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殺し屋としての革命  作者: 羽野 菖蒲


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プロローグ

 この世界は「平和」だ。誰もがそう信じている。だがそれは表面のみであり、裏側をみればとても「平和」とは言い難い。スパイやら殺し屋やらを権力者、あるいは国までもが〝使用〟している。そしてそれらを取り締まるのが秘密警察である。私はそんな世界は本当に「平和」と呼べるのか疑問に思うが、そんな裏事情があることを普通に生きている人は知らないし、考えたことも無いだろう。そもそも知ろうとしても一般的な方法では知ることすら出来ない。そんな世界には特別な能力を持っている人たちがいる。能力持ちのことを人々は「能力者」と呼び、研究者は「特殊個体」と呼ぶ。能力には様々なものがあり、有名なのは発火能力や水操作などの能力を使ったときの見た目が派手なものだ。ちなみに私も能力者だがそのことは私しか知らない。理由は私の母が秘密警察だからだ。私は秘密警察には絶対になりたくない。

 実際、能力者の数はかなり少ない。能力の発現は自分の祖先に能力者がいない場合0.1%とかなり低い。だが自分の片方の親が能力者だと1%にまで上がる。両親が能力者ならば5%だ。家計の中に能力者がいればいるほど確率は上がる。ここで細かい数字を気にするのは研究者どもぐらいだろう。要するに能力の発現は遺伝的な要素が強いということだけ分かっていればいい。

 20代から60代の働く年代の能力者のうち約55%ほどが秘密警察になる。警察というだけでかっこいいからか、親を見て秘密警察に憧れる子供は沢山いる。そして、10%ほどが軍に所属する。軍人の中で能力者の数は少ないが、サイコキネシスや治癒能力を持っているものはよく軍に所属する。軍人たちは世界の裏側については教えられていないが、よく後処理などを行っているのは目にする。32%はその他だ。普通の会社に就職したり、そもそも働いていないもの、専業主婦などはここに入る。最後の2%がスパイや殺し屋だ。こいつらは秘密警察によって逮捕されるいわゆる〝犯罪者〟になる。そいつらを使用した権力者、政治家も秘密警察によって逮捕される。はずなんだが金によって消される場合の方が多い。まぁそんな社会で私「」はなんて事ない学生として生きている。双子の姉の瑞月(みづき)は能力が発現したことを言ってしまったため秘密警察ルートを進んでいる。今のところの生活にそれほどの違いはなく、これから発現するかもしれないと私は剣道と弓道、姉は空手と柔道を習っている。習う内容は武道系の中から好きなのを2つ選べと言われたのでしかたなく選んだ。そんな私にある1人の男が尋ねてくる。

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