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ブラックオパール・キャッツアイ

挿絵(By みてみん)

0.45ct

Lightning Ridge,Fich Co,New Wales,Australia産


Precious Opal(Ver.Black Opal)

Opal-AG

(Aは非晶質 (アモルファス)、

Gはゲルのようなという意味を指す。

 オパールの細かな分類法)

ブラックオパール

和名:蛋白石(黒蛋白石)

硬度:5.5~6.5

分類/グループ:珪酸塩鉱物/シリカグループ

晶系/産状:非晶質/脈状、団塊状、塊状など

化学組成:SiO2 · nH2O

劈開:なし

比重:ブラックは2.10前後

屈折率:1.44~1.47

副屈折率:なし

分散度:不明

蛍光(通常認識):あり

長波蛍光:青白蛍光(燐光あり)

短波蛍光:長波と同じ

条痕:白

主な色:青灰色~黒

多色性:なし

発見年:不明

登録年:不明

発見地:古すぎて不明


エピソード11でも扱いましたが

さらに綺麗な物を入手したので更新。


オパールの中で地色が黒~濃い茶色で

母岩が真っ黒な為一見真っ黒に

游色のあるものを一般的にブラックオパールと呼称し、

オーストラリア・ニューサウスウェールズ州・フィンチ郡・ライトニングリッジで

大々的に産出があり非常に重宝されていた。

過去形にしたのは昨今産出量が激減しており

非常に高騰している物で

他の産地では

アメリカ・ネバダ州やハンガリー、ホンジュラスなどや

昨今話題のエチオピアでも天然未処理のブラックは出る物の

世界需要を満たすほどに流通できるような量ではなく

宝石としてのブラックオパールは

オーストラリア産が唯一の産地とも言っていい状況であった。


上記に書いたホンジュラスの物は砂岩主体のもので

非常に脆い為に補強と黒を強調するために砂糖水に漬けた後

硫酸で焼くという処理が必要で

ネバダ州産はあまりにも採掘量が少なく、

エチオピア産も最初期にほんの少量未処理で黒い物が出はしたものの

世界需要を満たすほどではなく

ハイドロフェーンの性質が強い為と

通常の物は大量に出る為、

ホンジュラス同様酸処理をしやすいのもあって

処理ブラックオパールも多く作成されている。


この処理はオパールそのものに処理がなされるために

地色が真っ黒になるのでオーストラリア産とは

異なる見た目になる。

またオーストラリア産とは違い蛍光しないので

一般人でもUVライトがあれば判別は可能になる。


そのような貴重なブラックオパールは

游色自体が光の干渉によって発現するために

原石段階で見えていても

研磨を施すとどのように発現するか分からず、

なおかつ表面数mm削るだけで游色が消えることもある

非常に繊細なものであり

切ってみるまで分からない博打のような状態の為に

オパールの中では別格とも言える位置づけで扱われ続け

枯渇気味になった昨今はさらに押し上げられた感がある。


そしてそんなブラックオパール単体で見るだけでも

エピソード11に書いたので省略しますが

非常に多くの名称が与えられ

その中の一つ

ローリングフラッシュパターンが

(動きに合わせついてくるフラッシュパターン)

線状に現れるときに

そこでようやくキャッツアイになり

他の石種と違いインクルージョンによるシャトヤンシーではなく

游色のパターンであり稀有な存在。

なおかつファセットが刻まれることが少なく

ほぼカボションにされるオパールの中でも

数百個の中に1個あるかないかという稀少性。


ずっと欲しいと思っていたものの

予算とキャッツアイの見事さが合致するものがなく

10年以上経ってようやく満足のいくものが入手出来ました。


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