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第6話『第2の街』

新スキル紹介

『銃術』

銃系統の攻撃の威力上方補正

『パワーショット』

MPを消費して銃弾の威力を上げる。

『エアショット』

MPを消費して風属性を弾に付与して発射する。着弾時に空気の破裂を伴う。

『法術』

回復魔法及び光系魔法の効果上昇

『エアナックル』

風属性を付与した拳で敵を殴りつける格闘スキル

『エアタックル』

風を纏って体当たりする格闘系スキル


「それじゃ、次の街へのエリアボスに向かうか!」


「思ったより、私たちのレベル上がらなかっけどね」


「クマっ!!」


シャヤのテイムモンスターのくまごろうが目標としていた、レベル10になったので、準備を整えた2人はステータスを割り振って装備なども整えたのだった。



 ユーマ レベル17 ST 0/54 SP 17/22

HP 55

MP 49

STR 17(+2)

DEF 17(+10)

MAT 17

MRC 17

MDF 17(+10)

DEX 57(+8)

LUK 17


武器 ノーヴィスライフル→ノーヴィスライフル・ナイフカスタム(DEX+3 STR+2)

防具 緑熊のレザーフード(MDF+5)

   緑熊のレザーコート(DEF+5)

   草原狼のレザーグローブ(DEX+5)

   緑熊のレザーボトム(DEF+5)

   緑熊のレザーブーツ(MDF+5)

発動効果

緑熊シリーズ『2部位装備 HP+5』


アクセサリースロット 3/3


-スキル-

 パッシブ

New 銃術(小)

アクティブ

チャージ ロングスコープ ステップショット New パワーショット ニードルショット エアショット 


 シャヤ レベル17 ST 0/54 SP 18/22

HP 38(+13)

MP 61(+8)

STR 17(+5)

DEF 17(+13)

MAT 33(+5)

MRC 31

MDF 17(+26)

DEX 17

LUK 27


武器 ショートログススタッフ(STR 2 MAT 5)

防具 緑熊のレザーフード(MDF+5)

   金緑熊のレザーコート(HP+8 MDF+8)

   緑熊のレザーグローブ(DEF+5)

   金緑熊のレザースカート(DEF+8 MDF+8)

   緑熊のレザーブーツ(MDF+5)

発動パッシブ

緑熊シリーズ『2部位装備 HP+5』

金緑熊シリーズ『2部位装備 MP+8 STR+3』


アクセサリースロット 2/3

1,バディバングル

 バディモンスターの出し入れが出来る


-スキル-

パッシブ

テイム New 法術(小)

アクティブ

New ヒール キュア ミニバリア ツインシャイン チェーンバインド 


くまごろう グリーンベアー レベル10 STP 0/10 スキルの種 0/2


 HP 41

 MP 39

STR 14

DEF 13

MAT 10

MRC 5

MDF 16

DEX 8

LUK 8


アクセサリー 0/1

1,金緑熊の御守り(牙)

 風属性攻撃強化(小)


-スキル-

パッシブ

物理耐性(極小) 魔法耐性(極小)

アクティブ

エアナックル エアタックル




「DEXに振りすぎたか?」


ユーマはレベルアップ時に貰える、ステータスポイントのほとんどを銃のダメージ参照となるDEXにほとんどを注ぎ込んでいた。


「前衛役のくまごろうもいるし、良いんじゃない?」


シャヤは魔法職寄りのステータスを上げており、テイムモンスターであるくまごろうは初期ステータスが防御よりだったので、少し攻撃に多めに振って、あとは防御2種に振った。

テイムモンスターのスキルは特殊で、レベルアップで覚えるスキルにプレイヤーのようにスキルポイントの消費はないが、任意で覚えさせるには、5レベルごとに与えられる『スキルの種』と言うアイテムが必要となる。シャヤのくまごろうはこのスキルの種で防御系のパッシブ2種を取得したのである。初期街のバディショップで売ってる物しか覚えさせられないので、まともなのがなかったというのもある。


「あいつが、この山道を止めているエリアボス……『はぐれトロール』か」


ユーマたち3人はログスの森を抜けて、エリアボスのいる山道入り口まで来ていた。

2人と1匹の視線の先には巨大な棍棒を持ち腰蓑だけをつけた3m弱くらいの巨人がいた。


「見ていても仕方ないし、行きましょうか」


そうシャヤが言うと、くまごろうを先頭にバトルエリアへと足を踏み入れた。


「グギャギャッ!」


バトルエリアに入ると、獲物が来たのを喜んだかのようにはぐれトロールは笑うと棍棒を構えた。


「くまごろう!1発ぶちかましちゃいなさい!『エアタックル』!」


シャヤの命令を聞いたくまごろうは駆け出すと、体の周りに風を纏って、はぐれトロールの足に体当たりをした。


「グガッ!?」


少しだけよろめいたトロールだが、すぐに棍棒をくまごろうに叩きつけようとするが


「『エアショット』!」


ユーマの風の弾丸が振り下ろしている途中の棍棒に当たると小さな風の爆発を起こして、その軌道を変えさせて空振らせる。


「ナイス!『エアナックル』!」


「クマーッ!!」


攻撃を受けなかったのを見ると、シャヤは再びスキルの攻撃命令をする。受けたくまごろうは立ち上がると、拳に風を纏わせてトロールの体を殴りつけた。


「『チャージ』『パワーショット』!」


「ガッ………ギャ!?」


風の拳を受けて怯んだところに、殴りつけるように強化された弾丸がトロールの顔面に当たり、倒れ込む。


「グッ……」


「押さえ込んでくまごろう!『ミニバリア』……『ツインシャイン』!」


起きあがろうとしたところにシャヤが念の為にくまごろうに物理防御アップの魔法をかけると、くまごろうはマウントを取り、シャヤの2本の槍が叩き込まれる。


「ギ、ギャ……」


「『ニードルショット』!」


「グギャ……」


「『エアナックル』!」


「ガガ……」


「『エアショット』!」


「『ツインシャイン』!」


「『パワーショット』」


「『エアナックル』」


起きあがろうとするたびにスキルを叩き込まれたはぐれトロールはボスとは思えないほどあっさりと爆散してポリゴンと化した。


「なんか罪悪感が……」


リンチと化していたことに若干の罪悪感を覚えたユーマだが


「体格の良いテイムモンスターにマウント取られながら、顔面にスキルを容赦なく叩き込まれたらねぇ」


シャヤも苦笑いしながら言う。


「さて、ドロップ品はと……」


『はぐれトロールの牙』

『はぐれトロールの大骨』

『小石の技珠』

『巨大な棍棒』


「あんまり、美味しくない感じか?スキルジェムは嬉しいけど」


「トロールの付けてた、腰蓑なんていらない……」


シャヤはうげぇっとしながら言う。


「ま、まぁ……気を取り直して、次の街に行こうぜ」


次の街は山道を下りて行き、平原の道の先にすでに見えていた。


「あれが、冒険者の街『アドスターの街』


シャヤが街を見て呟く。


アドスターの街……プレイヤーが訪れる2つ目の街となる。ログスの街では様々な設備は紹介されても、その利用は限定的な物で冒険者としての登録も新米冒険者からあげることが出来ない仕様であった。アドスターでは冒険者ランクが解放され、生産系施設も種類が多く開放されている。







「人も多くて活気があるな」


「これは探索しがいがある」


本来、遠距離攻撃用に取ったスキル『ロングスコープ』を駆使して、道中の敵の位置を把握してエンカウントをしないで一気にアドスターの街へと2人は辿り着いた。


「じゃあ、しばらくは独自の探索で良いか?何か手伝って欲しいのが出来たら集まる感じで」


「それで良いよ」


そして2人はパーティーを一旦解散すると、それぞれ歩き出した。


「さて、俺はまずは冒険者の正式登録に行こうかな」


街の中心にある1番目立つ建物が冒険者ギルドとなっているため、登録のために歩き出したユーマ。シャヤは別方向へと走っていったが、目的はおそらくバディショップだろう。





「ようこそ!アドスターの冒険者ギルドへ!」


冒険者ギルドに入ると正面にはカウンターが有り、受付嬢が笑顔で出迎えてくれた。


「冒険者の登録をしたいんですけど」


「はい、ユーマさんですね。ログスの街でのご活躍はお聞きしております!それでは簡単にギルドの説明をさせていただきます!」


冒険者ギルドで解放されるのは大きく3つあり、1つはギルドクエストの解放。プレイヤーには冒険者ランクレベルというものが設定されて、高いランクほど良いクエストが受けられ、クエストをこなすとランクはレベルアップしていく。

2つ目はギルドを通してのプレイヤー間の売買の解放である。モンスター素材や採集素材またはプレイヤーメイドの装備などの販売をすることが可能になる。

3つ目は称号効果の解放。冒険をしていく中で稀に手に入る称号をステータスに設定することが可能になり、称号に応じた効果を得ることができる。


「では、こちらが冒険者カードとなります!ユーマさんの活躍を期待しております!」


そしてユーマはギルドカードを受け取るのだった。

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