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パーガサイト・キャッツアイ

挿絵(By みてみん)

パーガサイト・キャッツアイ

2.87ct

ミャンマー産


Pargasite

パーガサイトまたはパルガサイト

和名:パーガス閃石

硬度:5.0~6.0

分類:珪酸塩(イノ珪酸塩)

晶系/産状:単斜晶系/単柱状、長柱状、針状など

化学組成:NaCa2(Mg4Al)(Si6Al2)O22(OH)2

劈開:1方向に明瞭

比重:3.0~3.2

屈折率:1.630~1.650

副屈折率:0.020

蛍光:長波:変化なし、短波:緑色、青緑など

条痕:白

主な色:薄茶色、茶色、濃緑色、淡緑色、黒など


パーガサイトは辞典や図鑑の掲載も少なく、

知らない人も多い石の一つで、

グループ的にはアンフィボールグループに属し、

分析しないと正確には分からない石となる。

幸い今回のキャッツアイに関しては

ソーティングレポート付で間違いのない物となっている。


鉱物標本としては白い母岩に鮮やかなエメラルドグリーンの

結晶が付いたものが多く出回っているが、

鮮やかな緑の物はヒビが入りやすい性質があるために

ルースでは緑のものは皆無に等しく、

大抵のパーガサイトのルースは赤茶色の物が大半。

赤茶色の物でも滅多に見かけない物となっています。

挿絵(By みてみん)

パーガサイト

0.86ct

マダガスカル・サカラ産

赤茶色の物。

アンフィボール・グループのナトリウム・カルシウムタイプ


パーガサイトの発見は1814年にフィンランドのパーガスで、

名称もこの最初の発見地にちなんでいるが、

現在の主要産地はパキスタンやミャンマー、ベトナムが

主となっていて他にも

カナダやスウェーデン、中国からも発見はされている。

特に人気の緑の物は1990年にパキスタンで発見以降、

各地で報告があがるようにはなっているが、

産出はそれほど多くなく、

知る人ぞ知るコレクター向けの一石と言える。

また非常に稀な事ながら

緑の結晶に赤いスピネルが入っていることもあり、

白い母岩と緑のパーガサイトと赤いスピネルの対比が

素晴らしく鉱物コレクターが血眼になって求める一石となっている。


アンフィボールグループ全体に言える事ですが

透明度の高い高品質なカット向けな結晶が

非常に稀になるため、

ルースになっている物は非常に少なく、

レアストーン好きのコレクター間では

結構有名な石となっています。

ただそういう状況もあり

大半がファセットにされてしまうために

カボッションが皆無となり、

キャッツアイはこの1個しか今まで見たことはなく

非常に珍しい物になってくるかもしれません

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