表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/37

第三十話 先制


 バトルの序盤で先制を取れることは珍しくはない。

 運要素がなくてもそういう状況が起こることはある。

 だけど『パーストアトラクション』には間違いなくジョブステータに明記されている。



 先制は「運」が成したこと。「運」は19あった。

 この数値を気にする必要はあるのだろうか。まだ分からない。

 通常は「行動の選択」から「攻撃」以外のことも選択するのだろう。


「うむ。戦闘中の行動選択が表示された」

 5種類あるのがわかる。できることはこれだけだ。


「攻撃」つづけて攻撃をするのだな。

「道具」アイテムの選択だが、いまは何もないからパスだな。

「盗む」お、そうだよな。盗賊だもんな。当然あるよな。

「逃走」逃げたいときに使うんだな。


「加勢呼び/飛び込み」


 加勢を呼ぶのと飛び込むという意味から、加勢はこの状況からPTの誘いを出せるということか。受付さんが言ってたな。魔法使いと一緒なら魔法陣へ逃げ込めるんだろ。バトルエリアから仲間が外れることが許される、その逆もあるということだ。飛び込みは「加勢」の項目にあるから他者のバトルに加勢するときそこへ飛び込めると解釈できる。要するに乱入が可能なのだ。


 その話を聞いていた時に沸いていた疑問符があった。

 そもそもどうやって高レベルの冒険者とPTを組む状況が生まれるのかと。

 他者に応援をよびかける、あるいは他のPTのバトルへ飛び込み乱入するわけか。


 いずれにせよ現時点はソロなのでこの選択は「なし」だな。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ