闇店調査・遺ノ月灯
闇店調査・遺ノ月灯(やてんちょうさ、いのげっとう)と読みます。確認はしましたが誤字脱字や濁点がついていない部分があるかもしれません、目をつぶっていただけると幸いです。初めて書くので、設定などであれなんか前言ってたことや設定と違うようなズレてるようなという所もあるかもしれませんが温かい目で見守っていただけると幸いです
2049年秋田県・秋田市・死灯町
とあるマーケットで妙な噂が立つようになった「深夜、何者かが徘徊している。」と…………
「は〜、疲れた…新生活、楽しいけどこんなに体力つかうなんて、…」
彼女の名前は嵯峨美漣那
大学1年生だ
教員を目指すために秋田県にある大学に進学し新しい生活をスタートさせた
「大変!もうお金尽きそうなんだけど!?やばいな〜、」
引っ越しなどもありだいぶ金欠状態が続いていた。
「いや〜この状態でバイトはきつい、
なんか良い感じのないかな〜、ん?」
1つ妙なバイトを発見した。
「闇店調査
・勤務時間、深夜1時〜3時
・給料、日払い、時給15万
※仕事内容は現地で手配されます※」
「なに?このバイト? 、闇店…調査?見るからに怪しいな…」
不信感を抱きながらも今はお金がだいぶ必要な時期、少し調べてみることにした。
「へ〜ほんとに仕事内容は現地でしかしらされないんだ。覚えれるかな?でもまぁ、やれるだけやってみるか!よし!応募!応募!」
次の日、1枚の手紙が届いていた。
「この度は、闇店調査にご応募いただき誠にありがとうございます。シフトの日は毎月第四火曜日の深夜1時〜3時になります。」
シフトの日を自分で決めれないのに少し戸惑った漣那だったがそれよりも明らかに不可解な点があった。手紙の2枚目にはこう記載されていた
「注意点※もし仕事を何かしらの理由で休まれる場合は以下の文を必ず唱えてください。
・冥灯を燃やす七つの月光よその身を沈めたまえ…
この呪文を唱えるようお願い致します
なお、お忘れになった場合はこちらでは一切の責任を負いかねます…。」
あまりに不可解すぎたが応募した手前断る気にはなれなかった漣那はしぶしぶそれを承諾した…
月日は流れ、初バイトの日がやってきた。
「ん〜深夜のスーパー…ちょっと不気味だな、でもまぁ30万ももらえるんだし頑張ろ!そういえば仕事内容は現地で手配されるっていってたような、」
辺りを見回し1枚の紙を見つけた
「なになに?仕事内容と注意事項?」
「仕事内容
・ 1時半から3時まで個人で休憩を
挟みつつ巡回をして下さい(休憩
部屋があります)
・ルートは自由です
注意事項
・休憩部屋以外では休憩はしないよ
うにして下さい
・重要注意事項には必ず従って
下さい 」
「重要注意事項?なにそれまだ何かあるのかな?」
手紙の裏にはこう記載されていた
「重要注意事項
※この指示には必ず従って下さい
・自分の後ろから物音が聞こえたら
絶対に振り返らないで下さい
・店内で迷子のアナウンスがあった
場合一度巡回を中断し休憩部屋に
戻って下さい
※この指示にはいかなる理由があっ
ても従って下さい
↓↓↓↓↓↓↓↓
・店内のどこかの扉や窓が1つでも
勝手に開いた場合仕事をすぐに
止め店内から出てください 」
「なにこれ?……不気味すぎるで
しょ…もしかして私、とんでもないものに手だしちゃった?、…でも、やるしかないっしょ!」
ルールになんとも言えない気持ちを抱えながら遂に仕事が始まった。
「えーと、たしか巡回すればいいんだよね。なにを見回るんだろう?でもまぁ夜のスーパーなんて新鮮だし色々みてみよーっと!」
思いのほか特になにかおこることは無く2時間がすぎ初バイトは何事もなく終わった
「あれ、?説明の割になにも起きなかったな〜、でも起こらないにこしたことはないか。来月もがんばろー」
次日が流れ2回目のバイトの日がやって来た。
「今回もないも起こらないといいな〜」
なにもおこらなかった。
「えー?……なんか拍子抜け…あんなに不安要素みせといてこんな感じ?なんかガッカリかも、、ん?」
漣那はなにか背中に冷たいものを感じた
そして3回目のバイトの日がやってきたこの日が運命の分岐点になるなど漣那は予想もしていなかった。
「さて!今回も散歩だけで終わるといいな〜〜」
願ったのもつかの間
「ピチャピチャ……ビチャ!」
後ろから異様な何かが迫ってくるような音が響いた…。
「え?なになになに?なんか、音、したよね……?ピチャって、……しかも最後にビチャっていったし、えーと…、そういえば何か音がしても振り返っちゃいけないんだよね、よし…
頑張って一回戻って休憩しよう…」
なんとか休憩部屋まで戻ってこれたが漣那の恐怖は消えなかった…
「なんだったんだろう、…あの音、
いままではなにもおこらなかったの
に、……どうして…」
そんな漣那に追い討ちをかけるかのように一通の連絡が届く
「大変申し訳ありません1つ伝え忘れていた事がありました。休憩部屋は特別な結界で守られていますが一回の休憩で5分以上滞在してしまうと結界が弱まってしまい貴方様に被害がでる可能性があります。」
「ちょっと嘘でしょ!!ならもう出て巡回しなきゃいけないじゃん!
ほんと、最悪!!」
しぶしぶ巡回を再開した漣那だったがここでさらに漣那は恐怖のどん底に落とされる
「迷子のお知らせです。迷子のお知らせです。嵯峨美漣那様、お母様がお待ちです……。」
「えっ!ちょっとまって?私?たしかアナウンスが聞こえたらすぐに休憩部屋にもどらないといけないんだよね!
早く戻らなきゃ…!」
運がいいのか悪いのか今月の勤務時間はこの休憩でちょうど3時になる
漣那はひとまずバイトを乗り切る事ができた、でもそれより…漣那が不思議に思っていることがあった、
「なんで私の名前が呼ばれたんだろう……?それにお母さんが私を…まってる?……いや、あり得ない…だってお母さん、4年前に亡くなってるのに……」
解消されない悩みを抱えたなか4回目のバイトを迎えた
「今回もなにかおこりそうだな〜、
もう嫌だよ〜……」
非情なものに…漣那はこの日人生最大の恐怖を体験することになる…
「よし!…あと30分で今日の勤務も終わりだ。お願いなにもおこらな…」
「バァァン!!!!」
「?!?!何今の音、まって…まさか!!」
漣那の嫌な予感は的中した。奥の扉が開いた音だった…
「あ!そうだ…今すぐ店を出ないと!
重要注意事項の最後の1つ。
扉が開いたらいかなる理由があって
も店をでる事。いままでの経験でわ
かる、ここで間に合わなければ、
死ぬ…」
漣那は全力で店をでた…そして不意に店のほうを振り返った………漣那はそれを後悔した…「異形」まさに言葉の通りだった。
「もうだめだ…来月は…休もう、えっとたしか呪文、唱えるんだっけ?、」
「よし…」
「冥灯を燃やす七つの月光よその身を沈めたまえ」
「これで、いいのか…な?」
恐怖もあったが、気になった漣那は少しスーパーを見に行くことにした
「なに?あれ、?」
月の模型から青黒い刃が突き出て異形を留めていた。…恐怖を感じた漣那は一目散に逃げ出した…
漣那はバイト辞める選択をした。
このまま続けるのは精神的にも肉体的にも、そして…生命的にも危ないと判断したためだった…
後々調べて分かったことだが元々あそこは贄として捨てられた少女達の怨念を封じ、供養する祠があったらしい…だが、祠は月日の流れによって風化し誰からも忘れられスーパー建設時になにも知らなかった建設会社が壊してしまったらしい、…それで少女達の怨念が異形となりスーパーの中を徘徊していたそうだ。
「そんなことがあったなんて…私の名前がアナウンスで呼ばれたのも、もしかしたら少女達のお母さん達が今も、自分の子を探してるからなのかな…」
漣那はその後、供養の意を込めて元々祠があった付近に花を供えた。決して無くなりはしない、恨みが…怨念が、せめてこれ以上、………
苦しまないことを願って…。




