バイカラーゾイサイト・キャッツアイ
バイカラー・ゾイサイト
3.61ct
タンザニア産
ZOISITE
ゾイサイト
和名:灰簾石かいれんせきまたは黝簾石ゆうれんせき
硬度:6.0~7.0
分類:珪酸塩鉱物(ソロ珪酸塩)
晶系/産状:斜方晶系/短柱状、長柱状、塊状など
化学組成:Ca2Al3(SiO4)3(OH)
劈開:1方向に完全
比重:3.15~3.38
屈折率:1.685~1.725
副屈折率:0.004~0.008
多色性:三色性(青:紫:帯緑色)
蛍光:長波・短波共に変化なし
条痕:白
主な色:青、青紫、緑、ピンク、極稀に無色など様々
ゾイサイトについては
タンザナイトやカラーレスゾイサイトの項目で
詳しく書きましたので
今回はこの石に関してのみ記載致します。
そもそもこの石に関しては
キャッツアイの記載もなく
正面から石を見ていた際には
まったくシャトヤンシーが見えず、
キャッツアイだとは思っていなかったんですが、
購入後家に帰って再撮影している際に
入っていた石の状態からいうと上側1/3あたりまでのみ
シャトヤンシーが出ていることに気づきました。
この状態で見ていたため
ほぼ半々で綺麗に色分かれてるなーくらいでしか
見ていなかったのですが
最初に載せた写真のように
かなりはっきりとシャトヤンシーが出ており、
なおかつキャッツアイではバイカラーの石の場合
片方の色にだけシャトヤンシーが出る物が多く
まさかこの方向で出るとは考えていなかったのです。
これはバイカラーでもキャッツアイが出やすい
トルマリンでも言える事で
赤:緑の物の場合赤だけ
または緑だけにシャトヤンシーが出る物が多く
両方の色からシャトヤンシーが出る物はそう多くありません。
またそういう物であっても
表記としてはキャッツアイが明記されますので
このバイカラーゾイサイトでも十分にキャッツアイを
名乗ってもいい物だろうと思います。
もう一点追記するとバイカラーゾイサイトの多くは
ファセットされることが多く、
多色性とファセット面の反射で
色がしっかり見えない物も多いんですが
こちらはヒビインクの多さから
ファセットに向かないと判断されたのでしょう。
カボションにされているのと大きさもあって
非常に色が確認しやすいのも良い点と言えます。
次回更新は未定となります。




