前へ目次 次へ PR 7/12 幕間 His fate is... 彼は自分の運命を、その結末を、期せずして悟ってしまった。 自分は所詮、駒にしか過ぎなかったのだと。役目を終えれば使い捨てられるだけだったのだと。 誰のせいでもない。これは当然の帰結。 あの日から……、『鏡界』という牢獄に閉じ込められたあの日から……、こうなる事は決まっていたのだ、と。 幻影の道化(ファントム・クラウン)。その名の通り、虚構の存在。 牢獄の中でただおどけていただけの、哀れな存在。 彼にはもう、役目は無い。