたとしても……それでも残りは四ガルド。

 ヤコ君が借り受けている(いた?)部屋が月三十ガルド(中所得者の月収の半分)と考えれば、うん、可能性は十分にある。

 これは、一ガルド以上の儲けが出る可能性もあるでぇ……。


 あれ? そうすると獣皮紙ってかなりの高級品……?




同話 いびき

 疲れていると筋肉がゆるんでいびきが上がる。そのほか太っていると気道がつぶれていびきが上がる。

 アニメで運動部のキャラクターがよくいびきを上げるのは疲れているからだろう。

 ちなみにいびきを防ぐ方法はウソか真か横向きに眠ることらしい。うつぶせ、あおむけはNG。


 なお、普段いびきを上げる人は病気の可能性もあるため病院へGO。




28・29話 お祭り騒ぎ

 目の上のたんこぶがなくなったのだ、そりゃそうなるわ。

 ……ところでイノ君が言ったとおり、昔はお祭りはナンパ時だった。

 これは祭囃子や楽しい雰囲気で開放的になるためだと思われる。


 ……そして、村の外から血を取り入れたり外に出るチャンスでもある。

 つまり、村娘さんたちは結構ガチで男組を狙っていた。出るにしても取り入れるにしても、渡り人ならどっちに転んでも彼女たちにとっては将来安泰に違いないだろうから。


 だれだよこんなどろっどろしたプロット書いたの……いや私だが。




29話 毒

 蛇毒は出血毒、神経毒、筋肉毒の三つで構成されているらしい。

 出血毒は血液の凝固を阻害し、神経毒は呼吸などを麻痺させ、筋肉毒は細胞を死滅(壊死)させるそうだ。

 あらためて、ハイドラのファング系覚醒技がヤバイのがわかっていただけたと思う。

 なんだよ<ヴェノム(毒)><パラライズ(麻痺)><ブラッドシェッド(出血)>って。状態異常のオンパレードじゃないか。


 唯一の光明は蛇毒の大半はたんぱく質で構成されているから熱で壊れるということか?

 いや、ハイドラもたんぱく質でできた毒とは限らないが。




同話 インスタントラーメン

 某鳥麺よろしく油で揚げ、瞬間的に水分を飛ばしていると思われる。

 なお、この方法は瞬間油熱乾燥法として特許登録されている。

 ……圧縮木材といいインスタント麺といい製氷機といい、異世界だからとやりたい放題だな? 理系オタ。




同話 重量計

 まぁ、塩工場があるから測定具があるという推測もなりたつわな。

 推測だが十キロ単位で測るということだろうから、あるとしたら竿ばかりだと思われる。




同話 暗証番号つきチャットルーム

 プレイヤー間ではカギ付きチャットとかカギ付きの部屋とか呼ばれている。

 暗証番号がわからないと入室できない(=参加できない)チャットルームのこと。

 身内だけとか内緒話したいときに最適である。




同話 暴動

 ででーん、つーあうとー。

 ……さておき、参加者のなかにはギルドの重役や聡い商人はいないだろう。

 前述したとおり、冒険者ギルドは「王が無碍にできない組織」なのだ。

 参加するバカは、本当にバカである。


 ただ、これが起きてしまった原因は、実はランディたちにもある。

 モンスターとガチンコできる身体能力持ってるのにほとんど無抵抗で殺されたらそらだれでも「いけるか!?」なんて勘違いするわ。


 それに、もともとプレイヤーは奴隷としてこき使われていた歴史がある。

 我々の世界でだっていまだに人種差別がひどく、場合によっては理不尽な死を強要されてしまうし、そのような思想での殺人もいまだに残っている。

 現地人が暴力に訴えないという保障は、本当に皆無なのだ。




同話 傭兵ギルド、狩猟ギルド、冒険者ギルド

 傭兵ギルドはいわゆる運搬会社や警備会社などをあわせた戦闘系ギルド。

 狩猟ギルドはいわゆる猟友会や精肉加工会社などをあわせた生産系ギルド。

 こうしてみると冒険者ギルドの業務はわりと他のギルドとかぶるのだ。




同話 ジュウゴヤさんとエレオノールさんを交渉役に向かわせる

 ジュウゴヤさんはもともと営業職であったため、適材適所。

 ただ、エレオノールさんも営業職だったのか、それとも護衛なのか……この時点ではちょっと判断が付かない。

 さておき、現状チャットを使えばリアルタイムで交渉に干渉ができるので、ヤコ君自身が交渉に出向く利点は薄かったりする。

 (格の問題で彼女自身が出なければならないことも多々あるが)




同話 ジュウゴヤさんとエレオノールさんの死に戻り

 ででーん、すりーあうとー。ちぇんじ!

 何度も言うが、冒険者ギルドは「王が無碍にできない組織」である。

 というか無碍にしたら貴族制の前提である「ご恩と奉公」が崩れてしまうので無碍にすることすら許されない。

 その上「王がわざわざ来訪する=実質貴族と同等か、それ以上」なので、彼らの身がヤバイ。だが暴徒はバカなのか気付いていない模様。

 しかもこのとき騎士隊と一緒に向かったとヤコ君が言っているので、犯人は現行犯逮捕である。

 やったね! 場合によっちゃ大量粛清待ったナシだ!




同話 ラードーン卿

 ラードーン卿、部隊の先陣にたって指揮するとか、結構すごい権力持ってたんだね……なんでこの人都市警備に回されてたんだろ?


 いや、「人手不足には勝てなかったよ……」の上に冒険者ギルドの冒険者たちが結構微妙な位置に立っていたせいである程度上級の貴族が対応しなければならなくなったからなのだが。

 なお、政治が関わってくるせいかイノ君はこのことに気付いてない模様。

 さすがは「政治はわからん(意訳)」と言ってる伊達男。




30話 処罰について

 おおっと! ここで審判から物言いだぁ!

 ……げふんげふん。さきほどから口すっぱく言っている通り「王が無下にできない組織」なのにその所属やら職員やらを倒してしまった。

 貴族制が存在するこの世界で、それはかなりヤバイ。


 だというのに数日間の労働刑。これは軽すぎる。

 ……また、「騒乱の罪」ということで半ばとばっちりで罰を受けた冒険者ギルドなのだが、その刑罰が決まる前に裏取引かなにかがあったと思われる。

 内容は不明だが……それにしても本当に腹黒いなぁ、このタヌキとキツネ。




同話 ご都合主義の神様

 デウス・エクス・マキナ。作られた神様とか言われていて、いわゆるご都合主義の擬人化である。

 なんだ、諸外国にも擬人化文化はあったのか。

 ……ともかく、大抵の神話はこいつの餌食になっていると思われる。

 それの代表例? として、とある話では「神様が自分の前妻と後妻を病死させたうえ娘たちまで~」というド外道を行って、恩恵などこれっぽっちも与えてないのに当の旦那さんは結局より一層神様を信仰するというのがある。


 なお、ご都合主義の神様が働いてくれたのに二人の妻と娘たちは復活しない模様。




同話 暴動事件に魔法使い

 イノ君、それは違うよ?

 魔法使い部隊が出てきたのはイノ君たちが<グロウアップ>した上、徒党を組んで「万物ことごとく喰いちらかしなさい!」とか言ってたせいだからね?

 まぁ、「万物ことごとく~」の前から投入されていたのだが。


 イノ君は<グロウアップ>状態になればソロでミノタウロスを倒せるので、そこにいたのが四十人前後としても……うん、冒険者ギルドが「騒乱の罪」に問われたのもとばっちりというわけではないのかもしれない。




同話 タヌキ寝入り

 ヒントだけ公開しよう。

 人は睡眠時に代謝などががくんと落ち、唾液の分泌が少なくなる。

 そして虫歯が夜に進行するのは唾液が虫歯菌を洗い流さなくなるためである。

 ……寝てたら口の周りがよだれだらけになってたって? 眠りが浅くなれば当然代謝も上がるでしょ?




同話 よっぱらい

 酒を飲みすぎると思考能力や記憶力をはじめとした脳の機能や身体能力が低下する。

 そしてもし繰り返し同じ発言をしはじめたら要注意。急性アルコール中毒が発生する可能性が高い。

 ……なお、この世界では酩酊状態は<賦活のルーン>で緩和することが可能らしい。

 万能だな、<賦活のルーン>。




同話 イノとイーヴァ

 どう見ても夫婦です。本当にありがとうございました。




同話 ――ああ、理不尽。

 作者≒神様という図式が成り立つのであれば当たり前。むしろ理不尽じゃない神様なんていないし、神様はえてしてわがままだ。

 だが今回もこの言葉でしめようと思う。


 知らんなぁ?

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