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バイカラーピーターサイト・キャッツアイ

挿絵(By みてみん)

バイカラーピーターサイト・キャッツアイ

6.14ct

中国・河南産


PIETERSITE

ピーターサイト

和名:混虎眼石

硬度:7.0

比重:2.65

屈折率:1.54


詳しい情報がなくリーベック閃石を掲載

RIEBECHITE

リーベックアイト

和名:リーベック閃石

硬度:5.0~6.0

分類:珪酸塩(イノ珪酸塩)

晶系/産状:単斜晶系/単柱状、長柱状、繊維状、毛状など

化学組成:Na2(Fe2+,Mg)3Fe3+2Si8O22(OH)2

劈開:1方向に明瞭

比重:3.3~3.4

屈折率:1.54~1.55

蛍光:長波・短波共に変化なし

条痕:灰青色

主な色:暗青色、黒色など


ピーターサイトというのは

褐鉄鉱を含む珪化したリーベックアイトの一種で、

黄褐色と濃青色が入り混じった見た目をしており、

一部では非常に人気のある石。

元のピーターサイトの詳しい情報を載せましたが

鉱物学的にはピーターサイトは

石英と置換しているために

特性としてはクォーツと同等です。


元のリーベックアイトの説明をすると

ナトリウムと鉄のケイ酸塩鉱物で

アンフィボールグループに属しており

条線のある柱状結晶を作ることも多く、

カボッションにした場合シャトヤンシーが出る物も多い。

またこのリーベックアイトが繊維状になっている物は

クロシドライトの別名があり

これは皆さまご存じの「青石綿」と呼ばれる物。


そしてこのピーターサイトなんですが

ピーターサイトと聞くと知らない場合がほとんどですが

実はすでに皆が一度は目にしており

タイガーズアイ(虎眼石)と言えば分かるでしょう。

タイガーズアイというのは酸化された石英と置換したもので、

青いクロシドライトが石英と置換する際に

ほとんど酸化せず元の色をしている場合は

全体青くなるためにホークスアイ(鷹眼石)と呼ばれています。


今回のキャッツアイはタイガーズアイと

レッドタイガーアイが上下で分かれていて

バイカラーになっているので

どちらの名前も使われずにピーターサイトが

付けられていたのだと思います。


最近は滅多に使わないそうですが

今回のような黄色と他の色が混在しているものは

混虎眼石、英名ではゼブラアイと呼ばれることもあったそうですが、

昨今のタイガーズアイは加熱処理して赤色した赤虎、

赤くしたものを酸処理して脱色して黄色くした抜き虎、

脱色したものを染色して赤、緑、紫、青などに

染めた染め虎と多彩に処理があるんですが

染色したものは退色しやすい欠点もあります。

しかしどこのショップであっても

こういう処理タイガーズアイの

処理を明確に記載したところはなく

2~30年前には未処理のタイガーズアイや

ホークスアイ、ウルフアイ(緑)などたまに見かけましたが

現在ではほぼすべてが処理されていて

やたらと明るい色の物しかありません。

未処理の物は全体暗めの青や緑なので

明るい物のほうが見栄えするのは分かるのですが、

比べる為にも未処理の物も置いてほしいとともに

処理の有無を明記してほしいと願っています。

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