ペツォッタイト・キャッツアイ
ペツォッタイト・キャッツアイ
0.53ct
マダガスカル産
Pezzottaite
(Raspberyl)
和名:ペツオッタ石、ラズベリル
硬度:7.5~8.0
分類:珪酸塩鉱物(サイクロ珪酸塩)
晶系:三方晶系
化学組成:Cs(Be2Li)Al2Si6O18
劈開:不明瞭
比重:2.97~3.06
屈折率:1.601~1.620
主な色:薄桃色、桃色、薄紫など
2002年にマダガスカルで発見され、
当初はラズベリー色のベリル ということで
「ラズベリル」として名前が仮につけられ
1年間ほど流通していたが、
2003年に新鉱物、
ベリルの亜種として認められたため、
マダガスカルの花崗岩質ペグマタイトの研究をした
フェデリコ・ペツォッタ氏の名前から
ペツォッタイト と命名された。
またこのペツォッタイトと鑑別したのも
ペツォッタ氏本人である。
発見当初はモルガナイトか
薄いレッドベリルかと思われたが、
細かな分析をした結果、
通常のベリルグループと違い
リチウムを含んでおり
晶系もベリルと違い三方晶系であったために
別種の新鉱物だと認定された経緯があります。
今現在もこのペツォッタイトを
ベリルの仲間として扱うか微妙なところで
人によってまちまちではあるが、
私個人としてはベリルの亜種という認識ではあるので
双方ともに間違いではないと思われる。
全体的にインクルージョンを多く含んでいるために
シャトヤンシーを発現する物が多く、
通常のルースを探す方が難しい石の一つ。
タイプ・ロカリティ(原産地)の
マダガスカル産は徐々に採掘量が少なくなっているが
アフガニスタンやミャンマーなどでも採掘されている。
ペツォッタイトには面白い性質があり、
特徴的なピンク色はマンガンイオンに因るものであるが、
高温(450度程度)で2時間加熱すると
ピンク色が消えるが、
ガンマ線を照射すると元の色に戻るようです。
写真の物は0.5ctを超える大きさもあり
なおかつファセットを施された物であるが
しっかりとシャトヤンシーが発現しており
非常に稀有な存在となっている。
このカットを施したカッターさんの談によると
シャトヤンシーを気にしないならば
間違いなくキャラアップになったと思うが
キャッツアイ出そうだったからここまでになったとの事。
ペツォッタイト・キャッツアイ
0.08ct
マダガスカル産




