オレゴンサンストーン・キャッツアイ
オレゴンサンストーン・キャッツアイ
4.55ct
アメリカ・オレゴン州産
SUNSTONE(Labradoraite)
サンストーン(ラブラドライト)
和名:日長石(曹灰長石)
硬度:6.0~6.5
分類:珪酸塩鉱物(複雑な組成の珪酸塩)
晶系:三斜晶系(正長石)/塊状
化学組成:40%NaAlSi3O8+60%CaAl2SiO8
劈開:2方向に完全
比重:2.69~2.72
屈折率:1.560~1.572
蛍光:なし
条痕:白
主な色:無色、ピンク、オレンジ、黄、青緑、青など
多色性:基本なし(黄色透明石に無色:淡黄色の場合あり)
69話で紹介したサンストーン・キャッツアイで
少し話した部分ですが、
通常「サンストーン」と言われる物とは
鉱物学的には種類が異なっており、
通常のサンストーンはオリゴクレースに分類されるが
オレゴンサンストーンはラブラドライトに分類される。
また名前にオレゴンが付いていることでも分かる通り
アメリカのオレゴン州でしか産出しておらず
フェルスパーグループ全体の中でも
産出量が少なく人気も高い。
オレゴンサンストーン自体は、
1971年に発見されていたのですが
採掘量自体が非常に少なく発見当初はそれほど注目されていませんでした。
1980年にアメリカ・オレゴン州中央部、
ポンデローサ鉱山で
道路建設時に国有林の伐採中に大規模鉱床が発見され
十分な量が供給されはじめ、
通常のサンストーンとはキラキラする部分が
異なっている点と
地色自体も通常のサンストーンの暖色系の色味しかない物とは異なり
深紅、緑、オレンジ、ピンク、明るい黄色など
色味に幅があり人気が出始め、
日本では2000年頃からじわじわと浸透し始め、
今となっては「オレサン」と略称でも通じるくらいになっていますね。
写真のキャッツアイは
オーバルのカットのわりにシャトヤンシーが
まっすぐではなく斜めに入っているのが少し残念ですが
はっきりとしたキャッツアイになっていて
オレゴンサンストーン単体として見るだけでも
赤色のインクルージョンが密集している部分と
あまり入っておらず地色のピンクが際立っている部分があり
十分に綺麗なものとなっています。




