雑談ー始まる前のご挨拶ー
初めて、小説を書きます、小説を書くのは簡単…小説を書き続けるのは難しい…小説を書くのは簡単…小説を終わらせるのは難しい…挫けずめげずに、拙い文章ですが、最後まで見守って下さい。
『お前さんよ、いったい…いったい、お前さんには〜うちらをどぅ思ってるんだ⁇』
『ん〜何を言ってる⁇ そんな当たり前な事を何故、いまこのタイミングで⁇いま必要なのか⁇もぅ一度聞くぞ⁇何で今なんだよ』
『いや、だってほらあれだろ⁇これから、うちらとの波乱万丈、愉快痛快で奇々怪々な武勇伝を、ほら…画面の向う側の奴らに披露するんでしょ⁇』
伊織、まずはこいつについて、話しておかなければならない…まぁ簡単に言うと「尻尾が2つに分かれていて、100年くらい生きてる猫又」と言えば容易に想像ができるでしょう(笑)
そもそも、猫又とは、猫は10年生きると尻尾が2つに割れて妖怪になると江戸時代まで信じられてたそうだ、うちの伊織が言うには化け猫、黒猫、白猫、いわれはそれぞれあるが、元は猫又からの派生らしい、その気になれば人型にも化ける事ができるらしく、伊織の場合は……まぁ、後々登場する予定だから、その時までのお楽しみって事で。
『想像ができる訳がないだろ⁇普通に考えろよ⁇尻尾が2つに分かれて、100年生きてる猫又なんて、非日常的な生物だろ⁇』
得意げに尻尾をぴょんぴょんさせる伊織の姿がそこにはあった。
『しかも、しゃべるしな…語尾に 〜にゃ とかつけないのか〜伊織さんよ〜』
僕はその辺に置いてあった猫じゃらしを片手に伊織の目の前に散らつかせ、誘いをかける…誘惑をかける……ほら、もぅ、こいよ〜我慢しないでさ〜(笑)
伊織は背を伏せ、尻尾でバランスをか取り……
細い目をまん丸にし……まん丸にし…目をまん丸にし……目からビームΣ(゜д゜lll)
『出るかぁぁあ( ;´Д`)』
ナイス突っ込み、その突っ込みが大好きです伊織さん。
要するに、伊織さんは凄く愉快な猫の妖怪なんです、おまけに大食いで大酒飲みで、甘いものが大好きです。
『おぃ、そこ、何をこそこそと……何なら、うちがお前さんの紹介をしてやろうか⁇』
『それだけは、ご勘弁を……伊織がそんな器用に人物紹介できるとは思わないが⁇』
『お前さんより長生きしてるんだ、お前さんよりは上手にできるさぁ(笑)』
『こほん』
東雲 時雨、得意技…妖怪いじめ。特技…猫いじめ。必殺技…寝る。
『だいぶ、事実に間違いがあるように見えるのだが⁇気のせいか⁇気のせいかなのか⁇つぅか! 自己紹介ぐだぐだしてるうちに、こんなページ使ってどうすんだ。』
つぃ〜と、目線を話して、そっぽ向いた伊織が、そこにはいた。
こんな、バカなやり取りができるようになったのも、つい最近、まずは出会いのお話し、2人の出会いは11月16日、忘れもしない20時ごろ…檜山北の村井旅館で始まった。