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インデイゴライトトルマリン・キャッツアイ

挿絵(By みてみん)

1.885ct

産地不明

日独ソーティング付き

8.62×6.47×4.11mm


Blue Tormaline(Indicolite)

 (elbaite or fluor-elbaite)

トルマリン

和名:電気石

硬度:7.0~7.5

分類/グループ:珪酸塩鉱物/トルマリングループ

晶系/産状:三方晶系/柱状、稀に累退構造

化学組成:Na(Li 1.5Al 1.5)Al6(Si6O18)(BO 3) 3(OH)3(OH)

劈開:1方向に不完全

比重:3.05~3.11

屈折率:1.614~1.666

副屈折率:0.014~0.040

分散度:0.017

蛍光(通常認識):なし

長波蛍光:なし、極稀に弱い蛍光

短波蛍光:なし

条痕:白

主な色:青、青緑、濃青

多色性:なし

発見年:古すぎて不明

承認年:2011年

公開年:2013年


エピソード71でも紹介はしているのですが

さらに綺麗な物を入手したので

再度の紹介です。

今回の物は濃い真っ青な物なのですが

挿絵(By みてみん)

透過させると本当に透明感が強く

トルマリンキャッツアイにありがちな筋があまり見えません

写真では多少写っていますが

肉眼での目視の場合は本当に見えなくて

なのにシャトヤンシーははっきりクッキリで

最上級クラスのインディコライトキャッツアイと言えると思います。


トルマリンの青は鉄(Fe+2)による発色となり

青が濃くなればなるほど暗くなる性質があるため

基本的に綺麗なインディコライトとなると

少し緑が入ったものの方が明るさが出る為に

インディコライト(ブルートルマリン)というと

どちらかというと青緑を想像する方が多い。

ただ最近は歩留まりを無視して色の良さだけに着目し

言い方は悪いですが厚みを減らして薄っぺらいカットにして

真っ青を透過させずに見えるようにした

ファセットルースも増えてきてはいます。


レアストーン図鑑のアクロアイトで少し説明したことですが

インディコライトも基本的には

エルバイト(フッ化エルバイト)です。

ただ文献での確認なので正確かは分かりませんが

必ずしもエルバイトであるとは言い切れないらしい。


随分前にショップさんで見つけてはいたのですが

出店されるミネショになかなか行けず

1年越しでようやく購入できました。


取り置きなどはせず売れたら縁がなかったと

諦めようと思っていたのですが

残っていてくれたので

待っていてくれたのかなあと

招いてまいりました。

石沼界隈ではあるあるなんですが

不思議と石に呼ばれるというか

石が持ち主を選ぶというか

売主目線から言っても

抜群にいい石ですぐ売れてもおかしくないし

手に取る人も多いのになぜか売れずにいるのに

突然探していたんですーってパッと売れるような

不思議な出会いがあったりするのですが

今回のもキャッツアイメイン蒐集者の

私を待っていてくれたのかなあと

うぬぼれたくなるほどですね。


とはいえ一見すると濃すぎる青なので

ほんのり青さは分かる物の黒にしか見えない子なので

パッとこれを手に取る人は少ないのも事実

インディコに関しては見かけの色に騙されず

一旦透過させてみるのをお勧め致します。


ちなみに今回執筆にあたり文献をあさっていた中で

トルマリン自体は日本各地から出ているのですが

大半は真っ黒な鉄電気石や茶色のドラバイトが大半なんですが

藍色と表記されたものが日本でも確認されていました。

ただ・・・発見が1894年と非常に古く

(IMA登録的には1904年)

写真も見つからずその後100年以上日本各地で

トルマリンの産出があるにもかかわらず

青い物は見つかっていないんですよね・・・

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